前回のあらすじ
若洲海浜公園釣り施設に出向いたグリーンとマクレガーT氏とそのファミリー。
マクレガーT氏はボウズの渦から逃れることができるのか…!
前回から読む[ip5_divider style=”dashed” margin_top=”20″ margin_bottom=”20″]
前々から思っていたのですが、握って使うタイプのサビキ餌はコマセカゴが海面に入った瞬間に全て溶けていきます。
これは果たしてアリなのか・・・?
サビキ特有のシャクリなんて不要です。一瞬にして溶けてなくなるのですから。
まあその分大量に濃い濃度のコマセが巻かれるのですから強力なのでしょうが。
(サビキ針に人工エサを付けるなどして対応してみました)
しかし隣で釣っている「男女若者3人夏物語」グループはこちらと同じサビキ餌を使っているのにサッパが爆釣・・・。腕の差でしょうか。
「嘘だ!」
認めません。ポイントの差です。試しにマクレガーT氏を夏物語左端の女性「琴子(26)」のすぐ隣に送り込んでみます。
琴子(26)は同じグループの賢也(29)に好意を抱いています。先ほど賢也にサッパを針から外してもらっている時の目ですぐにわかりました。
しかし同グループのオケイ(25)と賢也が恋仲なのは知っています。
サッパ釣りを通してめまぐるしい展開を見せる恋の行方は・・・!?
と私が勝手に思っています。
そんな琴子の隣で同じ餌、同じ仕掛けでサッパを狙っているマクレガーT氏ですが、なぜか釣れません。やはり腕なのでしょうか。
「嘘だ!」
多分本当にギリギリの場所の差なのです。
ちょうどこちらのポイントの海底には運悪く男子高校生が処理をしきれなくなったポルノグラフィティが大量に不法投棄してあるだけなのです。
ついに2人はポイントを変えます。その他の家族は「東京ゲートブリッジ」に上がって遊んでいます。
移動した場所は釣り施設のそこそこ奥に行ったポイント。
売店のお兄さんが「手前はハゼ、奥に行けば行くほど大物のチャンス!しかしバイト率はそれに伴い反比例していく・・・」という
「男ならどっちをとる?」みたいな決断を迫ってきたため、当然奥に行きます。
早速フッコサイズ(スズキの一歩手前)をゲットしている人を発見!50cmクラスでした。期待が高まります。
やはり落とし込み&サビキで「安パイの釣り」を続けます。
すると私のサビキにサッパがヒット!一匹バラシマましたが二匹ゲットです。これがサビキの醍醐味ですね。
さらに落とし込みにもヒット!しかしセイゴです。
リリースするものなのかどうかさえわからないのでトラウト管理釣り場で鍛えた「即締め」からの「即クーラーボックス」で猫やカモメに付け入る隙を与えません。
マクレガーT氏にも待望のヒット!セイゴです。
ボウズを逃れたマクレガーT氏は子供たちに勇敢な姿を見せたかったのですがそこに家族はいません。
東京ゲートブリッジからサイクリングに移行しています。
連続的に釣れるのはセイゴのみです。
というか周りもセイゴorサッパばかりでした。
根魚が釣れているとの噂も聞いたのですが・・・
合計セイゴ8匹、サッパ2匹です。
とは言っても、快適に釣りができて数が釣れるようなのでファミリー向けの釣り施設なのではないでしょうか。
夕暮れ時、また琴子が賢也にサッパを外してもらっているのを見ました。
オケイはお疲れモードだったのか、先に車に行って休んでいるようです。
賢也「さあ、これだけサッパも釣れたし、そろそろ帰るか。」
琴子「まだだよ。」
「え?もうたくさんだろ。これ以上釣れたら食べきれないよ。」
「まだ。まだ釣ってないでしょ・・・。」
「・・・え?な、何をだよ?・・・」
「釣ってよ・・・。アタシを早く釣り上げてよ!」
「・・・琴子・・・お前・・・?」
「賢也前に言ってたでしょ。好きなタイプを魚に例えるならクエだって・・・。
私なるから!クエになれるよう努力するから!」
「いなしてよ・・・。あなたの恋の駆け引きでアタシを自由自在にいなしてよ!」
「そして散々いなしたあとはあなたの大きなタモでアタシを包み込んでよ!」
・・・・・!!
「いや・・・。でもお前むしろ外道だから。」
といったやりとりが聞こえたような聞こえないような気がする真夏の若洲なのでした・・・。
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