前回のあらすじ
自作の釣り道具を実戦で試す時!【朝霞ガーデン2日連続釣行編】
新開発ルアー「水龍」を巧みに操るもランディングまでには至らない貧乏釣り部親子。
水龍で釣ることをあきらめ、手当たり次第にルアーローテーションを始めた二人に奇跡が!?
残り30分。とにかく一匹でも釣ることが使命です。
食べるからです。
私は反則ヘビーローテーション。ぐるぐるX、セニョールトルネード、Xスティック、ちびとろを手当たり次第に投げ続けます。
一方息子は「ZAGGER」。HMKLの高級ルアーです。
無くされたら困るんだよなー、というケチな考えはこの際捨てましょう。アリゲーターガーM氏が神のルアーとして崇めるザッガーの威力に賭けてみます。
私は端から中央部の空いてるスペースを何とかゲット。場所移動する釣り人への嗅覚が鋭く働きます。回りは引いている様子でしたがもう「釣りエンドルフィン」が脳内に放出された私を誰も止めることが出来ません。
しかし釣れない。何故だ、何故なんだ朝霞市議会議員の○○さん!
「知り合いでもないのに朝霞にまつわる見たことある人」にもすがる思いです。
これではまた初期の頃の「朝霞は基本ボウズ」のレベルに戻ってしまいます。もう反則系を手にしたことにより、あの頃は脱却したはずなのに…
その時、遠方でうちの子の声が!
「うわっ!釣れた!釣れてるよ!」
な、なにぃ!!
早田のカミソリシュートの切れ味に驚愕した高杉のように子供の方に目を向けます。
釣れてる!しかも間髪入れず陸地にぶん投げてる!!
さすが貧乏釣り部です。「釣ったトラウトは全て食べるから直置き可」のルールを遺憾なく発揮しています。
そして撮影するときは網に入れる隠蔽工作で取り繕います。
さすがZAGGER。1500円も出して購入した甲斐がありました。アリゲーターガーM氏も草葉の陰から見守っていることでしょう。
子供でもタダ巻で釣れるあのルアーアクションは四桁ルアーでなくては出せませんね。
「ザッガーはやっぱりスゴいね!こうやって浮かして置いといたら釣れたんだよ!」
・・・・・
足元にただ浮かしておく。これはZAGGER本来の釣りではありません。というかZAGGERのパッケージに「足元に浮かしておく釣り方がこのルアーの醍醐味だ!」なんて記載してあったら誰も買わないでしょう。
「そ、そうか…。良かったな…。」
子供のオリジナリティあふれる釣りを讃え、次回へのモチベーションアップへと繋げます。
「お父さんもやってみなよ!」
「う、うん…。でもザッガー1個しかないからな。」
「ちびとろでもきっと出来るよ!諦めないで!」
一匹釣った息子からボウズの私へ上から目線のエールが贈られます。
試しにちびとろを足元に。
ずーっと浮かしてると何も反応しないトラウトがいきなりアタックしてきたりしますね。これは新発見でした。
これをやっていると前回私の父がふわとろを足元で釣っていたのを思い出しました。
親子三世代でルアーを浮かすという発想をするDNAがあったとは。遺伝って素晴らしくも物悲しいですね。
息子からアドバイスを受けたにも関わらずボウズだった私。
息子は29.5センチのニジマスにたいそう満足しています。
まだだ!
明日がある!!
今回は二連戦。明日はモーセK師との朝霞2日目です!今回の反省を生かし、朝一から2号池のセンターを抑えるのです!
またも次回に続く…
まさかのボウズをくらったグリーン。明日は大丈夫なのか!?
後がないグリーンは自分の中で1番釣れると思い込んでいる2号池のセンターを奪取する。
果たして水龍は爆発するのか!?
次回、貧乏釣り部員五時レンジャー。葉っぱルアーの威力とは!?怪しげな新開発ルアーで実戦に挑む!
お楽しみに!
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