前回は初めてのファミリーフィッシングにおすすめの場所はトラウト管理釣り場だというお話をしました。
ファミリーフィッシングを始めるならまずはトラウト管理釣り場!そのメリットを徹底解説!
今回は、「じゃあどんなトラウト管理釣り場に行けばいいの?」という話です。
子供や初心者には「レギュレーション(ルール)」が緩い場所。特に「フェザージグ」使用の可否が重要だということは前回お話しました。
しかしネットで調べられるのはそこまで。あとは実際に行ってみないと分からないところがほとんどです。
今回は、ネットで探せる子供や初心者でも釣りやすい釣り場の傾向についてお伝えしていきます。
池の様子
水質がクリア
これは重要です。最重要と言えるでしょう。
水質がクリアだということは魚が見えること。これは釣れる釣れないを関係なくしても子供や初心者にとって重要な点があるのです。
それは、「魚が見える」ということ。
魚が見えるだけでモチベーションは上がります。万が一釣れなくてもすぐに飽きて嫌になってしまう率を下げることが出来るのです。
「食うかな…、食った!あーっ!掛からない!」なんて熱くなることが楽しい。ファミリーで盛り上がること請け合いです。
しかし濁っていて魚が見えない池(マッディウォーター)だとこれが出来ない。
「釣れない…、ひょっとして魚がいないんじゃないのか…!?」
なんて疑心暗鬼になること必至。濁った池でも魚がいることは間違いないのですが、子供や初心者にはどうしても釣れないと感じてしまうのです。
浅いポイント
そしてクリアな池でも特に気にして欲しいのが、「浅さ」です。
底まで見えるくらい浅い池。これが子供や初心者にとってはベストな場所と言えるでしょう。小さなポンドがたくさんある釣り場に多いです。
単純な話なのですが、どんなにクリアでも深い池であれば池の容積は大きい。浅ければ小さいですよね。
それぞれに同じ量の魚を放した場合、どうしてもその池の「魚の密度」は違いますよね。
トラウト管理釣り場というのは「数打ちゃ当たる」的なところがあるゲームです。いかに多くの魚にルアーを見てもらうことが出来るかが釣果に直結します。
同じ場所に投げても、魚の密度が高い池のほうが多くの魚にルアーを見てもらえます。それが釣果や「釣れそうに見える度」に影響するのです。
ネットでトラウト管理釣り場のホームページを見てみると、多くの場合、池の様子が分かります。
そこで水質がクリアなのかマッディなのかを調べることが必須となるのです。(池の浅さはネット上の画像だけで判別するのは難しいですが…)
注意点
同じクリアな水質の釣り場でも、「夏は濁り、冬は澄む」ということ。
夏はどこでも藻が発生するため、他の季節よりも水が濁りがちです。その点は考慮しておきましょう。
初めてのトラウト管理釣り場では「クリア度」を最重要視しているため、一見ファミリーフィッシングに最適と思われる「プールフィッシング」はオススメしません。ほとんどがマッディですから。
手軽さと近さ、「エサ釣り」ではオススメですが、ルアートラウトフィッシングとしては「上級向け」と考えてもらって結構です。初心者がバンバン釣れる釣り場ではありません。レベルが上がってきたらチャレンジしてみましょう。
次に…、
もうありません。
やはり自分が子供を釣れていってもその点だけが気になるところですね。
ネットで調べる項目
ネット調べることは、
トイレや捌き場などの設備
子供向けのサービス
持ち帰り制限
レギュレーション
そして「水質」と「浅さ」です。
しかしネットで調べるのには限界がありますよね。
そこで、関東地方だけですが、私の独断と偏見で「初めてのファミリーフィッシングはこの管理釣り場に行け!」を発表していきたいと思います。
初めてのファミリーフィッシングはこの管理釣り場に行け!
