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ついに発光路にヤシオマスの王が君臨!激闘の3分間をヤシ王が語る!

釣りミーティング
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前回のあらすじ

発光路の森フィッシングエリアの3号池は沈黙か…。否、風雲急を告げる…!

春の発光路釣りミーティング!数を伸ばしのは意外にも…?

 

インタビュアー(以下「イ」)

はじめまして。本日はグリーンさんがヤシオマスの王「ヤシ王」になった経緯を伺っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

グリーン(以下「グ」)

ああ、一向に構わないよ。私がヤシ王になるまでの話は壮大なストーリーだからね。3日は語り尽くすことになるよ。

 

 

イ:5分程度でお願いします。

 

グ:承知した。

 

 

イ:グリーンさんがヤシオマスの王「ヤシ王」に君臨することになったのは、令和2年の3月、発光路の森フィッシングエリアでの出来事が発端だと聞いています。

 

グ:もう知られているんだね。隠しはしないよ。

 

イ:その時の状況をお聞かせ願いませんか?

 

グ:ああ、仕方ないね。あれは君の言う通り、令和2年3月頃だったな。発光路の森での出来事だ。

 

完全に沈黙している3号池をよそに、私は2号池で着々とミニ鱒を釣っていたんだ。

「このまま2号池と心中しよう…」と思っていた最中、周囲がざわつき始めたんだ

 

「放流が始まるみたいだぞ…!トラックが来た…!」

 

放流?まあ私には放流なんて関係ないと思っていたんだ。周りに振り回されず、釣具屋の「爆釣」のポップに振り回されずに生きるのが信条の私だったからね。

 

しかし逆に考えれば放流を無視するほうが失礼に当たるだろう?「放流でざわつく」のが釣り場に対しての最低限の礼儀だと思うんだ。

 

そんなわけで私は「ドーナのオレ金系」を脇汗をかきながら慌てて装着して3号池に向かったという流れさ。手が少し、ほんの少し震えていたね。

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イ:まあ容易に想像ができますが。

 

グ:おっと、勘違いしてもらっちゃ困るんだよ。ここからがドラマチックなんだ。ハンケチを用意したほうがいいよ。

 

イ:(バッグからハンカチを取り出すふりをして取り出さない)

 

グ:放流後、何投かドーナを投げてからまた2号池に戻ろうとしたんだ。そしたらタカ氏がこう言うんだよ。

 

 

「発光路の放流チャンスはそんなすぐには終わらない…!まだまだチャンスは残されているんだ…!」

 

 

まあ発光路を知り尽くしたタカ氏が言うんだからそれは信用できるよ。だから私はほんの少しだけドーナのオレ金を投げ続けたんだ。すると…、

 

 

イ:来たのですか。

 

グ:来たね。やはりタカ氏は摩利支天さながら、ヤシオマスの強襲を予言していたのさ。

 

流石に焦ったね。心の準備が全くできていなかったからね。どのくらい心の準備ができていなかったというと、「初めて彼女の家に遊びに行ったらいきなり『今日は家族がいないの…』と告げられた時」くらいだね。もちろんヘタレの私はオーラルのみにとどまったがね。

 

それは強烈だったよ。しかもこちらのタックルは1500円で買ったロッド「グラッシー」「息子がおじいちゃんに買ってもらったリール」だからね。もちろん負けを覚悟した。

 

すると、後方からタカ氏が声をかけてきたんだ。「首を振ったらテンションをかけたまま凌ぐ!」「こちらに泳いできたら巻く!」

 

私はその通り忠実に動いたよ。その指示に反することをしてしまったら死しかないからね。大物に食われるだけさ。

 

長く感じた。実際の時間は3分くらいだろうけど体感としては2日。実際にヒゲと鼻毛がそこそこ伸びてたからね。

 

ついに手が届きそうなところに魚が寄ってきた。でもその時私は信じられないことを命じたんだ。

 

 

「頼む!ランディングしてくれ!頼むぞ!!」

 

近くにいたtakion氏の息子に哀願した。私一人では無理だったからね。小学生だよ?荷が重すぎるだろう?

 

しかし私はもう自分でのランディングを完全に放棄していたからね。小学生のtakion氏の息子に全てを委ねたんだ。

 

私に命じられたtakion氏の息子はいとも簡単に魚をすくってくれたよ。魚をすくったと同時に私を救ってもくれたんだ。私は我を忘れてヒザがガクガクしていたからね。

 

イ:その時釣れたのがヤシオマスの王だったと。

 

グ:おいおい、いくらなんでも安直すぎるよ。私が釣ったのがヤシオマスの王なんじゃなくてヤシオマスを釣ったことで私が「ヤシオマスの王」となったんだよ。

 

何せそのことで発光路にいるヤシオマス全てが私に忠誠を誓ったからね。全てのヤシオマスの頂点に立った瞬間だよ。

 

イ:本当かどうかは分かりませんが、これがあなたがヤシオマスの王となるに至った経緯というわけですか。なるほど、もう帰ってもいいですか?

 

グ:50cmをゆうに超えていたからね。体高もあったし。ヤツを仕留めることで完全にヤシオマスの中の王、「ヤシ王」に君臨したのだよ。

 

イ:ありがとうございました。次回はもっとマシな話をお聞かせくださいね。

 

 

次回、発光路後半戦!グリーン主催のミニプアーカップが開催される…!

発光路ミニプアーカップ開催!ダントツの実力差を見せたのは誰だ!

 

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コメント

  1. ポテポテ より:

    グリーン様

    王様・・・!
    そして久し振りの対談シリーズが!
    良かったですねー!ヤシオ。
    ・・・私まだ釣ったこと無いです、ヤシオ。

    • グリーン green より:

      まあ408でヤシオを釣り、発光路でヤシ王の座に上り詰める。「ヤシオシンデレラストーリー」です。

  2. HAL より:

    念願のヤシオマス…
    道のりが長かったですねー✨

    • グリーン green より:

      まさか私が釣れるとは…。無欲の勝利ですね。
      しかも正当なファイトで勝利するとは…!

  3. スズミ800 より:

    グリーン様

    おめでとうございます!
    またグラッシーの勲章が増えましたね。

    • グリーン green より:

      グラッシーはとても良いロッドです。50のヤシオマスでも生と死の狭間の戦いをさせてくれます。スリルロッドの代表格ですね!

  4. タカ より:

    グリーン様(ヤシ王)

    あのヤシオは良いサイズでしたねー!

    放流魚の動きをしっているのに私は釣れず…。

    久しぶりのインタビュー、ヤシオを釣った後のグリーンさんを見ているようで笑ってしまいました!

    • グリーン green より:

      完全に王位に就いたあとのインタビューですからね。強気でインタビューに答えましたよ。まあリスペクトしてくれる人はいないのですが…。

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