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魚に手を触れずに入れられる「ノータッチスカリ」が100均で作れる!

100円ショップで揃える釣り具
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魚に手を触れずにスカリの中に入れられる「ノータッチスカリ」が100均のアイテムで簡単に作れる!

スカリの進化は凄まじいものです。

 

ランディングネットに入れた魚をすくいながらスカリに入れられるアイジェットリンクの「ママニコスカリー」

 

管釣りマニアに載っていた昌栄(SYOUEI)の「ダイレクトスカリ」。

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管釣りをしていて困るのが「うっかリリース」ですよね。

 

スカリというものは基本的に魚を入れる口が閉まっている。そのため魚を入れる際にスカリの口を開けなければなりません。

 

スカリの口を開けて魚を入れる際にネットからこぼれて逃げてしまう「うっかリリース」はエリアアングラーの最も見られたくない瞬間です。

 

また、魚を逃さんと強く握りしめると即座に弱るのがトラウト類。スカリに入ったとたんに身体が裏返って瀕死状態になることなんて日常茶飯事ですね。

 

これらの問題を完全に解決した上記の2商品。これは釣りメーカーの世紀の発明です。

 

 

 

しかし…、高い…。

 

「うっかリリース」を防止して新鮮な状態でキープするにはやはり金。世の中金が全てなのです。

 

 

 

やってやりましょう。貧乏人の大逆襲です。

 

スカリの材料をダイソーとセリアで購入!

構想10分。大体のイメージは出来ました。

 

今回は「スカリに直接入れられる装置」を極力安く作り上げるのが目標です。

 

まず100均を巡って探し出したのがこの2品。

 

まずはダイソーで購入した発泡スチロール製のクーラーボックス。150円(税別)でした。

 

そしてもう一品はセリアに売っていた多目的ネットです。

 

 

計250円(税別)で「魚をスカリに直接入れられる装置」にチャレンジしてみましょう。

 

ちなみにこのスカリの作り方はかなり簡単です。どんなに不器用な方でも10分〜15分程度で完成するでしょう。ただし注意点を知っておかないと失敗することもありますのでしっかりと作り方を読んでください。

 

「魚を直接入れられるスカリ」の作り方

使用する物:ハサミ、カッター、先細ペンチ

この3つは必須となります。あとは自分の腕のみです。

 

クーラーボックスをカッターで切る

まずはじめにダイソーのクーラーボックスを切り離します。紐が付属していますが今回は特に使いません

 

切り離すのはこの位置です。カッターで簡単に切り取れます。

なぜこの位置で切り取るのかというと、クーラーボックスの紐を通す穴の部分を使うからです。

 

きれいに切り取れました。使うのは左側のみとなりますので右側は何かに活用しましょう。

 

 

多目的ネットの芯を外す

セリアの多目的ネットにデフォルトで備わっている上部のスチールの芯2本を外します。

 

4箇所に結ばれている紐を外し、

 

紐を外してできたスペースに先細ペンチの先をねじ込んでから留めてある部分と長い棒の部分とを開くようにして外します。

 

注意点は「無理に引き外さないこと」

素材が弱いのでこのように破れてしまいます。必ずペンチで外すようにしましょう。

 

紐とスチールの芯が外れた状態です。

 

上部のネットを切り取って枠形を長方形に変える

上部は魚を入れる部分となりますので網を切り取っておきます。

 

私は小さめに切り取ってみました。大型魚を直接入れる場合はもうちょっと大きいほうが良いかもしれません。

 

※このように四隅に切れ込みを入れると網が丈夫なまま口が広くなりました。

 

そして網上段の枠を手で発泡スチロールケースの形に変えていきます。

 

ネットの枠はスチール製ですが、手の力だけで十分曲がります。そこまで正確に形作らなくても良いのでまずはある程度の長方形を作っておいてください。

 

 

中段の網を切り取る

このセリアの多目的ネットは、2段式になっています。そのため、魚を入れるスカリにするためには中段の網を切り取る必要があります。

 

枠ギリギリに切り取る必要はありません。少し内周ぎみに切り取っておけば魚が上がってくるのを防ぐこともできますので、内側を丸く切り取っていきましょう。

 

上部両端に紐を通す

網の両端、長方形の短辺側2ヶ所に紐を通します。

この時網を切るのですが、ほんの少し切れば紐は通ります。

 

上からでも下からでも良いですので、ネットの上部2箇所(表裏)とクーラーボックスの紐通し穴を通して固く結びます。

 

「魚に触らずにスカリの中に直接入れられる新兵器」の完成!

出来ました。これが「魚に触らずにスカリの中に直接入れられる新兵器」。今後のエリアトラウト界を席巻することでしょう。

基本的に蓋は閉めません。よほどのことが無ければ魚は飛び出さないでしょう。不安な時はいつでも閉められるので安心です。

 

釣り場ではこのようにして常に蓋を開けておきます。発泡スチロールの枠は水に浮きますので紐をどこかにくくりつけておけば「トラウトブラックホール」の完成です。

 

思惑通りしっかりと浮いてくれますね。

 

魚が釣れたら針が掛かったままネット上部の発泡スチロールの枠内に誘導します。そしてその上でフックリリーサー等で針を外せば魚は自動的にスカリの中へ沈んでいきます。

 

ランディングネットから移す場合であれば、大きな口に入れることになりますのでネットからこぼれて逃げてしまう「うっかリリース」の防止になりますね。直接手で魚を触れられずに入れられるのも好ポイントです。

 

キープした魚は脇のファスナーを開ければ取り出せます。広い口なので巨大魚でも大丈夫です。

紐は発泡スチロールとネットの枠両方に結ばれていますので重量にも耐えきれます

 

 

名付けて「ノータッチスカリ」!

やりましたね。250円で大変便利なアイテムの完成です。魚に一切触れずにスカリの中に入れられる、「ノータッチスカリ」と名付けましょう。

 

これならスマートにキープがキメられますね。このスカリのダサさと相殺されてちょうど良いくらいです。

 

魚を触れない女性やお子さんなどでも楽々キープできるので初心者ファミリーにも最適なアイテムと言えるでしょう。

 

 

さあ、ダイソーとセリアに駆け込みたくなっただろう!しかしこれは貧乏人の奥の手アイテム。お金があるなら普通にアイジェットリンクのママニコスカリーか昌栄の便利スカリを買おう!

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