前回は蔵王フォレストスプリングスの6つの池を一通り回ってみました。
蔵王フォレストスプリングスの各ポンドを徹底攻略!6つの池の特徴を紹介する!
そして攻略の可能性を見出したポンドはそう…
第5ポンドです。
滝(流れ込み)から見下ろせば魚がワンサカ。しかしここを誰も狙おうとはしません。
いざヒット!…しても魚が取り込めないのです!
蔵王フォレストスプリングスの魚のアベレージサイズは巨大。40cmは当たり前です。
それを2メートル真上にぶち抜こうとすればライン切れは必死。16ポンドは必要でしょう。
そのためこのポイントは静寂を保っています。
どうやってここを攻略すれば良い…??
脇から投げるか…?
流れ込みの脇は低い場所であるため、ワンサカポイントに投げることは出来ます。しかし魚の動きが見えづらい。
クリアポンドを活かしたサイトフィッシングをすることは出来ません。
堂々と攻めましょう。滝の上から。
とある攻略法を思いつきました。それは、
「掛かったらランディング出来る位置まで誘導する」です。
滝の上から魚をヒットさせ、ヒットさせてからランディング出来る位置まで連れてくれば良いのです。
こ、これはいい考えだ…!
早速実践してみます。まずは軽めの縦釣りルアーを滝の上から投げ入れます。
今回投げ入れるルアーはこれ。
ディスプラウトの「フォールゾーン」です。
余っていたからフォール時に最大級の威力を発揮するフォールゾーン。全然使わないで余っていたからまさにこの滝攻略に必須のルアーです。五個入りでしたからね。
キャスト!やはりいきなり食いつく!
うまく掛かりませんでしたがいきなりのバイト。思惑通りです。
フォール時に最大級の威力を発揮するフォールゾーンを泳がせます。フォール時に最大級の威力を発揮するフォールゾーンを水面に漂わせるのです。
ヒット!今だ!!
ここからが勝負です。この滝の上からランディング出来る場所までは約10m。そこまで移動しなければならないのです。
「こ、これは強烈な引きだ!」
引きがすごい!見える魚体は40cmクラスです。寄せるまでかなりの時間を要しました。
無事ランディング成功!
これは素晴らしい魚。旅行でなければ持って帰りたい。本日は宿泊するため泣く泣くリリースします。
やはりこの作戦は成功だ…。
ようやくダイソーで新調したカウンターを使えます。祝カウントです。
さらにヒット!ここからまた移動!
巨大魚対応ネットとペンチを持っての移動は大変です。片手でラインテンションをキープしなければなりませんしね。
キャッチ!キャァーーッチ!
圧倒的ファイト!これは面白い釣り場です。
とりあえず掛かる魚全てがモンスター。今までに味わったことのないレギュラーファイトがここにはあります。
しかしここでようやく気付きます。
掛かるたびにネットとペンチを持ってランディングゾーンへ移動していたが…。
ランディングゾーンにネットとペンチを置いておけば良いではないか!!
新発見。コロンブスの新大陸発見のような衝撃を受けました。
初めからそれに気付く人間は東大出身の官僚ぐらいですね。
第5ポンドには私一人。誰にも迷惑をかけません。遺憾なくポンドを有効に使えるのです。
ここが滝の上。
そして上の画像の右に見える草むらがこちら。
この場所にネットとペンチをセットです。
ヒット!!フォール時に最大級の威力を発揮するフォールゾーンの泳がせでまたヒットです。さすがフォールゾーン!名前に恥じることない性能だ!
今度は楽々移動。ネットとペンチを持って行かなくて良いですからね。
楽々…!第5ポンドの楽々ランディングシステムの開発に成功しました!
