前回のあらすじ
気温上昇。初夏の朝霞ガーデンで娘に釣りごっこをさせるグリーン。自力で釣り上げることは出来ないのか…
4歳の子に釣らせるin朝霞ガーデンリベンジ戦!今回の戦法は…!?
釣りごっこで満足している娘はチェアにどっかり座り、ジュースを飲んでいます。
「まだかね?次の魚はまだなのかね?しっかり働いてくれたまえよ。」
ダメ2世社長のように横柄な態度で次の釣りごっこを待っています。早く次のヒットを献上しないと私なんてクビです。児童虐待で娘に訴えられます。
しかし忙しい。娘のケアと私の釣り、そして息子のキャスト位置の近さ。全てに気を遣わなければいけないため、ハゲそうです。
そんな時、息子と娘のラインが交錯しました。もう3回目です。
しかし今回は少々難解。私のロッドを抱えながらラインを解いていたため、3つのロッドが絡まっています。
娘は「どうしたのかね?こんなところでトラブルを起こしてもらっては困るよ。責任を取るのはこの私なのだからね。」と言わんばかりに憮然とした態度でチェアに座っています。肘掛け付きのチェアです。
「ちょっと待ってね。今直すからね。」そう言いながらクビ目前のヒラ父親の私は賢明にラインを解きます。しかし息子が…、
「ヒットだ!ヒットしてるよ!」
なんと水の中に入ったままだった息子の桃色カラコンZに魚が食いついていました。
しまったーっ!現場はパニックです。3つのタックル全てが絡まりつつも魚が掛かっている。これはバラしを覚悟します。すると息子が、
「手だ!手で釣り上げる!」
息子の顔を見ると、なんと釣りキチ三平が憑依していました。手でラインをたぐり寄せて釣り上げる。釣りキチ三平的釣りです。
「ナイロンだから痛いなー!」そう言いながらラインをたぐり寄せる息子。アーマードFなのでナイロンではないのだけれど完全なPEとも言い難い。そんなモヤモヤした頭の中を払拭する光景が見えました。
「こ、これはイワナだ!」
イワナです。こんな時に限ってイワナが降臨したのです。これは逃がすわけにはいきません。
「頑張れ!もう少しだ!」息子を鼓舞し、なんとかイワナを手に入れようとします。普通のニジマスだったら「ふーん、まあ頑張って。」と言うぐらいな私が懸命に鼓舞しているのです。
よし、キャッチ!
塩焼きにちょうど良いサイズのイワナです。やはり釣りキチ三平が憑依したのはイワナだったからでしょう。
その後は放流の恩恵を少々いただき釣りごっこ。
終了しました。
最近の子供達の楽しみは魚を捌くこと。
4歳の下の子も魚を恐れません。上の子の影響でしょうか。
「魚のベロがかわいい。」
そう言ってエラを取ったニジマスの頭をブチ切り、口を引き裂きベロを眺めます。
確かにニジマスのベロはかわいい。クールジャパンで言うと「kawaii」です。
そんなこと気付きもしませんでしたが、子供の視点は面白いものですね。皆さんも一度しっかりと眺めて見てください。確かに「kawaii」です。「kyawaii」とも言えます。
しかし子供が釣るのは難しい…!季節と気温の影響か。
今後平均気温はさらに上がる。4歳に釣らせることはできるのかシリーズ、乞うご期待!!
にほんブログ村 まあまあ面白かったという方、投票お願いします!
コメント
う・うらやましいー。
ウチの娘(5歳)にも捌き方を覚えて欲しいですよ。
でも、魚のベロでkawaii!にはならないかも・・・。
朝霞ガーデン、そこそこ釣れるんですね。
家から割と近いですけど、どうも釣れないイメージが強くてまだ行ったことないです。
もったいない。朝霞は歓迎ムードはないけれど楽しいですよ。歓迎ムードはないけれど。
でも気温が高いともうお手上げになるので私はボウズ覚悟で臨んでいます…。
釣りきち三平降臨w
うひょーと言いながら岩魚をランディングする息子さんの姿が頭に浮かびましたw
ほんと子供に釣らせるのって大変ですよね。
うちの息子をバス釣りに連れて行くと10分後には網での川海老捕りになります…
しかも超捕りますw
うひょー、と言いながら3本のロッドを抱えたままランディングしたのは私でした…
エビが捕れるならいいですね!子供の飽きるのは早いですよね。まあそれを大前提にしているので痛くはないですが…。いや、帰りに「ジュースすら買わない」とキレます。