イワナセンター
まずは、関東では1番釣れると評判の群馬県にあるトラウト管理釣り場「イワナセンター」です。
ここは一部の池ではルアーの使用制限がありますが、ほとんどの場所で「フェザージグの使用OK」。そしてクリアで浅い池がほとんどなので子供や初心者が釣るには最適です。
注意点は「持ち帰り制限」と「釣り場の狭さ・混雑度」。
持ち帰り制限についてはオーバーすると追加料金を取られます。ここは「一発オーバー」という大変危険なこともありますので十分に注意してください。今は追加料金もリーズナブルになっていますね。
【参考記事】
イワナセンターで天国と地獄!厳しい持ち帰り制限に貧乏人は完膚なきまでに叩きつぶされる!
そして釣り場が狭いため、土日の混雑っぷりはなかなかのもの。覚悟しましょう。
それを除けばトップクラスの釣りやすさとなっている管理釣り場なのでオススメとなっています。
308club
そして栃木県の「308club」。ここもオススメです。
ここは「リリース池」に注目です。
リリース池の設置は時期によりますが、メインポンドではない、小さなサブポンドのリリース(持ち帰りできない)専用ポンドの釣りやすさには目を見張ります。
メインポンドで釣れなかったらリリースポンドで釣ってみる。それだけで充実した一日が過ごせるはずです。
【参考記事】
308クラブの爆釣ポイントはここだ!子供でも釣れる簡単池が不人気な理由は?
リリースポンドは気付かない人も多い小さなポンドなのでスタッフさんに聞いてみてください。308clubのスタッフさんは親切なので気軽に質問できると思います。
リヴァスポット早戸
神奈川県にある「リヴァスポット早戸」。ここもオススメです。
ここは釣りだけでなくバーベキューや食事処でもファミリーで楽しめる場所です。
その上子供や初心者でも数釣ることができるため、当然土日は混雑してしまいます。
しかしこのリヴァスポット早戸はクリアで浅くて小さなポイントが点在しているというスタイルの釣り場(ルアーエリア。エサ釣りエリアもあります。)。釣り人が移動する頻度も高いため、空いているポイントを探しながら釣りをしてみましょう。
その他、群馬県の「赤久縄」、栃木県の「キングフィッシャー」なども「浅くてクリアで魚密度が高い」をクリアーしていますのでオススメですね。
赤久縄(あかぐな)はハコスチのいる秘境型管理釣り場!【レギュレーション・料金・場所・詳細】
キングフィッシャー釣り場案内【ポンド・レギュレーション・細かすぎる設備紹介】
「関東管釣りデータベース」でもファミリーフィッシングに向いているかを観点にして関東のトラウト管理釣り場を数多く紹介していますのでご参照ください。
宣伝
先ほどご紹介した、「イワナセンター」や「308clubのリリース池」をはじめ、クリアで浅いポイントで数多くの爆釣実績を残しているのが人間失格系ルアー「カラコンシリーズ」。
爆釣ルアー「桃色カラコンZ」販売開始!ついにあのヤバいルアーが手に入る!
ミルキーシリーズ朝霞に立つ!白系が釣れるという仮説は立証されるのか!?
こちらから販売してますのでどうしても釣りたい方はご持参ください!
カラコンルアー販売ページへ
PVを増やすにはまずブログ村から!応援お願いします!
にほんブログ村
コメント
グリーン様
状況によって取れる選択肢が多い釣り場は、子供が飽きるリスクが少なくていいですね。
先日の小菅トラウトガーデンでの子供の動きは、
スプーン→反則系→失格系→クランク→失格系→失格系→失格系
暗黒面に引き寄せられてしまったようです。
子供は、桃色カラコンZがお気に入りみたいですね。
浅くてクリア。浅いと溺れるリスクが少ないので、
その分、親も楽しめる時間も増えて色々とメリットがあって良い感じです。
小菅では好調のようですね。やはりクリアで浅いポンドだと絶対の釣果があるようです。うちの子ももはやカラコンルアーの使い手です。
問題はマッディ。マッディは活路が見出せません。うまい人が使うと釣れるのでしょうか…?
