さあ、いよいよ実戦です。
グリーン、アリゲーターガーM氏、モーセK師の3人は栃木県宇都宮市にある「増井養魚場」に降り立ちました。
いきなり期待させる魚影です。カケアガリになっているので岸からは離れたところに魚影が集まっていました。水温が高くなってくると岸際にも魚が寄りついてくるようでした。
朝一での私のローテーションは、当然「ぐるぐるX」、「セニョールトルネード」、「Xスティック」の「反則ヘビーローテーション」です。
ちなみに「朝一」と言いましたが、終始このローテーションです。もとい、「ふわとろ」が入りました。
しかし渋い。反則系ヘビーローテーションで反応がないとなると早くも手が出ません。
お手上げです。開始30分でのお手上げがでました。
そこに朝の放流!中にはたんまりのヤシオマス達が…!?いるかは全くわかりません。トップシークレットですね。
「全てを解き放つのだ!増井養魚場!」
と心の中でドラクエの「凍てつく波動」を頭に思い浮かべていたグリーンに初ヒット!
やはりぐるぐる信仰は変わりません。
今回は、先日タックルベリーで108円で購入した中古リール、TIGAの「ARGOSS800」のデビュー戦です。
現在は二代目が出ています。ロングセラーという訳ですね。
ダイソーで買った200mの1号ラインも調子よく、快調に釣り上げていきます。
ロッドはタックルベリーで1290円で購入した中古のウルトラライトロッド「トラウトマスター(鱒博士)」を使用しています。
一歩間違えればレンタルタックルよりも安いんじゃないかという「1500円タックル」でも釣れるという証明が出来ました。
「釣りは道具やない!腕でもない!執念、勝利への執念やーーー!!」という何の根拠もないアピールで今日もまた部員数を着実に増やしていきます。
七時半から始めて3時間が過ぎた頃、恒例の「地団駄を踏もうが何しようが釣れないタイム」通称「JT」が訪れました。
こうなったら何をしても無駄。投網ぐらいでしか魚を得ることは出来ないでしょう。
ここがチャンス!とアリゲーターガーM氏とモーセK師を宇都宮餃子に誘うものの拒否されます。
アリゲーターガーM氏「何をしに来てるんだ!釣りや!釣りゴルファー猿や!」
ごもっともです。
モーセK師「あの小屋でカップラーメン食おう!うひょー!」
モーセK師は年甲斐もなく(70歳)カップラーメンが大好きなのです。
私の大好きな丸亀製麺に誘おうにも、「丸亀製麺で食べるならカップラーメンがいい。」というぐらいのカップ麺狂。
増井養魚場の受付小屋でカップラーメンが食べられることを知ったモーセK師をもはや誰も止められないでしょう。
二人の意見が合致した先は受付小屋。カップスター祭りです。
醤油と味噌を2個食いするという部活帰りの高校生にありがちの痛い行為で腹を満たした三人。
時間を惜しんですぐに釣りに戻りました。
後半はやや調子が下がりました。やはり放流後2時間までが一番釣れていました。
後半はポツポツという感じですが何とか食材(トラウト)を集めていきます。
反則系ヘビーローテーションでの一番の釣果は「セニョールトルネード(イエローでした。)」
今回はぐるぐるXがそれほど活躍しませんでしたが、セニョールトルネードがそれを補います。
三人のポイントが悪くなってきたと判断し、私は引き止める二人の手を振りほどいて、「セニョール放浪の旅」に出掛けました。
時には一人で旅に出なくてはならないこともあるのです。それが真の「反則トラウトハンター」なのです。
ラインが絡まってすぐに帰ってきました。
それでもセニョールを使って立て続けに三匹釣れたので、やはりトラウトルアー界の孫悟空の座は揺るがないでしょう。
三時半終了としました。
私はセニョールトルネード6、ぐるぐるX3、ふわとろ1の計10匹。
アリゲーターガーM氏は色んな物で7匹。
モーセK師はよく分からない物で5匹でした。
オール反則系を使えば1500円のタックルでも二桁釣れるという「悪い見本」ですね。
「よし!増井養魚場を攻略したぞ!」
こうして全ての食料(トラウト)を洗い場でさばき、晩御飯の準備を万全にした三人は、
「次回はカレー味にしような。」
と次の戦いへの心構えを確認し合ったのでした・・・
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