ナマズ。それは釣り人の憧れ。
ナマズを釣ることに命を賭け、ナマズが釣れると村を上げてお祝いする地域があるとか無いとか。おそらく密林地域の話でしょう。
前回は見事アメリカナマズを釣り上げましたが少々小ぶり。今回は大ナマズ。川の主「NAMAZOOM」をゲットしてしまいましょう。
前回はルアーと餌釣りを織り交ぜた戦略でした。しかしそんな中途半端な戦略ではNAMAZOOMを制覇することは出来ません。
今回はエサ釣り一本!ハナから確率の高いエサ釣りでナマズのみを狙います。いや、ギギが釣れたら大助かりです。
渡良瀬川。1979年のレコード大賞新人賞を受賞した「渡良瀬川恋唄」で有名ですね。私の勘違いでしょうか。
今回の私の秘策はエサ。「オイルサーディン」を用意しました。
オイルサーディン。カッコいい名前ですね。ロマサガなら最強の武器に位置付けられるでしょう。
オイルたっぷりのイワシは集魚効果抜群です。まずはこれで勝負します。
数日前の雨で増水状態。底にあるテトラが水底に姿を隠して襲いかかります。
回避!何とか強引に引っ張って根がかり切れを回避します。
恐ろしい。水底に姿を隠したテトラほど恐ろしいものはありません。マスクをせずに無尽蔵にスーパーマーケットを闊歩する後期高齢者と同ランクの怖ろしさです。
当たり無し。ホームランバーなら絶望です。ロマサガ最強の武器「オイルサーディン」が見向きもされません。
同行のHAL氏からミミズを勧められます。やはり地元の雄、渡良瀬ドバミミズの効果のほうが高いのか。
ドバミミズを付けて流れの変化のある所に投入!そして竿立てに置いておくと…。
ヒット!竿先が激しく震えました!
しかし乗らず。この釣りは当たりは多くても乗せることが難しい。10ヒットさせて一回乗らせれば成功と言われるくらいの難易度の高い釣りです。
※貧乏釣り部員五時レンジャー!調べ
炎天下で竿先が震えるのを待つ。そして震えたら竿に手を置き食らいつくのを待つ。そして竿は震えなくなる…。
これを5回ほど繰り返します。緊張と弛緩の連続で汗だくです。
「またオイルサーディンを使ってみるか…。」
ああーーーっ!!
なんと、オイルサーディンが缶の中で茹だっています!恐ろしきオイル!80℃くらいになっているでしょうか。
イワシがとろけるほど煮込まれています。イワシのオイル煮に変化しました。
仕方ない…。ミミズ一本で勝負するか…。
今まで餌一本で勝負していましたが、合間にドライブシャッドを投げることとしました。バカの一つ覚え。前回一度当たりがあったドライブシャッドを再度使います。
この動き…、最高だぜ!最高に釣れる気がするんだぜ!
釣り師のモチベーション、「釣れそう感」を自ら高めます。
しかし釣れない。釣れそうと釣れるは必ずしも、いや、ほとんどの場合一致しません。
ならば…!
ドライブシャッドにミミズを付けたハリスをプラスする「ドバミミズドライブ」仕掛けの完成です。川の流れでオートメーションに泳いでくれます。
ドライブシャッドでアピールしてミミズで食わす。掟破りの仕掛けにOSPも激怒していることでしょう。
しかしこのドバミミズドライブが功を奏す!次回、爆釣の刻…!!
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