西武園フィッシングランドの鱒魂イベントに参加!
鱒魂。私がイメージするに「ガチトラウトの集い」です。
ハンパな奴は胸ビレごと切り落とす。カマにして朝食のおかずにしてやろうかという勢いですね。
そんなガチトラウトの集いにこわごわと向かったのはある理由があるからです。
「子どもに鱒を届ける」というビッグイベントへのお誘いがあったから。
今回、西武園で釣ったトラウトを近隣の子ども食堂イベントに持って行く。そんなガチトライアングルレインボー企画を成立させてくれたのが、超一流タックルボックスカスタムメーカー「TANAHASHI」の志村さんです。
所沢のイベントモール「SAVE AREA」と提携して、定期的に行われている子ども食堂イベントでトラウトの塩焼きを提供するという夢のような企画に参加させていただくことができました。
今回の鱒魂イベントは6社が集うまさにトラウト群雄割拠状態。これを見逃す手はありません。ルアーメーカー各社にトライアングルレインボーへの参加を呼びかけるという恐怖のチャレンジをやってくれましょう。
子ども食堂のための準備は12時〜。11時には釣りを終えてイベントモールへ向かわなければなりません。イベントもそこそこに3時間券での勝負となります。
子ども食堂へ持っていく鱒のノルマは「30匹」となかなかの数です。しかし負ける気がしません。
なぜなら、今回のイベント(SAVE AREAの方)にはTANAHASHIの志村さんやバスプロの渡邉新吾さんも参加するからです。
もちろん今回の企画は志村さんの主導であり、私は脇役。私が提供する鱒などほぼ無いでしょう。
おまけに今回はたてよこななめ氏やユッケ氏もいる。やる気になれば3時間で100匹はキープできるでしょう。
ということで私のノルマは実質0。各社にトライアングルレインボーのチラシを配布して協力を求めるという方が重要なノルマといえます。
とはいえ今回は「生かしたまま持っていく」という前代未聞のイベント。エアーコード口のある私のバッカン「デャオハハ」が日の目を見ることになります。
8時前。私が釣り券を購入する時にはすでに満員状態。釣る場所がありません!
し、しまったぁーーーっ!!
とりあえず端っこの流れが強いポイントで釣り始めます。
しかし流れの強い場所で釣った経験などほとんど無い私。何をしても釣れる気がしません。
そんな時、いきなりどデカいスプラッシュ音が…!
ヒット!息子にデカ鱒が掛かっています!
白っぽい巨体…!これは練馬サーモンか…!!
足元で食いましたがすぐさまドラグを鳴らして離れていきます。
とここで隣のポイントに流れていくのを気にした息子はなんとドラグを締め始めた…!
「だ、駄目だぁーっ!!」
・・・・・
ブチンっ!
切れました。おそらくドラグを急激に締めたのでしょう。隣の方から網の差し入れまでしてもらったのになんて気まずいアホ親子。あまりに我々が哀れだったのでお子さん達にステッカーを渡してお茶を濁しました。
いきなりのチャンスを逃した親子。私は「バッグの中にフックを落としたが見つからない」ということが重なりかなりの気落ちを見せています。
「まあいい…。他に釣りやすい場所が無いか見てくるよ。」
私はそう言い、イベント会場側へ向かいました。
イベント会場は早掛け大会で大盛りあがり。
その付近にTANAHASHIの志村さんと新吾プロがいました。
「ここが空いてるからやっていいよ。」
とお二人にスペースをいただいたため、すぐに親子で移動します。
すでにビッグワン2匹+数匹とかなりの数を揃えていらっしゃいましたが、今回は30匹。まだまだ足りません。
「ここは我々が貢献しなくては…!」
・・・・・
子 2匹
親 1匹
以上。
ふがない親子をフォローするかのように、他のメンバーが釣り足していきます。
(新開発のノータッチスカリで魚に触れずにキープ!)
魚に手を触れずに入れられる「ノータッチスカリ」が100均で作れる!
しかし…、
鱒が足りない…!!
タイムリミットはあと5分。30匹までには8匹ほど足りません。これはもう詰んだか…!!
急遽開催された謎のイベントとは…?
しかしここで志村さんと西武園の管理人さんで何やら相談しています。
・・・・・
急遽開催!「とにかく鱒を釣ったら釣り券プレゼント大会」!
な、なにぃーーーっ!!
なんと、西武園フィッシングランドさんのご英断でイベント会場のみなさんに特別大会が開かれたのです!
ルールは単純明快。今から鱒を釣ったら西武園フィッシングランドの3時間券プレゼント。
鱒を一匹釣るだけでなんと3時間券がプレゼントされるという鬼のような豪華な大会!
「みんなで協力してニジマスを子ども達に届けましょう!」
メガホンで周囲に協力を求めるスタッフさん。そして「ヒットー!」「こっちもヒットぉーっ!」とポンポンと釣り上げる釣り人達。これは…、これは…!!
一体かぁぁぁーーーん!!
釣り場が一体になった瞬間です。子どもにニジマスを届けるという目的のために、釣り場と釣り人、釣りメーカーが今一つになりました。
とはいえ感動してばかりではいられません。メンバーで協力していただいた鱒をバッカンに入れていきます。
ものの見事。なんと10分も立たないうちにノルマ達成!!
やはりガチイベントに参加しているガチトラウト勢。基本的なウデが違います。
恐るべし鱒魂…!参加者は化物か…!?
完全勝利!ノルマの30匹を達成です!
私自身は完全敗北ですが皆さんのご協力で一気に逆転満塁ホームランです。「鱒は地球を救う」という新たな言葉が生まれましたね。
次回…、ニジマスが大人気…!子ども達が「自分で捌いて食べる」という夢の企画実施だ…!
生きたニジマスを捌いて食べるイベントに子ども達大興奮!鱒料理の常識が変わる…!
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