(今回は「みけ」様からの寄稿です)
みなさんこんにちわ。
みけです。
性懲りもなく続きを書こうと思いましたので、寄稿させていただきました。
今回は前回の反省を生かして少しまじめな話をします。
(個人の主観が強いのでノークレームでお願いします)
前回の記事はこちらから
プロ直伝!?「ヴォブ系スプーン」重さの選び方!【みけのスプーン解釈】
みなさんはご存知でしょうか?
名作と呼ばれるスプーン達にも、特に釣れると評判のg数があることを。
同じ名前のスプーンなんだからg数が違っても釣れるだろう?
形が同じなんだから狙うレンジやスピードでg数をかえるんじゃないの?
そう思う方もいるでしょう。
前回の内容を引きずってお話をするならハイバーストも名作スプーンの一つでしょうが、特に優秀だと言われているのはハイバースト1.6g(ハイバイチロク)なのです。
NoAの話を待っていた方。もう少しだけハイバーストの話をさせてください。
ハイバースト1.8gはハイバーストが人気になり、後から追加で作られたg数のスプーン。
0.2gの差でどう変わったのかと言いますと、ハイバースト1.6gをベースに考えてヴォブルを強くし、引き抵抗を高めアピール力を強めに作られています。
これはハイバースト1.6gよりも魚を寄せる力が強いということです。
お気づきの方もいると思いますが、ルアーの力が強すぎるんです。
何事にもバランスは重要で適度なアピール、適度な巻きスピードというものがあります。
1.8gがハマる場面もあるでしょうし、1.8gのほうが反応が良い釣場や季節もあるでしょう。
もちろん放流ファーストやセカンドでの使い勝手は1.8gに軍配があがるでしょう。
しかしニュートラルな魚をやる気にさせたり、放流がない時の釣れ方は1.6gに軍配があがる事が多いのです。
そして放流時、同じハイバーストで比べれば1.8gが優秀ですが、他のスプーンと比べるとどうでしょう?ドーナやシャース、エクシードに勝てるでしょうか?
みなさんが誤解しないように言いますが、決してハイバースト1.8gを使っている方を否定しているわけではありません。
放流特化スプーンではないハイバースト1.8g(放流もこなすスプーン)が放流特化で作られたスプーンと比べられること自体がすでにすごいのですから。
つまり同じスプーンでもg数によって使う場面が違うのです。
なのでメーカーの出している各g数のスプーンが爆発的に釣れる場面がそれぞれにあります。
でもハイバーストで言えば名作は1.6gなのです。
(あくまで個人的主観です。)
最適な巻きスピードをマスターすればみなさんの強力な武器になると思います。
使いやすさでは1.3gと1.8gが上なので、その二つを使用するのも良いと思います。
書いていてこんな記事が需要あるのだろうかと疑問に思っていますが・・・
前回、盛大にフラグをたてているので書かないわけにはいきません。
そう「NoA」です。
管理釣り場で釣りをしていたら、みなさん一度はその名前を聞いた事があるでしょう。
発売当初こそ知られてはいなかったが、ロデオクラフトでNoAの生みの親、森田大さんが全国各地のトーナメントで成績を残し、「どうやら森田さんの使用しているスプーンはNoAと言うらしい」と口コミで広まり今にいたります。
そんなトラウト界の歴史に名を刻んだ「NoA」についての説明です。
まず私の印象から話しますと、思った通りに動いてくれる優等生です。
アングラーからしたら、これほど使いやすい駒はないでしょう。
強めのヴォブルを兼ね備え活性の高い魚を連れてきてくれるのですが、なんと低活性のやる気のない魚にまで効くのです。
はい。みなさんの考えと同じです。
だからあまり書きたくはなかった・・・
なので今回は、まじめなg数の話題から入ったのです。
そう!それもこの為の布石!!
NoAはg数のラインナップが豊富。
みなさんどのNoAを買っていいか悩む事でしょう。
私もそうでした。
だが買物で失敗したくない。
というわけで全力で調べました。
NoA Jr 0.9 1.2 1.4
NoA S 1.0 1.4
NoA 1.5 1.8 2.1
NoA B 2.6 3.5 4.4 5.5
NoA G 8.0 11.0
いくらなんでもこの種類は多すぎる・・・
そんな悩める方に私的なNoAのオススメg数をというわけです。
(よく使う種類というだけで他のg数を使わないわけではありません。)
まずは定番中の定番!
