前回のあらすじ
一匹も釣れないよ。どうしたのかな?
葉っぱルアーの威力とは!?怪しげな新開発ルアーで実戦に挑む!
あと残り30分。最後の水龍タイムです。
しかし実際本日1番反応があるのは水龍。釣れる可能性があるとしたらもう水龍しかありません。とにかく作った水龍をとっかえひっかえ投げまくります。
疑問なのがこの赤ワイヤーを施した水龍。浮力があり、スローリトリーブにも対応できます。
しかし1回もバイトがない。バイトどころか追ってくるのも見られなかった気がします。
赤芯というのがまだまだトラウトに受け入れられていないのでしょうか。
さらに青水龍も反応無し。
これは私の自作セニョールトルネードにも言えることなのですが、このカラーには不思議と食いつかないのです。何故だかサッパリ分かりませんが。このカラーはボツとします。
1番反応があったイエロー水龍に戻します。
このイエロー水龍の特徴は「重いこと」。遠投できるボディを生かしガラガラの2号池の端まで飛ばします。距離を稼ぐ(しかない)というわけですね。
するとヒット!今度こそは釣り上げたい!
魚の抵抗を楽しむこともなく、ランディングネットを手にすることもなく陸にぶち上げます。
やりました!水龍第一号のトラウトです!
いやー、やりましたね。自作新開発ルアーで釣れたのはこれが始めてです。
今まで釣れなかったのが不思議なくらいですね。
画像が無い?
当然です。興奮と焦りが極限に達していましたから。
まだ時間はある!ピンク投入!
本日わりかし反応が良かったピンク水龍を投入します。
先ほどの青水龍と比較すると断然ピンクカラーが強いです。これは自作セニョールトルネードも同様の現象です。
自作セニョールトルネードを作る方は、まずピンクとイエローから初めてみたほうが無難かも知れません。
すると何投かでまたヒット!
ガッチリ掛かってるようです。
今度はランディングネットを用意して構えます。
するとまたもバレた!なぜ、何故だーーー!!
激闘後のひん曲がったボディを見てみると、なんとハリがない!!
ハリごと持っていかれてしまいました。バーブレスなので何かの拍子に抜けてくれることを願います。
そこでようやく気付いたのがこの言葉。水龍制作の記事に寄せられた読者様からのコメントです。
「スプリットリングを使っていないからバラしやすいのでは?」
そうか、このことだったんだ!
言われてみればスプリットリングを使っていない「スナップオン」タイプのフックは「遊びが少ない」。うまく言えませんがフックの「可動域が狭い」んですね。
私のイエロー水龍とピンク水龍はスナップオンフックを使っていました。取り付けるとき楽だからです。
バラシが何となく多いと思っていたのもこれが理由だったのでしょう。コメントをくれたta様はこのことが既に分かっていたのですね。さすがです。
敢えなくタイムアップ。私は水龍イエローでの1匹、モーセK師はセニョールトルネードイエローでの2匹。残念な結果でしたが非常に勉強になりました。
さあ、どうするか…
一匹持って帰ってもママ友に振る舞うには足りません。昨日息子が釣ったのが一匹保険でとってありますがそれでも2匹。家族が食べる分はありません。
・・・・・
「あのー、一匹300円で売ってくれませんか?」
何とモーセK師に売買の話を持ちかけます。
「トラウトと管理釣り場の安全と秩序を守るための法律」、通称「ト安法」では管理釣り場におけるトラウトの個人売買は固く禁止されているはずです。そうでしたよね?そんなことが許されるのであれば私だってすでに他人様が釣ったヤシオマスを2000円で購入しているでしょう。
しかし今回は、ニジマスの味を一般に広めるための善意ある行動。ト安法の第16条2項の「ニジマスの味普及のための適用除外項目」により合法的なはずです。
これで手に入ったのは30クラスのニジマス都合3匹。ママ友達にもふるまえます。
最近イチオシなのが「ニジマスのオリーブ揚げ」ダサく言うと「オリーブオイルでのから揚げ」です。
今回はこれでニジマスの味を普及します。
片栗粉とオリーブオイルだけでできる簡単料理。仕上げは塩コショウでも振っておきましょう。
オリーブオイルはドンキホーテで売っていた激安ボトルオイルです。揚げ物に使うのにはこのぐらいの粗悪品で充分ですね。
私のいたいけな調理の努力っぷりを見ていたからか、ママ友勢には大好評でした。これでなんとか使命は果たせましたね。
しかし前から気になっていたのが「腹骨の使い途」。捨てるのは勿体ないですよね。
後で悲しくひっそり私が食べようと思っていたのですが、二度揚げにしたら子供でも平気で食べられました。カルシウムも摂れてお得ですね。
料理は成功しましたが、釣りの面では「水龍で一匹」は大敗北にあたりますね。欠点を克服した水龍に乞うご期待!!
にほんブログ村 「このブログを日本一にしてやる!」と思ったアナタ。投票お願いします!
コメント
水龍にてgetおめでとうございます!
やはりバラしが多いのはそれ原因だったのですね….可動域が狭いとトラウトが動いた時にリリーサーがかかった状態のように外れてしまいやすいと思います。暴れずにまっすぐぶっこ抜くなら外れないとは思いますが朝霞の魚は元気ありますからねww
次の水龍はスプリット+スプリット+フックでバラさないモデルとして発売しましょう!
スプリット×2といった方法もあるのですね。まだまだ改良の余地はありそうです。
水龍アドバイザーとしてご協力お願いします!