前回のあらすじ
東古屋湖のボート釣りは苦戦。しかし連勝街道まっしぐらのグリーンはこの状況を打破できるのか!
東古屋湖でボートトラウト釣りにチャレンジ!あらゆる手を尽くして攻略せよ!
どこをどう攻めたら良いのかさっぱり分からず、とりあえず色々なルアーを投げてみました。
スピナーベイト
ドライブシャッド
カラコン
ロング水龍
ゲーリーヤマモトのイモグラブ
そしてヤマセンコーを投げようとした直前でやめました。新たなメソッドが思いついたからです。
パンチェッタスタイル。イタリアの料理人が思い付いたトラウトの新メソッドです。
もらった!これで完全勝利だ…!
と思ったのも束の間、「そこまで落とすのに5時間くらいかかる」ということに気付いたため、そこそこに終了します。
もう手がありません。手がないので寝ましょう。
しかし激アツの東古屋湖。気温は30℃に達しているでしょうか。日陰を探すのに一苦労です。
寝るのは諦めて新技「島流しトローリング」を試します。
ボートの後方に正座してドライブシャッドを流す様はまさに島流し。島流しの無念さに同情したトラウトが食い付くのを待つ哀しき技です。
しかしこの暑さ、表層に魚は出て来ないのではないでしょうか。今頃は底で鋭気を養っていると踏みました。島流しトローリングは5分で終了です。
ならば底一本で攻める。私の最近のイチオシルアー「ザ・メタル」を出します。
しかしこのルアーの名前は「ザ・メタル」なのでしょうか、「B-SPARK」なのでしょうか。
「ザ・メタル」だと検索には一切出てきません。「B-SPARK」だと一発で出てきます。やはり後者なのでしょうか。
そんなことはどうでも良い。この鉄のルアーを遠投して底に落ちるまで待ちます。
底で寝ている魚たちよ、目覚めよ…!
ロッドを立て気味にして巻いていきます。これで底より少し上を平行に泳がせているはずです。見えていないので分かりませんが思い込むことが重要。思い込みは一人の天才を生むのです。
その時、衝撃が走ります…!
「き、きたでぇ!ものごっつい当たりがワイにもきたでぇーっ!」
ついに底を走っていた鉄のルアーが捕らえられました!
釣り上げたら目玉が飛び出てしまうのではないでしょうか。そう思ってしまうほどの水深。横に引くというよりかは上に釣り上げている感覚です。
鉄のルアーをかなり遠投しているため、かなりの距離があります。しかし問題無し。
なぜなら今回の私のタックルは強固。アブガルシアの「ホーネット」にダイワ精工の「JUPITER-Z1505T」。そこにアーマードFの5ポンドを新調しています。
どんなトラウトであろうと負ける気がしません。ドラグがチリチリではなくギーギーと鳴っています。
魚が寄ってきました。たてよこななめ氏が仕方なくランディングネットを構えます。
「よっしゃーっ!ついに仕留めたでぇーっ!」
30cmクラスのニジマスでした。しかし値千金とはこのこと。一般的な管理釣り場の一匹とはまた違います。自然のレイクで釣った一匹ですからね。レイクトラウトに間違いありません。
今回もまた完全勝利を成し遂げました。レイクトラウトを確保し、レイクフィッシングを隅から隅まで堪能しました。
私は満足してサンドイッチを食べることとします。しかしロブルアープロスタッフのたてよこななめ氏は一匹では満足しません。
さらにダム入口に向かいます。
ダム入口のブイ付近にアンカーを下ろしここで勝負をかけるようです。
本日ではここが一番当たりがあったたてよこななめ氏。深さが十分にあり、ダムの入口なので底で水が動いているのではないかという推測です。
その推測、ズバリ!
たてよこななめ氏にヒット!
こ、これは…。
キレイなニジマスです。サイズはそれほどでもないが、とても綺麗。おそらく一回も釣られたことのない純粋無垢なニジマス、「聖闘士トラウト」でしょう。
ダム入口作戦が成功しました。「たてよこななめダム狙い撃ち作戦」の成功です。
さらに…!
「ヒット!こ、これはデカい…!」
たてよこななめ氏に強烈なヒット!今度の聖闘士トラウトはゴールドクロス級なのか…!?
ファイトの様子を見るに明らかにこれはゴールドクロス級。しかもアルデバランクラスの引きです。
そして…、
やりました!アルデバランクラスの50cmオーバーです。
絶好調のたてよこななめ氏。見事ゴールドクロスを制しアテナとなりました。
綺麗な赤身。外見も中身も綺麗な聖闘士トラウトです。これはおそらく一回も釣られていないトラウトだと思います。
終了。私が一匹、たてよこななめ氏が三匹の計4匹。二人は見事本日の「マン・オブ・ザ・ボート」の称号を得ることになりました。
一方タカ夫妻のボートは「ノーン・オブ・ザ・ボート」。仕方ありません。東古屋湖は時の運。ほんの少しだけ我々の卑しさが上回っただけです。
普通のトラウトルアー、スピナーベイト、ワーム、エサ、全ての取りうる手段を用いて完全に東古屋湖を制覇しました。普通のトラウトルアーが4匹全てでした。
さあ、東古屋湖で伝説の聖闘士トラウトに出逢いにゆこう!ポケットにりんたろうミミズを忍ばせておくことは必至だぞ!
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コメント
グリーン様
ノーン・オブ・ザ・ボート(笑)
まさに私はこの経験(ボウズ)があったからこそネイティブナマズの道へと修行が始まったのです。
グリーンさんの現場対応力をまざまざと見せつけられました。
たてよこななめ氏が湖でも覚醒した瞬間でしたね!
東古屋湖は今までの常識が通用しない管理釣り場ですからね。オスメスまでは完全には判別出来ませんでした。しかしロブルアーサポートスタッフとしての仕事が全うできて良かったです!
まだまだ続く完全攻略・・・。
負けない男ですね。
そして「たてよこななめ」氏の上手さ・・・。
やはり違いますね!
うーん、ボートトラウト。
面白そうです!
やはりボートフィッシングはトローリングでかかるのが面白いですね。江戸川でハゼトロなんてやったら爆釣間違いないでしょう。