NoA1.8g(ノアテンパチ)
一日の釣りの中で魚の状態を探るのに、パイロットルアーにしている方も多いでしょう。
トーナメントシーンでもワレットに忍ばせているアングラーがもっとも多いであろうルアーがこのNoA1.8g(たぶん)
数々の大会でウイニングルアーになっていることからも名作であることは間違いないg数!
使いどころは朝一のポンドの状況確認や、放流後の魚が落ち着いてきたタイミング、曇ったり、晴れたりと魚のいるレンジが変わった時(レンジ迷子)になった時等に使用します。
トーナメントでは放流ラウンドの次ラウンド開始時に使用する方もいるようです。
続いては!
NoA Jr0.9g(ノアレイキュウ)
ロール主体の動きが多いアンダー1g以下のスプーン、そんな中でもヴォブル系の動きを武器にゆっくりとした動き、小さいシルエットが効く事があります。
魚が早い動きに反応しなくなったタイミング、表層でぼーっと浮いている時、ロールのスプーンに変える前、クランクの投入前の最終確認で使用する事が多いです。
また、NoA1.8gでは攻めずらい表層攻略の主軸にもなるスプーン!
(最近はHunt0.9と0.7を使用しているので使用頻度は下がりました)
私はこの二つをオススメします。
これだけでは少し寂しいので、比較的どこの釣場でも使えるオススメなカラーを少しだけ紹介します。
2014ノブシグネイチャーカラー&ブラウンブラウン
カラー名 「2014 ノブシグネイチャーカラー」写真右
カラー名 「ブラウンブラウン」写真左
この二つのカラーは、放流セカンド、サード、朝一、夕まずめ等に使用頻度の高いカラーで、比較的活性の高い魚を狙う時に使用します。
双方に共通しているのは表に金が入っていて裏が黒系。明滅効果の強いカラーということで、赤金やオレ金の反応が悪くなった時に一番効果を発揮します。
2014ノブカラーについては現在も人気で、年に何度も再生産しているので入手タイミングは多々あると思われます。(地域によって入手難易度は違います。)
ブラウンブラウンについては「吉や」というお店のオリジナルカラーになるのでネット販売等を利用するのが良いと思います。また、ネットと店頭在庫は別で確保されているのでネットで売ってなくてもお店には置いてあるなんてこともあります。なので、近い方は足を運んでみるのも良いと思います。
今回はNoAとハイバーストについて個人的な主観等を書かせていただきましたが、通うフィールドや季節によっても選択は異なると思います。
また、自分だけの使い方などを模索するのも楽しみだと思いましたので、小技、小ネタ等は省略させていただきました。
次の機会があれば、別のスプーンの名作g数なども書くかもしれません。
その時は読んでいただければ幸いです。
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コメント
ノア愛用しています。
使いやすいです。
クセないです。
ただ、限定カラーやオリカラと言ったキワモノは余り使いません〜(・_・;
入手が困難な点と、ロストした時の事を考えると手が出ません…
私が使うのは、メインが2,1g。
モチロン、0.9や3.5も使いますー。
廃番になっている、#37がお気に入り。
もう買えないですが(・_・;
コメントありがとうございます。
ノアすごく使いやすいですよねー!
私もノーマルカラーの単色系はよく使います。
#37は持ってませんが、バス釣りに強い釣具店で意外と残っていますよー。
私は限定カラー等でもロストを気にせず使用しちゃいますねー。
また発売した時に買えばいいや!って気持ちで。
有頂天、HERO、1091あたりは限定と言えるのかわからないほど売ってますし!笑
みけさん。
はじめまして。”ふわとろナイター大使”のうーちゃんです。
興味深い記事、参考になります。同じシリーズでもわずかな重さの違いで性格が違うことはありますよね。
私が愛用しているフォレストのファクターは1.2gより0.9gの方がキビキビ動いてアピールが強いんじゃないか?と思う事があります。サイズ・重さとアピール力は必ずしも比例しないのかなと。
ただの鉄板なのに奥が深いですね。
コメントありがとうございます。
うーちゃんさんはじめまして。
ふわとろナイター大使なんて羨ましい・・・二つ名がもらえるなんて!!
ファクターは1.2gが名作ですよね!!
と、ここでこんな事かいていいんでしょうか?
ファクター1.2gもアピールをあげたい時はMK2SSSにフックを変更して使用しています。
すぐにフックが伸びるのが欠点ですが!
0.9gは使用したことがない為、よくわかりませんが必ずしも比例しないとは思います!
鉄板は大好きなんですが、友人にはいつも釣り負けるのでいつか勝ちたいです( ゚o゚)