以前釣り場のレギュレーション(ルール)についての記事を書きましたが、その中でバーブレスフック(返しなしの針)についても触れました。
バーブ(返し、アゴ)は古来の人間が編み出した大変素晴らしい仕組みです。
しかし同時に危険も伴います。人体にかかってしまった時に容易に外れなくなってしまうからです。
今回はバーブについての話を始め、釣り場における危険とその対処法を考えていきたいと思います。
バーブまで入ってしまい、困ったことになってしまった体験をしたことのある方もいるでしょう。
あれは大変ですね。
自分は対処法を知っていたので事なきを得ましたが、初心者ファミリーであの惨事が起きてしまうとまさに悲劇です。
救急車です。ピーポーピーポーのパリピ状態なのです。
当ブログにも時折登場するファイアファイター(消防士)「マクレガーT」氏も釣り針が刺さって抜けなくなってしまった釣り人からの救急要請を受けたことがあると言います。
自分なら良いでしょう。痛いといっても釣り針が刺さった程度の痛みなので。
しかし子供にその痛みを救急車が到着する、又は病院に到着するまで耐えさせるというのは忍びないものです。
子供は確実に釣りを嫌いになってしまうでしょう。
そのため、バーブまで刺さってしまった時の抜き方を会得しておくことは重要です。まだ知らない方はこちらの記事を読んだり、他の資料を探して早めに会得しておきましょう。
自分は淡水系では管理釣り場での釣りがほとんどです。
管理釣り場では基本的にはバーブレスフックの使用がルールとなっています。
そのため最近考えていることは
「自分のルアー全てバーブレスにしてしまってもいいのではないか」
ということです。
野池でも釣る機会があっても、バーブレスでよいのではないか?
魚をバラす可能性があっても危険性が減るならそのほうが良いのではないか?
ここは葛藤しどころですね。
ブラックバス釣りのプラグ系ルアーではトリプルフックが基本です。
トリプルフックだと針の芯が大変太いです。
バーブまで刺さってしまった場合、恐怖の体験談となることは必至でしょう。
太い芯まで切れるプライヤーやペンチを持っていなかったら動画のような高等技術技にチャレンジしなくてはなりません。
そうでなければその日の釣りは終了となり救急車で運ばれていくことになるでしょう。
私は小心者なので常にそんな恐怖を感じながら釣りをしているのです。
それなら全ての針をバーブレスフックにしてストレスフリーで釣りをした方がましなのではないだろうかと思った訳です。
さらに、トリプルフックの場合、シングルフックよりもバラす可能性は低くなります。
ガッチリホールドです。巷で言われている「だいしゅきホールド」というわけですね。
それで十分なのでは?とも思うわけです。
一番危険性の高いトリプルフックだけバーブレスにするという選択もアリだと思います。
トリプルのうち、2本同時に腕に刺さってしまった時のことを想像して見てください。
目眩です。
考えるだけで目眩がします。それが子供に起きてしまったら卒倒です。
私も共に救急車で運ばれることになるでしょう。もちろん車内のベッドは私が使います。
今回は針についての話でしたが、次回はその他の危険について考えてみます。
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