さて、前回は超マニアックな秘境型管理釣り場「赤久縄(あかぐな)」の概要を説明させていただきましたが、今回は実際の釣行記です。
赤久縄(あかぐな)はハコスチのいる秘境型管理釣り場!【レギュレーション・料金・場所・詳細】
まず、赤久縄の特徴をざっと。
「自然の渓流やダムをそのまま管理釣り場にしており、釣り人のわがままを叶える贅沢な釣り場。特にダム湖ではデカいトラウトがたくさん潜んでいるが、狙うからにはそれなりのタックルが必要。」
ということは、大物狙いならビッグワン対応タックルを用意する必要があります。
ビッグワンに対応できるタックルを用意しました。
まずはロッド。バスロッドを用意します。今回はベイトタックルも用意したのでビッグバスでもどんとこいです。
リールとライン。ダム湖用とそれ以外の場所で明確に分けます。ダム湖用ではラインはナイロンの6lb直付け。それ以外はいつもの管理釣り場用タックルを使います。
ダム湖用のルアーはこちら。往年の「メガバス」を主体とし、ビッグミノーを持ってきました。
トリプルフックだけどバーブレス。「見た目恐そうだけど実は優しい」ということですね。
普段使わないようなトラウトルアーもチョイス。スピナーなんて100年に1度しか投げるチャンスはありませんから。
さあ、グリーン親子とta氏が赤久縄に降り立った。大物との出会いはあるのか!
あいにく天気は雨。「赤久縄の涙」が山全体を濡らします。
まずは受付エリアまで車で登り、釣り券を購入します。
秘境赤久縄。突然この脇から武将様が出てきてもおかしくありません。
受付小屋もたいへんノスタルジック。受付小屋の前がちょうどエサ釣り場となっており、たくさんのファミリーが釣りにきていました。観光地にありがちな「目方釣り」なので釣りすぎに注意しましょう。
私達は高速道路の出口(富岡)から赤久縄までコンビニがないというノスタルジックさにより、買おうと思っていたカッパが買えませんでした。(藤岡出口ならあります)
ダメ元で受付の女性スタッフ、「赤久縄の看板娘」に聞いてみると…
「100円のカッパなら150円でありますよ。」
正直!それでも良心的料金!
足元を見て500円ぐらい取ったって構わないはずです。忘れた私が悪いのですから。「100円の物が150円」と言われてこんなに嬉しかったことは生まれて初めてです。
そこからまた車に乗り、中域のルアーフライ釣り場駐車場に戻って釣り場に行きます。
赤久縄のルアーフライエリアは三つのパターンの釣り場に分かれています。(他渓流エサ釣り場あり)
「渓流~川エリア」、「ポンドエリア」、「ダム湖エリア」。
渓流エリアでは自然の渓流の中で釣りができ、ポンドエリアでは普通の管釣りスタイル。ダム湖エリアではBIG or Deadのスリルある釣りができるといった構成です。
まずは渓流エリア…っとぉ!?
圧倒的自然…!ネイティブトラウトがいそう感丸出しです。
ta氏が早速竿を出し、深場を見つけてキャストすると…
ヤマメです!ヤマメがいきなりヒット!
自然の渓流にきたみたいな感じがありますね。このロケーションでヤマメが釣れてしまうのですから。
その後もta氏はイワナをゲット!
