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発光路の森フィッシングエリアのチキンカレー【孤独の管釣りグルメ④】

孤独の管釣りグルメ
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~これはさすらいの管釣り師「管 釣太郎」による、管理釣り場の食事処をめぐる物語である~

 

今日は発光路の森フィッシングエリアに来ている。それはなぜか。

 

 

もちろん、「カレーを食べに来た」からである。

 

 

発光路の森フィッシングエリアを訪れる者にはそれぞれの理由があるだろう。「ヤシオマスが釣りたい」、「3倍体サクラマスが釣りたい」、「ロケーションを楽しみたい」、「ハンモックに揺られたい」。しかし私はどれでもなく「カレーが食べたい」の一択である。

 

本日はこの「発光路のカレー」に真摯に向き合うべく訪れたと言っても過言ではないのである。

 

時は11:30。すでにヤシオマスを釣り上げ、そして捌いた私には何もやることがない。ただハンモックに揺られながら上粕尾ののどかさを楽しむだけである。

 

楽しむだけではあるのだが…。

 

 

 

腹が減った…。

 

 

食堂へ向かう。すでに朝イチで注文していた「チキンカレー大盛り」(850円+150円)をただ待つのみである。

 

発光路の森フィッシングエリアの食事処。ここには以前からの疑問がある。

 

 

「ここ、普通に独立できるんじゃないか…?」

 

 

明らかに単に管理釣り場に付属している食事処ではない。食事処として際立っているのだ。

もしもこの食事処が都内にあったらどうだろう。ただただ自然に客が集う食堂になると思う。

 

全メニューが及第点。いや、カレー、ドライカレー、山菜ピラフとどのメニューにしようか本気で悩むほどどれも美味なのである。

私の勝手な推測ながら、ここの厨房を担当している者は只者ではない。絶対に料理人として経験を積んだ人間であることは容易に想像できる。

 

 

その中でも発光路の森フィッシングエリアの名物とも言えるのが「カレー」。しかも夏とその他の季節で衣替えするという魅了のカレーがここにはあるのだ。

 

今の季節は「チキンカレー」。もう一つは夏限定の「夏野菜カレー」。しかしここでは夏野菜カレーには一切触れない。

夏野菜カレーは夏場に来た者にしか与えられない至極のメニューなのだから。

 

 

だからといって安心していただきたい。通常メニューのチキンカレーでも充分天国に赴くことができる。管理釣り場レベルをとうに超えているレベルのカレーなのである。

 

 

そんなことを頭の中で考えていると、ついに待望のチキンカレーが登場した。

 

もう脳内が占有された。群雄割拠のカレー界でも少しも引けを取らないカレーである。

 

ますは香り。いわゆる多種のスパイスをふんだんに使った「インド系カレー」であることには間違いない。

 

私はインドカレーを大きく2つに分類している。「ネパールないしインド人が作ったインドカレー」「日本人が作ったインドカレー」である。

 

 

前者はとにかくクセが強い。とにかくそのインパクトがたまらないというファンが多いだろう。

 

しかし私が注目するのは後者。「日本人が日本人の口に合うように作ったインドカレー」である。

 

 

発光路のカレーは当然後者。インド✕日本味が繰り出すこのカレーはとにかく至極なのだ。

 

スパイスはふんだんに使われている。しかし日本人の許容範囲にちょうど合うレンジに保たれている。ここが重要なポイントである。

 

 

早速食してみる。

 

たまらない…。インドカレーなのだがクセが強すぎない。いわゆる日本人用のインドカレーなのである。

 

かといって相当なエッジが効いている。カレー好きをがっかりさせないインパクトを備えているのだ。

 

 

インパクトがありながら日本人の舌を魅了する理由は何なのか…、ん?こ、これは…?

 

原因の一つはこれか!トマトである。カレールーの中にはトマトが煮込まれていたのである。

 

やさしい酸味を演出しつつ、カレールー全体をマイルドに統率している。やるじゃないか。クセの強い日本代表をうまくまとめていた長谷部誠の役割をトマトに託していたのか。うーん、名将である。

 

逆にネパール人やインド人のカレー店にありがちなのが「トマトの酸味強杉」カレーである。彼らは日本人がそこまでの酸味を要求していないことをまだ知らない。

 

 

そして特筆すべきはこのチキン

チキンカレーに定評がある中村屋の骨付きチキンも良いが、それに匹敵する完成度のチキンなのだ。

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柔らかい…。柔らかくほろほろとしているがスパイスと交わった結果のインパクトは強い。すなわち、「ちょびっとかじりつつご飯とカレーをかっこみたくなるチキン」なのである。

 

 

そしてこの堂々とカレーに浸かっているゆでタマゴも圧倒的な存在感を示している。

 

はたしてキン肉マンの作者名を知らない人がいるのだろうか。もちろん「ゆでたまご」先生なのだが、ゆでたまごという言葉は日本人をノスタルジックな気分にさせる効果のあるワードとして圧倒的支持を得ているのである。

 

 

もう一度このバランスを見て欲しい。

心地よくカレーの海にただよっているゆでたまご。これにいつ手を出そうかと考えながら食べるだけでわくわく感が止まらない。

 

素人のカレー店はここで「半熟卵」や「温泉卵」をチョイスしてしまうのかもしれない。しかしここでは硬茹でのゆで卵が正解である。

 

卵をスプーンで割り、ルーとライスと一緒に口の中へ入れる。この幸福感がたまらない。温泉卵や半熟卵では、卵の存在感が足りず、ここまでの満足感は生まれないのだ。

 

辛さもちょうど良い。もちろん私は激辛があればなお良いのだが、上品な大人の辛さである。ココイチで言うと、ノーマルと1辛の間くらいだろうか。子供には辛く感じるかもしれない。

 

大盛りはかなり満足感のある量であったがハイスピードで食べきってしまった。

 

ここで普通盛りにしようと考えている人に一言言いたい。

 

「下手に普通盛りにしてしまうと、もう一杯食べることになるかもしれないから初めから大盛りにしておいた方がリーズナブルである」と。

 

私は毎回「2杯目の苦悩」に悩まされている。それをなんとか留めさせてくれるのが大盛りの存在なのである。

 

 

堪能した。発光路の森の奥にある奇跡のレストランを。「森のくまさん」に出くわすのよりも確率が低い奇跡だったのではないか。

 

そして、嗚呼…、早く出店して欲しい。「発光路の森カレー神保町店」を…

 

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コメント

  1. kan より:

    グリーン様
    おはようございます。

    画像で見ていても美味しさが半端なく伝わってきます。

    今日は仕事ですけどお昼はカレーにします!

  2. ポテポテ より:

    グリーン様

    やはりカレーは王道ですよね。
    私、カレーを食べるとかなりの確率で胸焼けするんですが、それでも食べたくなる魅力!!!
    次回発光路に行ったときはノーマルのカレーを頼んでみます!

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