408club。「シオヤ」クラブと読むそうです。(後に訂正あり。オーナーの好きなリールの名前から取ったそうです。)
栃木県塩谷町にあるからだという説が有力ですが、それだと系列店の308クラブはどうなるのか。知る由もありません。
今回はそんなベールに包まれたトラウト管理釣り場「408クラブ」の詳細を徹底リポートしますのでご覧ください。
場所
栃木県塩谷郡塩谷町原荻野目582
東北自動車道では「上河内スマートIC」または「矢板IC」が降り口。関東方面から行く方は上河内で降りる方が良いでしょう。
しかし、注意点が一つ。
「上河内スマートICで降りるからそこのSAで何か買っていこうっと」なんて思っている方は危険です。上河内SAに入ってしまうとそこから降りることはできず、矢板ICまで行くことになるからです。
上河内で降りてからコンビニに寄ることもできないので注意しましょう。
ただ、最寄(1kmほどですが)に朝早くから開いているスーパーマーケット「Daiyu」があるので安心しましょう。ここは管釣りあるあるの「タダで氷がもらえるスーパー」なので大変便利です。
408クラブは7時開場なのでそれほど痛手はありませんね。
受付・料金等
408クラブには2棟の小屋があり、受付・ルアー販売機能と食堂機能が兼ね備えられています。
料金は以下の通り。
持ち帰り制限に目が行った方。びっくりされることでしょう。
「えっ!一日券で一匹!?2匹目からお金取られるの!?イワナセンターは15匹持って帰れるよ!」
しかしこの持ち帰り制限は妥当。明らかに妥当なのです。その理由は後半で明らかになります。
食事
食事については事前に申し込んでおくとスムーズにありつけるそうなので、入場時に頼んでおくと良いでしょう。
食堂(外のテラスでも食事可)
カレーライス(700円)
チャーハン(500円)&カップラーメン(250円)
ちなみにカップラーメンは頑丈なケージに収まっています。408クラブ全ての物品の中で最も頑丈に守られています。408クラブのカップラーメン愛が如実に表れていますね。
ポンド
ポンドは一面。シンプルかつ攻略しがいのあるポンドです。
ちょっとした流れ込みが数か所。
水車&放流ポイント。
魚に見つからないよう木の陰に隠れてのスリルフィッシングも楽しめます。
ここでの最大の特徴は「放流方法」です。
なんと上のイケスから画面中央のパイプを通して魚が放たれます。まるで戦隊ものの出動シーンのように研究所から現場に魚達が飛び出すのです。括目しましょう。
レギュレーション
レギュレーションは甘目。フェザージグや桃色カラコンもOKです。ありがたいですね。
しかしなぜレギュレーションが甘いのか。それも後で明らかになります。
その他
捌き場
包丁やステンレスタワシが常備されています。計測メジャーが設置されているのが意味深ですが、これも408クラブならではなのです。
ネット&スカリレンタル
ロングランディングネットとスカリは自由に使用してOKとのことです。短くて小さいネットしか持っていない方は必ず借りるようにしましょう。必ずです。
自販機&トイレ
最大の特徴は「真大物専門釣り場」!
施設の概要を説明させていただきましたが、そんなことはもはやどうだっていいのです。
この408クラブ最大の特徴は「真大物専門釣り場」だということ。ここは知っておかなければなりません。
「聞いたことあるよ。結構大物が釣れるんでしょ?」
違います。大物しか釣れないのです。
放流されるトラウトはほとんどが50cmオーバー。そのためポンドの魚影は全て巨体。小さい魚はベイトフィッシュです。
50cm未満を釣ることの方が難しい悪魔の要塞408クラブ。マジモン(マジでモンスターしかいない5秒前)管理釣り場なのです。
これを聞いて全て合点がいったでしょう?持ち帰り制限、甘いレギュレーション、ロングネット&スカリ、カップラーメンの過保護。全てが真大物専門釣り場だということを物語っているのです。
そのため、「どんなルアーでもOKよ。釣れるもんなら釣ってみな。」的な難しさがある408クラブ。数釣りをしようとは思わないでください。
オールorナッシング、デッドorアライブ、ご飯orお風呂or私、そんな形容がピッタリはまる驚愕の管理釣り場なのです。
某大物専管理釣り場グループがアベレージ40cmと豪語するならばこの408クラブはアベレージ55cm、いやもっと大きいと言っても過言ではないでしょう。軟弱なタックルは厳禁。アルテイシア姫に叱られます。
初めて行く方はそれを承知で臨むことが必要です。夢とロマンで一発勝負に行くのです。
次回はそんな408クラブでの実践記。大物へ挑む五時レンジャー一味の結末は!?
