~これはさすらいの管釣り師「管 釣太郎」による、管理釣り場の食事処をめぐる物語である~
発光路は良い。
スプーンでもミノーでも、パンチでさえも釣れてくれる。
縦釣りルアーは使えないが、「縦釣り風」の釣りは出来る。2cm以上のスプーンをフロントフックにするだけだ。
そんな多種多様な釣りを楽しめるここ発光路の森だが、私の一番の目当ては食事にある。
この発光路フィッシングエリアの食事処は「食事処として独立できる食事処」と私が称賛しているほど。
カレーが中心だが、その他のメニューも何でも美味いのである。
今回私が選んだのはこちら、
名前は完全に忘れた。
まあ名前なんて何でも良いではないか。「ボロネーズ風」だとわかっていればそれで良い。
熱々の状態で出てきたパスタ。
たっぷりのサラダ。
小ネギが嬉しいスープというラインナップだ。
しかもコーヒー等のドリンクが飲み放題…!?完璧なランチセットが君臨した。
早速名前は忘れたがボロネーズ風のパスタを食してみよう。
…!やはり熱々だ…!
美味い。具がたっぷりで口の中に充実感をもたらしてくれる。充実感さえあればブラック企業だってなんとか働き続けられるはずだということを教えてくれる。
備付の粉チーズをかけてみる。
人参と玉ねぎをふんだんに使ったミートソースがたまらない。チーズを大量にかけて満足感を得る必要がないのだ。
サラダのドレッシングもちょうど良い味。これだけの量でも余裕で食べることができる。
具が余るほどの量であるため、贅沢感がハンパない。どんな味付けをしているのだろうか。「肉肉しくて野菜の旨味とあいまってとってもグレービー」としか言い表せない。いや、誰もがそう表現するはずだ。
う、うま…、
「う鱒っ…!!」
ついに出てしまった。管理釣り場の美味さを表すために生まれたワード「う鱒」が。
「まいうー」、「うまし」など、美味さを表現する一発ワードが多く出回っている昨今。これだけ管理釣り場での美味しさを表現しているワードは他に無いだろう。
う鱒…、うまぁーーーっす!!
怒涛のう鱒食いできれいに平らげてしまった。もはや「余韻う鱒」を堪能するしかないがそれもまた良いだろう。
絶対に流行らないワードとして保証できる「う鱒」が生まれた発光路フィッシングエリアの食事処。私はじきに食事処「UMASU」と名付けられることを期待しながら午後の釣りに向かった。
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