さあ、最近はめっきり縦釣りが多くなってきた私ですが、縦釣りを覚えたい目的の一つに、「初心者・子供に釣らせたい」というものがあります。
初めに、いや今も反則系ルアーに手を染めているのも元々はうちの子供や子供の友達に釣らせたいという目的からでした。
セニョールトルネードやぐるぐるXのような反則系ルアーは基本「巻くだけ」です。その気になれば小学一年生でも可能です。
うちの子は小3になり、釣果を重ねてきたこともあるため、「技術的な釣り」に移ってももうよいのではないかと思いました。
しかし縦釣りは難しい。極めれば極めるほどとかではなく、最初から難しい。子供にやらせるなんて困難を極めるでしょう。
そのため、初心者でも子供でもその日にいきなりできる縦釣りの方法を模索することとしました。
まず始めに「表層シェイク」。ルアーが着水したと同時に始めるアピールアクションです。
これが難しい。90cm足らずのバーティカルプロミニでも難しいのですから他のロッドなんて使ったら子供には無理です。
これを思い切って「なし」にします。
ルアーをキャストしたらそのまま沈ませるだけ。リールのベールを閉じて糸フケを取る作業だけにします。これなら簡単ですね。
そしてラインのテンションは「ほどほどに」。子供や初心者が常に張ることを意識してしまうとルアーが横に動きがちになります。私がそうですから。
「巻きフォール」と言えどもほとんど巻かずに落とし込んでいきます。糸フケさえ取れれば良いです。
ラインは少しくらいたるんでたってヘッチャラ。CHA-LA HEAD-CHA‐LAです。
そしてとにかくステイの時間を多くとる。浅場では特に。
自分の中ではボトムにステイ(置いておく)させてるときのアタリも結構あります。浅場であればあるほどすぐに巻き上げずそのまま放っておくのが効果的と見ました。
「アタリを全て取る」必要はありません。ただでさえアタリが多いのですから微妙なバイトは逃してしまってもヘッチャラでいきましょう。CHA-LA HEAD-CHA‐LAです。
そして巻き上げですが、ここには特に期待しません。ロッドを縦めにして巻き上げる。この瞬間に食いつけば、「釣れるときは釣れる、バラすときはバラす。」くらいの気持ちでいきましょう。釣れれば儲けもんです。
「ラインによるアタリ」も同じく「取れれば儲けもん」です。初めから教えない方が良いでしょう。頭が混乱します。
以上の工程を簡単に言えば、「落としてしばらく待つ。ラインは緩めすぎないで。そしたら水面まで巻き上げてから繰り返し。」くらいの説明で済むはずです。これなら初心者でも子供でも理解しやすいですね。
ta氏が初心者におすすめするのは「軽い」縦釣りルアー。私は0.18gのNEO「AIR」が気に入っています。
しかし初心者や子供にいきなり0.18gのAIRを使わせるのはなかなか難しいところがあります。
それが無理なら1g程度の「バベル」などでも良いでしょう。十分釣れます。
さあ、以上の方法で子供に釣らせてみせよう!果たして成功するのか!縦釣りの登竜門、朝霞ガーデンの「縦釣りの里」で次回、実践記!!
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コメント
表層でシェイクせずに着水後そのまま落とす時は、着水したらとりあえず一回だけチョンっと10cmぐらい竿先あおってフリップ入れてあげたほうがいいですよ!
それをすることによってもしフックが下を向いて着水してても正しい姿勢(フックが上に乗る)に戻せます。
戻さないままフォールするとちゃんと動かなかったり、ボトムに着いたときの根掛かり率があがります。
なるほど。「フリップ」とはそういう意味だったんですね。雑誌を読んでいても意味が分かりませんでした!
今度使わせていただきます!