408クラブは大物一発勝負の管理釣り場!いきなり大物を手釣り!?
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コメント
いつも楽しく拝読しております。
桃色カラコンもクリアポンドなら調査いいです。
408クラブの噂は聞いていましたが、ave.55cmはすごいですね。
グリーン様の釣果をブログで拝見する前に、さっそく息子と行く候補地になりました。
魚種や混雑具合なども知りたいところです。
イワナセンターや発光路の森のように、平日に空いていればよいのですが、、、、。
平日は空いてると思いますよ!大体が五時レンジャー一味でしたから!
しかしボウズの覚悟もしなくてはならない。今までの管釣りの常識を覆す画期的な所でした!
ヤシオマスとドナスチなるものとジャガーは確認できました。
攻略法は明日から!
グリーン様
ついに始まりましたね、例の記事が・・・。
あの日がどのようにブログになるのか大変期待して待っていました!
あ、自分は早々にブログに上げてしまいましたが・・・。
実釣編楽しみに待ってます!
かなり力を入れたので3話構成になってしまいました!
408の怖さと素晴らしさを伝えられると思います!
こんにちは!
ついに408club行かれましたか!
元408愛好家ですが(汗) 408=シオヤは正答ではなく
ヨンマルハチが正しい読み方です。
理由は、創始者(現、尚仁沢オーナー)が好きな名機リール、ミッチェル408
から由来するものであります。308もそこからの命名となりますので・・・
その後の展開楽しみに拝見させて頂きます!
えーっ!!衝撃の真実ですね!
それは知りませんでした。
いやー、408を堪能させていただきました。おそらくこれは例外中の例外なのではないでしょうか。スタッフさんも驚いていましたからね!
お久しぶりです。m(__)m
元管理人として間違いをただしておきます。
ボーズマンさんも勘違いしていますが、創始者のオーナーは別の方です。
オーナーが小さい頃に憧れたミッチェル408からネーミングされているのは間違いないですが、オーナーは別の方です。
現在の408Club・308Clubオーナーは二代目に成ります。
シオヤクラブと呼ばれているのは雑誌で王様が書かれて
雑誌を読んだ方がシオヤクラブと…
すごい!蜂坊主さんが元管理人だったのですか!?
408クラブの真相が次々に明らかになっていきますね!
ちょうどシオヤと読めるところが語源の勘違いを生んでしまったんですね。
しかし408はすごかった!個性あふれ出る釣り場でしたね!
グリーン様
ついにあの日が公表される時がきましたね!
そしていつも通りの釣り場紹介かと思いきや「そんなことはどうだっていい」の一文(笑)。
これがあの日のグリーン様の興奮を物語ってますね!
楽しみにしてます!
興奮が蘇るような記事を作りました。まあ私の目の届いた範囲だけですが…
裏ではもっとすさまじいバトルが行われていたことでしょう。
408club…
管理釣り場の名前は聞いたことがありましたが、そんな恐ろしい場所だったのですね!
グリーンさんの釣行記も気になりますねー♪
カップ麺のVIP待遇に思わず笑ってしまいました(笑)
おそらく日本一カップラーメンを守っている管理釣り場でしょうね。ギネスに申請すべきです。いや、珍百景でしたか。
ここはぜひ行っていただきたい。今までにないタイプの管理釣り場かもしれません!
ラインブレイク、ボウズは当たり前、栃木の修行場へ貧乏釣り部の方々が行く日が来るとはなぁ
数年前、朝一から粘って粘って夕方に80オーバー上げたのが今でも最高記録
あの頃は持ち帰り制限も2匹で良かった・・・
これだけいい魚なら500円は惜しくないですね!
しかしこんなに釣れたら赤字になるのではないでしょうか。まあいつもこんなうまくいくとは限らないのでしょうが。
80オーバーのモンスターもいるのですか!それなら優勝争いに参加できたかもしれませんね!
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