なぜこれを惜しげも無く公開するのか。
誰も真似しないだろうからそれはボウズを生み出さないためです。
蔵王くんだりまで来てボウズ。旅の恥はかき捨て。釣り旅の恥は抹消です。
そんな悲しい思いをしないためにもこの反則技、「滝の上から耳を澄ませば」を知っておいて欲しいと思ったのです。
なぜならこの蔵王フォレストスプリングス、なかなか難しい。
日中の時間には他の管理釣り場同様、豊富な量の魚達がガンシカトします。例にもれずです。
そんな時でも威力を発揮する「滝の上から耳を澄ませば」。恥ずかしくなければ使いましょう。
さらにヒット!!…あーーーっ!!
なんと移動中にラインが岩にスレてブレイク!これを2回繰り返してしまいます。
なるほど、滝の足下は岩。近くまで寄せてから移動しようとすると岩にラインが接触する可能性が高まります。
慶大出身のベンチャー社長しか気付かない盲点でしたね。
掛かったらすぐにランディングゾーンに移動。そこから足下に寄せるようにします。
攻略…!蔵王フォレストスプリングスの第5ポンドを悪魔的攻略です!
しかし第5ポンドは完全攻略したものの、他のポンドでは釣果がありません。
くやしいので次に可能性のありそうな第1ポンドへ向かいます。
ここの特徴は落ち葉が多いことと、「水深が浅いこと」。初めは落ち葉に気を取られていましたが水深が浅くクリアなポンドは自分的に大好きです。
今度こそフォールゾーンの本領発揮です。フォールを最大限に活かしてみます。
ヒット!
小ぶりな魚ですがとにかく引きが強い!どうすればこんな引きの魚が育つのでしょう。やはり魚にも覚○剤 があるのでしょうか。
リフト&フォールを繰り返しなんとか2匹キャッチ。第5ポンドほどの威力はありませんでしたが、第1ポンドも攻略です。完全攻略です。
さらに帰り際に水面がざわついていた第2ポンドでも1匹。ペレットでも撒いた後だったのか…?
5時間で計11匹。暗雲立ち込める立ち上がりでしたが第5ポンドの攻略に救われました。
しかしアベレージがすごいし引きもすごい。フォレストスプリングス系列の偉大さが分かりました。
時間帯によっては普通のポンドでも釣れるかもしれません。これだけのファイトを連続して行ったら筋肉痛必至ですね。私はぼちぼちで良いです。
さあ、今度は山から海へ!五時レンジャーの快進撃は止まらない!次回は仙〇港の新釣りスポット、仙台〇3Mパークへ突撃だ!!
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コメント
グリーン様
5号池の魚達がみんな大きい感じですが40アップとか45アップですか?
最終的に捌いてみないと分かりませんがヤシオマス混ざってません?
画像に顔とヒレの感じがヤシオマスっぽいのがいますよ!
場所によっては小ヤシオも放流する釣り場がありますから。
皆が皆30後半から45cmクラスでしたね!同じような体色だったので、FSなら林養魚場のメイプルサーモンかと思っていました。確かに日帰りなら持ち帰りしたいサイズですねー!
グリーン様
調べてみたらメイプルサーモンですね!
カムループスレインボーの大型選別交配のようなので、ドナルドソンのような引きが強くスタミナのあるレインボーなのですね。
私はフォレストスプリングス系列に行った事がないので、是非釣って食してみたいです。
とにかくヒキがメジャークラスでしたね。五秒で捕れる身近なマスとは違いましたね。疲れるからたまにでもいいんですけどね…
完全攻略!
やりますね。
足場の良い所まで魚を持っていてのランディング。
釣りキチ三平を彷彿させますな。
ウッヒョー、コイツは良いサイズだぜ!
魚紳さーん!
ってやりたくなりますね。
ケッヘヘ。
すみません・・・
やりましたねー!
持ち帰れないのが痛いところで( ̄▽ ̄;)
林養魚場さんのメイプルサーモンは美味しいですよ!
スチールヘッドの系統だと思いましたが…
ヤシオより、どちらかといえば頂鱒に近い感じの食味。
30〜40cm位のサイズは。
モチロン赤身で。
ま、まあ持ち帰れなかったから味の真相は確かめられなかったんですけどね…
メイプルサーモンは良いイメージがなかったので確かめたいです!