庭バーベキューは「新しい生活様式」を体現するニューウェーブ!
皆さん、やってますか?
「庭キャン」。
庭キャンとは文字通り、「庭でキャンプをすること」。新型コロナウイルス蔓延の影響により、国から提言された訳のわからない行動様式です。
これにより、「キャンプをしたいなら庭で」、「バーベキューを楽しみたい大学生は庭で」という厳しい制限を受けます。
しかしながら、キャンプ場で大はしゃぎしてSNSに上げられるよりは幾分マシ。ほんの少しだけマシです。
これさえあれば憧れの庭バーベキューが楽しめるなんて夢のようですね。煙もほとんどないので隣の家を気遣う必要もありません。隣の庭が無い方は黙って卓バーベキューです。
今回はそんな悲しき日本人である私が、「庭でバーベキューをするならこの食材!」と太鼓判を押すおすすめ食材をFeatureしてみました。
そのおすすめ指標は「コストパフォーマンス」。いくら庭バーベキューをやってもそこまで致命的な打撃を受けない、家計に優しいバーベキュー食材をランキング形式で提唱いたします。
私の庭バーベキュー予算は「1〜2人前で1000円」。これだけあればかなり豪華な庭バーベキューが楽しめます。しかしうっかりチョイスをミスしてしまうと「家計を逼迫させる悪の権化」となりかねませんので心して読みましょう。
第5位シシャモ(30匹300円程度)
シシャモと言ってもモノホンのニホンシシャモではありません。コストパフォーマンス勝負ですからね。
家計の味方、カラフトシシャモ、いわゆるカペリンです。
「カペりん」とするとさらに可愛いですね。一生付き合うのですから愛しましょう。
最もコストパフォーマンスが高いと考えるのは「角上魚類」の冷凍シシャモ。これは相当安いです。
子持ちシシャモが30匹以上入って300円程度。泣く子も黙るシシャモパーティーが出来ますね。
メインとはなりませんがサブメニューとして用いることで子供も飽きずにバーベキューを続けられます。
第4位ホルモン(100g200円程度)
ホルモンの良いところは「永遠に噛める」ということですね。ガムよりも長持ちさせるツワモノもいますから。
しかしただのモツは少々味気ない。ホルモン類は価格が安いので少し良いホルモンをチョイスすると豪華なバーベキューとなるでしょう。
第3位タコ串(1kg1680円程度)
「タコは高価」。これは誰もが思うタコ>イカの図式です。
しかし、生のタコを買う必要はありません。
業務スーパーで人気の冷凍ぶつ切りタコはかなりのコストパフォーマンス。「岩だこ」という小ぶりのタコを使用していますが味としては水ダコよりも上だと思います。
マダコ>イイダコ>岩だこ>水ダコ
が私のタコヒエラルキーです。
これを串に刺して網焼きするだけで美味さ倍増。たこ焼きに入れるのにも使える、たっぷり1キロで1680円程度です(「中だこ」の場合)。冷凍庫のレギュラーとなるでしょう。
第2位ヤゲン軟骨(100g150円程度)
ヤゲンなんて聞いたことがないと言う方も多いはず。
しかしこのヤゲン軟骨がかなりの優秀部位。
コリコリとした軟骨の食感を楽しみつつ、鶏肉の味も楽しめるという逸品。しかもコストパフォーマンス抜群です。
角上魚類で見つけたら迷わずゲットしましょう。
ビニールに入れて塩を振ってしばらく置けば味付けはOK。軟骨はやはり塩ですね。
第1位丸ごとイカ(ヤリイカ2匹で250円程度)
イカと聞いて、「なんだ、当たり前だな。」なんて思った方。「丸ごとイカ」なことが重要なのですよ。
イカのワタ焼きを合わせることにより、コストパフォーマンスは最強レベルに達します。イカワタを捨ててしまっては効果は半減、いや、60%減となりますね。
思ったりよりイカのワタ焼きは簡単です。以下に初心者でも簡単なイカのワタ焼きの手順についてご紹介します。
初心者でも簡単なイカのワタ焼きの手順
まず内臓付きの丸ごとイカを購入します。魚屋に「ワタ捨てといて」と言ってしまった時点でゲームセットです。
イカのワカを外す
イカの内臓を外します。
「外す」という表現がしっくりくるのが、内臓を取るときの感覚。身が張り付いている側に指を入れ本体から指で身(足側)を剥がす感じです。
人差し指一本で簡単に外せるのでチャレンジしてみましょう。
ゆっくり足側の身を引き抜く
その後注意するのが、「ゆっくり足側を引き抜くこと」。
内臓を潰すとぐちゃぐちゃになってしまいますので、慎重に引き抜きましょう。
そして甲を抜く。これも簡単です。
指で甲をつまみ、ゆっくりと強めに引き抜きます。
これで本体の処理は終了です。好きなように焼きましょう。
足側の身は細かくしてワタに混ぜる
引き抜いた方の身ですが、こちらは細かく切ってワタ焼きに混ぜます。これが美味い。
目とくちばしは手でちぎるか包丁で切り取り、柔らかい部分だけワタに入れましょう。
こんな感じですね。
さあ、後は焼くだけ。ホイルから湯気が出てくるまでしっかりと火を通しましょう。
どうです。
居酒屋でもなかなか置いていない最上級のつまみ。「ホッピーに合うつまみ四天王」に君臨します。
定番のバーベキュー食材はどうなる?
やりましたね。これであなたも庭バーベキューマスターです。1000円で幸せな時間を過ごしましょう。
しかしバーベキューには定番食材が欲しくなるもの。そこで次回は「バーベキュー定番食材の是非を問う」。庭キャン界に風穴を開ける問題提起となること必至だ!
バーベキューの定番食材の是非を問う!日常的には用いないのが吉!
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