グリーン様
川場キングダムは?とか思いましたが、あそこはフェザーダメですもんね。
さらにカラコンZが効きにくい釣り場ですね・・・。
子どもに釣らせるのはあまり向いていない?
(ペレットタイムは釣れますけどね)
・・・家族が飽きずに待っては居られますけど。
自分なら小菅トラウトガーデンですかねぇ?
あそこはレギュレーション緩いし、時間券もあるのでボウズのダメージが少ないですしね。
それに、小菅は「無欲の勝利」が効きやすいんですよ!
自分みたいに甲斐サーモン!って狙っているより子どもが無欲でリール巻いているときのほうが釣れたりしますね…。
今度娘と行こうかな…。
川場キングダムは難しいですね…!しかし1時間で11匹釣ったという縦釣りマスターもいらっしゃいました。鬼カラコンマスターですね。
小さい子でも実釣済みですよ。うちの子(4歳)はカラコンルアーで釣れてますからね!(完全向こう合わせ)
以前もどこぞに書いた気がしますが、308は本当に良い所です
関東のトラウト管釣り数あれど、あそこほどお客に釣らせようとする管理人さんはいないと思います
全体的に不発だと現在言われている、今シーズンの栃木県の釣り場の中でも、比較的状態は良いと聞きます
かく言う私、シーズン入りから一通り釣り歩いてきましたが今年は本当にどこもキツイ
なら山がこれほど魚影薄いなんぞ、ここ10年ぐらいで初めてでしたわ・・・
308は良いところでしたね!リリース池は爆釣でしたし。
「売れてる管釣りのスタッフは天狗」の法則がありますから308やアルクス、川場キングダムのように親切な釣り場が増えていくことを願います!
こんにちは いつも楽しく笑いながら拝見させて頂いております。
家族で釣りに適した場所を探しておりました。
ファミリーの場合、釣らない人への入場料もありますね。
場所によっては釣り人以外は入場禁止や、入るならば釣り券が必要で釣らないけど竿だけもっている女性や子供さんを見る事あります^^:
リヴァスポット早戸も水が綺麗で、魚のコンディションも良くて良いですよね~
短所は足場がゴロ石でやや悪い事、ルアーを落とすと隙間に落ちて見つからない。
どこでもそうですが、フライやテンカラの振りが後ろにきたり、ややマナー面の問題がある点でしょうか。
その宮ケ瀬ダムの下の漁協管理のフィッシングフィールド中津川は、釣らない人も入場料で中に入れるみたいで、場合によっては竿一本を交代で使っても良いと言われることもあるそうです。(詳細は確認)
中津川自体も綺麗で泳げ、鮎やヤマメ、カジカなどいますし、無料駐車場が多く、漁協対岸の運動公園にはテントも貼れるスペースがあり便利です。(ダムの放水時は警報が流れます)
東京だと、秋川国際鱒釣り場や、高尾山のすぐ北側にある浅川国際鱒釣り場は魚も綺麗で美味しく、スタッフの方も親切でいいですね。奥多摩も皆さん親切ですが、レベルは少し上がるかもです。
釣り堀ですが青梅のヤマメの牧場や、八王子市恩方の陣馬山の近くの辻野養魚場は、曜日限定ですがBBQも出来、釣った分だけ買い取りで、親切で良いです。
奥多摩ヤマメも販売あるそうです。
あと、奈良子釣りセンターのFaceBookでは、食堂で話題のブランド鱒が食べられるとかありました。
ファミリーフィッシングの宿命、「子供が複数いた時に下の子は釣りをするのに明らかに小さくてできないけど釣り券を買わなければいけない釣り場」の葛藤ですね。
しかしこの点については親切な釣り場も増えており、「黙認」という手段を取ってくれるところもありますね。HPに「黙認釣り場」と書いておいてくれると助かります。
BBQでのニジマスを食べることにより旨さが3倍増しになるので子がニジマス好きになる可能性が高められますね!