「子供に爆釣させたい」。そう思ったら「イワナセンター」ですよね。
しかし冬の群馬県沼田エリア。
スキースポットです。
雪の予報となっているため、貧しくてスタッドレスタイヤを持っていない私には侵入不可。もはや結界です。
子供に一度イワナセンターで爆釣を味あわせてあげたかったのですが、それは叶わぬ夢となりました。暖かくなるまで待ちましょう。
それではどこに行くか。
それほど寒くないけど釣れる釣り場。子供を冬に釣りに釣れていくことは容易ではありません。
「寒い所は絶対にダメ」。うちの嫁の許可が降りません。
栃木県にしましょう。群馬県ほど山地ではなく、なおかつ管理釣り場のメッカでもあります。
「上州は、カカア天下と空っ風が吹くことを内緒にして子供を釣りに連れ出す。」とはよく言ったものです。
「栃木市総合運動公園フィッシングフィールド」。ここは以前から注目していました。
何せ先日行われた「プアーカップ」でトラウト部門No.1のデカさを誇ったヤシオマスがここで釣れたということですから。
第1回プアーカップ優勝者決定!!大会を制した第1位の魚は〇〇だ!!
憧れのヤシオマス。一流ブランドマスです。
ピンと来ない方のために、ヤシオマスを他のブランドに置き換えてみましょう。
車で言えば「TOYOTA」。バッグで言えば「エルメス」でしょう。
カップ麺で言えば「日清」。駄菓子で言えば「菓道」です。ピンときましたね。
そんな憧れのブランドマス「ヤシオマス」が釣れるプールなんてそうはありません。いや、ここぐらいではないでしょうか。
8:30。栃木総合運動公園にたどり着きました。プールを見てみると数名がすでに陣取っています。
エリアはかなり小さいので入れるか不安だったのですが、朝一なら休日でも全然余裕でした。午後からはかなり混雑していましたが。
プール中央の噴水エリアに入りました。「良く分からない場合は噴水」。日本人釣り師特有の「ストラクチャーコンプレックス」ですね。
まずは〇〇。もう三択ぐらいになってきました。皆さんもこの引き出しの少なさは読めていますね。
セニョールトルネードかギョロ目かふわとろですよね。正解です。
その中から、パイロットルアー&スレた時に投げるルアー&いつでも投げるルアーの「セニョールトルネード」赤をチョイスです。
グラッシーの緑とのコーディネートがとってもオシャレですね。
このプールの水質はクリア。プールフィッシングではあり得ないほどのクリア度です。
いや、HPで見たほどのクリア度ではないことははっきりとお伝えしておきましょう。「え?こんなにクリアならわざわざ山奥に行かなくてもいいじゃん!」と期待しすぎてしまった私のような人がこれ以上増えないことを切に望んでいますから。
(シーズン開始時はホントにクリアなそうです。)
しかしクリアなことは本当。水面が青ではなく「緑」なだけですから。当然魚が丸見えになっているのでルアーへの反応も手に取るように分かります。
「お、追ってこないのが手に取るように分かる…!!」
なんとセニョールトルネードを追いかけて来ないのです。何投も投げて確認しました。
なんて言うかその、「待ってよ-、もぅ…。」ぐらいの簡単な諦め方をするのです。ここのプールのトラウトの特徴なのでしょうか。
鬼ごっこで言うと、「クラス1のスピードを誇るヤツへの足が遅いオニ」の対応です。絶対に無理だというのを追いかける前から確信してしまっているのです。
これは困った。早くも絶望の淵に立たされました。
救世主ふわとろ、バービー大先輩も不発です。何かがおかしい…
ここを主戦場としている人には全くおかしくないのかもしれませんが、私にとってはおかしいのです。
1時間ルアーを投げてみての感想。「巻き系の反応が弱すぎる」です。
セニョールからバービーまで。私が今まで行ってきた管理釣り場では、釣れなくもバイトはあるもの。バイトすらなくとも追いかけてくる姿は確認できます。
マッディな水ではその確認すら出来ないからモチベーションが保てないのです。
「クリアだから追ってすら来ないのが鮮明に分かる」。初めての体験です。
釣れないのが手に取るようにわかるのも厳しいものです。「そこに魚が居なかったから」という言い訳が通用しないのです。
深すぎる…、深すぎるぜ管理釣り場!
