今巷で話題になっている「海上釣り堀」。今回は関東在住の方なら気軽に行くことができる「城ヶ島J’sフィッシング」のご紹介をさせていただきます。
まず「海上釣り堀」とはどんな所か。
船に乗って沖に出ないと釣れないような魚を陸地で釣るという海の神ポセイドンも驚愕の釣り場のことです。
沖でしか釣れない魚がそこにはいます。
この城ヶ島J’sフィッシングはそんな夢のような海上釣り堀。話題な訳ですね。
場所は神奈川県三浦市。城ヶ島という三浦半島の最南端にある島にあります。
島と言っても離れ小島のような島ではなく、橋で30秒で渡れるような島です。そのため、「キョン」はいません。
料金体系はこちら。予約優先システムのため、事前に電話(メール可)しなければなりませんが、逆を返せば予約さえ取れれば土日だろうが夏休みだろうが確実に入れるというわけですね。
(左が入場料、右が遊漁料)
釣り放題3時間 | 2,160円 | 8,640円 |
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釣り放題2時間 | 1,620円 | 7,020円 |
釣り放題1時間 | 540円 | 5,400円 |
体験コース(1時間) | 540円 | 2,700円 |
小学生以下のお子様は入場料無料。
中学生は大人1名付き添いにつき、中学生1名分の入場料を無料とします。
ご利用例(グループ・ご家族での竿のシェアは可能です。)
例1:3時間釣り放題コース:大人2名、竿1本の場合
入場料2,160円×2 + 遊漁料8,640円×1 =12,960円
3時間の釣り放題コースを竿1本でお二人で交互にお楽しみいただけます。
例2:2時間釣り放題コース:大人1名、中学生1名、小学生1名、竿2本の場合
入場料1,620円×1 +遊漁料7,020円×2 =15,660円
何と言っても一番のメリット(貧乏釣り部的)は、「竿の共有可」!2人だろうが3人だろうが1本の竿料金でできるのです(入場料はかかりますが)。
そのため、「子供が楽しめればそれでいい」といったファミリーがチャレンジするには最適、最安な海上釣り堀だと思います。
利用方法や釣りに関するルールがちょっと複雑なので上記の公式ページから見ていただきたいのですが、簡単に言うと「基本手ぶら」です。
貸し竿、仕掛け、タモ、スカリは全て無料。逆に言うと持ち込みの仕掛けに関しては制限があるという感じです。
エサはオール持ち込み禁。その場で買うことになります。しかしエサの種類は豊富で選ぶのに困るくらい。真鯛対象の練り餌や青物対象の生き餌など様々あり、対象魚に合わせて選択できます。
氷や大型発泡スチロールも販売している(持ち込みでも可)ため、「三浦旅のついでに」ぐらいの気持ちで構いません。空きがあれば1時間、2時間体験コースもありますし。
私が体験したどこにも載っていない便利な小ネタを。
駐車場に関しては城ヶ島J’sフィッシング最寄りの駐車場が大変便利です。(画像でいうと、城ヶ島J’sフィッシングの下すぐの駐車場)
ここは一日500円。時間制ではありません。しかし、「開場は8時」です。8時になるとここを経営している旅館の人が来てロープを開け始めます。
そして、城ヶ島を渡る有料橋。これが「8時から料金徴収(普通車100円位)」のようでした。8時前に渡ってしまえば帰りの料金さえかかりません。
ということはベストは「7:50」くらいに橋を渡ること。そうすれば駐車場も待たされず、橋もタダで渡れるというお得さを味わえます。
とは言え、そこら辺に路駐していても迷惑がかからないようなのどかな場所なので早めに来て島を満喫しても良いでしょう。お土産屋もあるし…
トイレだけは先に済ませておいた方が吉です。場内にはありませんので。
近くの公衆トイレを使用します。
ちなみに早くから来て自然の釣りを楽しむこともできます。
近くには釣りのできる防波堤や岩場があり、多くの方が釣りをしていました。
(J’sフィッシングの西側)
(J’sフィッシングの東側)
城ヶ島J’sフィッシングの話に戻ります。
釣り場はなんと「抽選制」。これがのちに思わぬ結果を呼ぶこととなるのですが、8:30からの入場受付を済ませたら抽選を行います。(午前3時間の部の場合)
上の図の番号のように釣り座が設定してあるため、その場所を決めるのです。※現在この図と番号は一致していません。
こんなイメージですね。
釣り座が決まったら後は自由。スカリは各釣り座ごとにありますし、タモは自分のすぐ後ろにあります。
タナ取りをしたい方は、この時間を使ってやって良いとのこと。オモリを持って行きましょう。特にやらなくてもタナはスタッフの方が丁寧に教えてくれます。
そしてどこにも載っていないオススメポイント。
「スタッフがやたら親切」!
そもそも初心者メイン(もちろん常連の方もいますが)の釣り場のため、ファミリーが多くいました。
「初心者・子供でも簡単に釣れる!」というのをテーマにしているのでしょうか。どんな些細な、素人的な疑問にも応えてくれます。
タナとり(仕掛けの位置を調べること)もやってくれますし、魚を外してスカリ(網)に入れてくれたりもやってくれます。釣った魚も最後にはオートメーションで活け締めしてくれますし、何も分からない初心者が行っても何一つ不自由することがありません。恐らく釣り場親切度ランキングでは「朱雀」クラスはあるでしょう。
栄えある「五時レンジャー初心者・ファミリーおすすめ釣り場」に認定します。
そして釣れる魚について。
以上の魚がメインとのことですが、8月だったからでしょうか。真鯛がメインとなっていました。
放流時(10時くらいでした)は真鯛50匹投入!常時2つのイケスで真鯛が180匹くらいになるようにコントロールしているそうです。(H29.8時点の話)
ここのウリは真鯛。3時間コースで何も釣れずにボウズに終わった場合、真鯛を一匹プレゼント!小さいものではなく、40cmクラスがもらえるのが嬉しいところ。ボウズを怖がらずチャレンジできますね。
さあ、次回はこの城ヶ島海上釣り堀J’sフィッシングでグリーンが悶絶する話だ!お楽しみに!
城ヶ島J’sフィッシングは際がポイント!真鯛釣りは足元に落とし込め!
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コメント
う〜ん。
さすが「内地」の釣り文化は、発達してますね!
もし、そちらに転勤することがありましたら、いの一番に行きたいところです。
アーバンな「三浦半島」自体も田舎者の私にとっては、魅力です。
私も三浦半島の素晴らしさを初めて体験させていただきました。葉山エリアなんて加山雄三がいつ出てきてもおかしくない感が満載な所でしたからね!
三崎港も観光してきちゃいました!