スーパーで割引された刺身の美味しさを復活させてしまう超簡単手順とは!
夕方になるとスーパーの鮮魚売り場には「30%引き」や「50%引き」などと表示されたシールが貼られた刺身パックが並びますね。
しかし、割引された刺身というのは「鮮度が落ちている」という場合が多いです。鮮度が落ちていなければ割引する理由がありませんから。
今回は、こんな鮮度が落ちた刺身でも美味しさを復活させる超簡単な魔法のテクニックをご紹介します。
これは知らなかった人には目からウロコ、すでに知っている人には「ふーん」という極上のテクニック。しかしあまり魚を取り扱わないという主婦の方のほとんどが知らないテクだと思います。
逆に知らなかった場合、最悪割引されていない定価の刺身を割引された刺身より不味く召し上がってしまっている危険性もあります。鮮魚を食べるためには必須のテクニックなので今のうちに習得してしまいましょう。
刺身の美味しさを復活させるためには「水分を取る」!たったそれだけ!
ではその魔法のテクニックをお教えいたしましょう。それは…、
水分を取る。以上。
・・・・・
開いた口が塞がらないでしょう。しかしこれが鮮魚を生で美味しく食べるためには最も重要と言って良いのです。
水分と言っても、ただ単に洗った水を取るということではありません。「魚の内部から出た水分を取る」ということです。
魚の内部から出た水分。これを通は「ドリップ」と言います。
よく刺身を購入すると、パックの下部にスポンジのような物が入っていますよね。そしてそのスポンジはマグロの場合だったりすると赤みを帯びていることが多いです。
それは「スポンジがドリップを吸い込んでいる」からです。
刺身のパックにスポンジを入れておかないとドリップでベチャベチャになっしまうので見てくれも悪くなってしまいます。もちろん味も悪くなります。
しかしこのドリップ。スポンジだけでは全然取りきれません。身の下部だけでなく、身の上部や側部からも出ていますから。
そこでそのドリップを取りきってしまえば見た目も味も格段に良くなります。逆に言えばドリップを取りきらずにそのままパックの刺身を食べてしまうのは大変もったいないことなのです。
ドリップを取る作業は10秒で終わる!?キッチンペーパーで包むだけ!
ではそのドリップを取る方法をお伝えします。
それは…、「キッチンペーパーで包んで吸い取る」、以上です。
キッチンペーパーで身を包んで水分を取るだけですから作業自体は10秒位で終わります。しかしこの10秒をやるとやらないのでは刺身の味が格段に違います。
魚の身の中にある水分がドリップとして表面に出てくる。そのドリップをキッチンペーパーに染み込ませて取る。これで食味、臭みが格段に変わるのです。
注意点は2つ!
注意点としては2つあります。まずは、
「ドリップを取った後に身を洗わないこと」。せっかくドリップを取って締まった身を完成させたのですからこれを水道水で洗い流してはいけません。
そして、もう一つは刺身を購入する場合はできるだけ冊が良いということです。
切身になった状態でパックされた刺身だとどうしてもドリップを取るのが面倒臭くなります。特にアジの切身などは小さくて全てをキッチンペーパーに包むなんてできません。
その場合は「上や下から」または「全体」をキッチンペーパーで包んで出来るだけ取ることで構いません。これでもやらないよりは全然違います。
ドリップを取っただけで味に雲泥の差!お得に購入してフードロス問題にも貢献しよう!
以上、スーパーなどで割引された刺身を美味しく食べるテクニックでした。
しかしこの方法なら割引された刺身でも十分美味しく食べられます。ということは…、
フードロスを減らすことに貢献できる…!!
やりましたね。お得に購入できた上で家庭でのSDGsの取り組みができる。アナタが社会派主婦としてワイドショーのコメンテーター席に座るのも時間の問題です。
さあ、この手法で割引された刺身の立場を見返してやろう!安いのは正義だ!!
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コメント
おっ! わたしも朝霞産の虹鱒の刺身を解凍した時にいつも使っている技ではないですか。まさか半額の刺身にも使えるとは知りませんでした。
まさに目から鱗・・・(ニジマスなので細かいのがボロボロ取れました。)
解凍時にもやはりキッチンペーパーは活躍ですね。
ドリップを取ることも知らずにパンやクッキーを焼いていては駄目なんです…!ドリップを取ることを知ってからカルパッチョやアクアパッツァをやらなくてはいけないんだぁーっ!!