「管理釣り場ファイター哲夫」というマンガがあれば、主人公の哲夫は巧みな技を駆使して相棒の修行僧「連夜 坊主」と共にヤシオマスを釣り上げようと奮闘するのでしょうが私には無理です。
だってそんなマンガありませんから。
「もう終わりだ…」。世紀末が訪れました。世紀末覇者拳王が世界を支配し始めたのです。
そんな絶望の世界で、まだ諦めていないレジスタンスが声を上げました。
「釣れた…!」
続く・・・
栃木市プールフィッシングでボウズの危機!フェザージグを駆使して一匹を掴め!
PVを増やすにはまずブログ村から!応援お願いします!
にほんブログ村
コメント
なんか川越のガン無視状態を思い出します。
そこからのヒット!
素晴らしいです、次回記事楽しみにしてます。
いやー、難しいです!さすが管釣りのメッカ栃木県!
しかしヒットしたのは果たして誰でしょう…?
グリーン様
栃木市プール・・・。見えるだけに追ってもくれないと絶望しますよね。
私はそんな状況の場合は両端でミノーの練習です。(両端は色物が多いのです)
しかも今期は水温が高くて濁りが早いみたいです。
それでも同僚からは、他のプールに比べれば全然クリアと言われました。
う~ん!誰が釣ったのか次回が待ち遠しい!
最初に両端をとらなかったことを後悔しています。
やはり常連の方は端をとっていましたからね!
でもプールであれだけクリアというのはすごいと思いますよ!
グリーン様
プールは少しでも斜めに投げなきゃ駄目なんです。
巻きの距離が短いと「あっ、壁じゃん!」って感じで追うのを止めてしまうのです。
プールで混んでいて巻き距離が短い場合は縦かボトムに徹すると良いですよ。
ミノーも見切られる前にルアーチェンジしまくりながら勝負してます。
壁か!なるほど、壁が近いのを魚も分かっているのですね!初めて気付きました。ブルーの壁は目立ちますしね。
栃木プール、奥が深いぞ!
管釣り始めてちょうど1年のものです!
いつも・・・
めちゃくちゃ楽しく読ませていただいてます♪
昔の記事も面白くて読み返してます!
プールフィッシングはやったことがないのですが、そんなに横への反応が悪いんですね!
栃木のキングフィッシャーや茨城の水戸南フィッシングエリア4号池あたりはクリアで面白いですよー!
あまり茨城には遠征に来てないようなので残念です
ご覧頂きありがとうございます!過去の記事も読んでいただいているとはかなりのマニアですね。「貧釣りマニア」です。
茨城県は「管釣り不毛の地」と勝手に決めつけていたのですが良いところがあるんですね!ぜひ行ってみたいと思います!他にも茨城でお薦めのところがあれば教えてください!
お返事ありがとうございます!
その独特の言い回しがツボで仕事の合間に読ませていただいてます♪
「管釣り不毛の地」なんであまり良いところはありませんが・・・
友部にあるレイクユザキは、土日または日曜に放流があるのですが、放流魚の水槽がなく放流魚が水になじむまでに時間がかかります。釣れません。
入口から入って対岸、真ん中ちょい左側にやる気のあるお魚が集まるポイントがあります。
魚が水に馴染む火曜あたりがよく釣れるので平日がおすすめです!
サイズは25~65くらいのがいます。
水戸南は4号(数釣クリア池)5号(大物濁り池)6号(数釣濁り池)って感じですねー!私は4、6号池で良く遊んでます♪
たしか2月にタグフィッシュイベントなどもあります♪
調子がよければ巻きだけでも80~120くらい釣れる日もありました。(去シーズン)
今シーズン(去年の12月~今年の1月)は1日50~80くらいのペースです。
高萩ふれあいの里はヤマメ、イワナ池やイトウ池などでわかれています。
ブログを見ると結構大物が釣れてます!
一度だけしか行ったことはありませんが、そこそこ釣れました!
水質はクリアで魚の量は多いです♪
長くなってしまったので続きはまたの機会に!
いやー、たくさんお勧めがあるんですね!
茨城興味が湧きました!
去年の群馬遠征編が終了し、今年は栃木遠征編です。来年辺りは茨城編になるかもしれませんのでその時はご意見を伺うかもしれません!