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牛久沼で九死に一生!ボートのガソリンがなくなったら・・・

基本ボウズ!ポンコツ実践記
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今回は関東では有名な釣り場、茨城県の牛久沼での話です。

 

 

当時中学生だった私達(グリーン、イエロー、マクレガーT)はメジャーバスフィッシングスポットでの釣りに憧れていました。

 

 

なぜなら、今まではバスが生息しているかどうかすらわからない小さな野池でゲリラ的に釣りをする事がメインだったからです。

 

 

 

50m四方ほどしかない近所の野池で「もしかしたらバスがいるかも知れない」という一縷の望みを抱きながら480円で買ったダイワの「コネリーⅡ」を投げていたのを覚えています。

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もちろん全員バスを釣ったことはありません。

 

そしてバスを釣りたい欲がMAXになった中学生三人はまだ未知の世界「バスがわんさか生息している池」へと旅立つのでした・・・。

 

 

 

 

 

中学生ですから車は当然ありませんので電車での旅となります。「朝マヅメが釣れるらしいぞ。マヅメが何かはわからないけれど・・・」ということで期待に胸を膨らませて早朝の常磐線に乗り込みました。

 

 

 

 

 

前に記事にさせていただいたマクレガーT氏が絶叫した「た○やボート」に行ったところ、「小型エンジンのボートなら貸せるよ」とのことでボートでの初釣行となりました。

 

当時ですが、オール木製のボロボロ(あくまでも当時です。失礼。)のボートでしたが、エンジン付きのボートに乗れるなんて夢のようです。

 

三人乗りという今思うと釣りにならなそうな定員のボートに乗りました。前の客が忘れた物か、汚いペットボトルに麦茶が入った物が残されています。

 

 

 

 

簡単に操作方法を教わり、カメの絵にレバーを合わせるとローウサギの絵にレバーを合わせるとハイという知識だけ会得しました。

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↑五時レンジャー専属?イラストレーターポンコツムスカ様のブログリンク

 

 

 

 

 

いざ実戦ですが、当時の私達は良いタックルなんて持っているわけではありませんで、私グリーンは

「KINGSTON」の2000円ぐらいのベイト竿に無メーカーのベイトリールしか持っていませんでした。

 

 

 

マクレガーT氏なんて980円の「ちょい投げセット」です。そのくせにたまやボートで爆釣とかかれたフロッグを購入しているのです。

 

 

 

イエローも同様、スピニング竿にベイトリールという

「あえてハズす」テクを惜しげもなく披露しています。

 

 

それには誰も突っ込みません。それが当たり前の時代だったのです。

 

 

 

 

関東バスフィッシングのメッカの一つでもある牛久沼ですが、「素人中学生アニメ三銃士」では釣れるわけがありません。

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ポイントを変え、ポイントを変え、「ウサギの絵にレバーを合わせたハイ状態」で牛久沼を縦横無尽に走り回りました。

 

 

 

 

…するとエンジンがプスプスと空回りし出し、ついに完全に沈黙

 

 

 

「起きろ!起きるんだー!」児童三名が泣いて死を惜しんでくれるなんて、このお爺ちゃんも幸せ者でしょう。

 

 

 

14:25 ご臨終です。

 

 

 

 

さあ、青天の霹靂となった三人組は牛久沼の中心で愛を叫んだ後、どうしようかと対策を練りました。

 

携帯電話なんて当時はありませんでしたから、助けを呼ぶこともできません。

 

 

 

 

 

なかなかの中央部だったので周りもガランとしています。2分の検討会議の後、「手漕ぎ」が多数決で決まりました。

 

 

 

オールを使っての手漕ぎではなく、手を使っての「真・手漕ぎ」です。

 

 

 

 

 

しかし、死ぬか生きるかのサーバイブにみまわれた中学生アニメ三銃士は何とか生きる道を選んだのです。感動的ではありませんか。

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その中学生バカ三銃士は右舷と左舷、そしてキャプテンをジャンケンで決めました。キャプテンはイエローです。

 

 

 

「オーエス、オーエス」右舷のグリーンと左舷のマクレガーT氏が手で水を掻きます。

 

 

 

 

キャプテンのイエローは遠くを見つめています。きっと遠方に人がいないか探してくれていたんだと思います。何もしてなかったんじゃないと思います。

 

 

 

しばらくするとマクレガーT氏が「少しでも軽くするために水を捨てよう」と。

 

船内にあった汚いペットボトルの麦茶の中身を捨てようと言うのです。

 

 

 

今でこそ多くの市民の命を救ってきた歴戦のファイアファイター(消防士)なのですが、当時のマクレガーTはとてつもなく頭が悪かったのです。

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グリーン「おまえはバカか、こんな少し軽くなっても意味がないだろ。まあ必要ないからいいんだけど。」

 

 

 

 

 

そう言ってペットボトルのフタを開けてみると・・・

 

 

 

「くさっ。」

 

 

 

 

 

 

・・・そうです。それは補充用のガソリンだったのです。

 

「そうだったのか!予備のガソリンが積んであるものなのか!」

 

 

 

 

イエローはすぐにガソリンタンクを開け、汚い麦茶を注ぎ込みました。

 

 

 

 

「待ってろ・・・、今お前に生命を吹き込んでやる!」

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何度もワイヤーを引っ張るとついにジジイが目を覚ましました!

 

 

 

黄泉がえりを果たしたジジイ、もとい御大は快調です。ウサギマークでぶっ飛ばしました。このままどこまでもいってくれるでしょう。

 

 

 

 

しかしまたも生命の危機が訪れるとはバカアニメ三銃士の誰もが思ってもいなかったのでした・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ガソリンが無くなるという危機から何とか脱した三人。

 

しかし次なるトラブルが襲いかかる。

 

「いやー、今回だけは終わったと思いましたよー。何せ○○○の○○○○がモロ見えですもん。中学生には刺激が強すぎやで。」と語るのは下野正○氏。

 

一体三人に何が・・・!?

 

次回、五時レンジャー貧乏釣り部「牛久沼で生命の危機!イサムの投げ輪の威力とは!?」

 

 

 

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