自然のロケーションで自然「的」ヤマメとイワナを釣れるなんて赤久縄は驚異の管理釣り場ですね。
しかし渓流エリアは釣り場が狭く、上に上がるには水の中を入らなければなりません。
長靴やウェーダーなどはありませんでしたから、我々親子は先に川エリアへと下りました。
川エリアでは川せき止め方式で区画分けをしているエリアです。奥多摩フィッシングセンターやリヴァスポット早戸のような感じですね。
水はクリア。魚の姿がよく見えます。魚量はリヴァスポット早戸と比べると少し少なく感じます。
しかしスレていない!追いが明らかに強いです。
早速うちの息子が一匹ゲット!クランク(クラピー)を使っています。
私もクランク(ムカイフルスペック)で釣れました。
このエリアに大物の魚影があったのでしつこく狙っていましたが追いかけるものの食っては来ず。あきらめてポンドエリアへと下ります。
ポンドエリアは降りて行くに従い、第1ポンド、第2ポンド、第3ポンドと3種類楽しめます。この3種類のエリアだけで下手な管理釣り場より広いです。
まずは第1ポンド。魚影は明らかに川エリアよりも濃い。しかし第1ポンドはポンド型というよりも「広い川の区域」と言ったほうが良さそうです。
奥が深めになっており、そこにトラウトが溜まっている。他の浅い場所にも結構な魚量はあります。
最近のお気に入りルアー、「ROBのバービーss(スローシンキング)」を使います。
層を狙って引くのには大活躍のクランクです。もっと欲しいですが高いのでこれ一つで我慢しましょう。
スレてる感は少ないです。クリアなポンドで、複数匹が追いかけてくる感じが見えるため子供でも楽しめそうなポンドですね。
よし攻略!先を急がないと全ての釣り場は回れません。先ほどの川エリアだけでも一日は楽しめますから。第2ポンドへ向かいます。
第2ポンドはなかなかの広さ。片側が森になっていますがクランクをフルキャストするのには問題ありません。
魚影もたくさん。ポンド型管理釣り場らしさがでてきました。
しかし人も多い。広くて投げやすいからでしょうか。40cm級のトラウトもたくさん見えますしね。
ここでは何投かするもバラしのみ。とりあえず先を急ぎます。
ポンドエリア最後の第3ポンドです。第2ポンドより小さいですがなかなかの魚影です。対岸に打ち込まれた木が自然感を盛り上げています。
ここでもクランクで問題なく釣れますね。というかクランクしか使っていませんが…
さあ、とりあえずポンドエリアは後にして最後のダム湖エリアだ!
最後まで下っていくと、突き当たるのはダム湖。最後のボス「70cm級のトラウト」が潜んでいるエリアです。
霧がかかって神秘的です。RPGの最後のボスがいる城に霧がかかっているという演出が効果的なのはこれを見てもわかりますね。
このダム湖用に用意したのはアブのベイトリール。
今流行りの「ベイトフィネス」ではありません。「ガチベイト」です。12lbのラインで15gのスプーンを本気投げします。
とは言っても近場にも魚は溜まっていました。本気の70cm級を狙うのでなければ管理釣り場用タックルでも大丈夫です。
…が、大物来ず。他のエリアと比べると数釣り感はありません。「一発感」でしょうね。ファミリーだとこのエリアは少々キツいか。常連らしき人も多いですから。
とりあえず全エリアを回ったぞ!しかし腹が減った!後半戦の前に赤久縄のもう一つの魅力と言われている食事処に潜入ルポだ!
赤久縄のお食事処に潜入!群馬代表格の管理釣り場は蕎麦と魚の味も凄かった!
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コメント
いろいろなエリアがあって面白そうな管釣り場ですね。私は先週、群馬のアングラーズエリアフックに行ってきましたが、釣果はいまいちでした。
近いうちに赤久縄にも行きたいと思います。
参考にしていただいてありがとうございます!
宮城も楽しいですけど赤久縄もエリアが広くてテーマパーク的楽しさがあります。しっかり回るのは一日では無理でした!!
気温と水温は低くんですかねー?
山なので涼しく、そして水温はかなり低かったです。ダム湖エリアでは足を浸かってやりましたがかなり冷たかったですね!
グリーンさんに持ち帰る人専門の釣り方を‥
まずは、源流エリアとポンドエリアに別れてるますが、ポンドに向かいながら探り釣りをします。
大丈夫です、ミノートゥイッチさせてればどこからともなく突っ込んでくる岩魚くんとヤマメくんは出てきます。
おすすめは7〜5cmのミノーがアピールもよくこちらからも見やすくて使いやすいですが、注意するべきは、数頭すると逃げるのでバンバン下りながら第二ポンとへ移動してくとだいたい9匹程はキャッチできるはずです。
そして、最後の一匹はハコスチさま&いただきマス様のためにとっておいて粘ります。
そして、終わり間際で諦めがついたら第二ポンドでミノー投げておけば自分のいる場所の駆け上がりに勢いよくかじりついてくるイワナヤマメをキャッチして無事10匹です。
(2ヶ月通いつめた結果です。)
赤久縄マスターですね!赤久縄はとても良いところです。
私がミノーで釣ったことがないという致命的な点を除けば完璧なスケジューリングじゃないですか!
ザッガーを持ってしても私の下手さはカバー出来ないですからね…
しかし赤久縄は良い!