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蛇尾川フィッシングパークの超クリアポンドで出会って5秒の巨大魚とバトルに!

基本ボウズ!ポンコツ実践記
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蛇尾川フィッシングパークの攻略法を惜しげもなく公開する!

蛇尾川フィッシングパーク。

 

ここは令和元年にひっそりとオープンし、そして五時レンジャーに気付かれずに一年を過ごしました。

 

 

しかしそうは甘くはありません。「栃木の管釣り鷹の目」ことタカ氏についに発見されました。

 

「超穴場の良さそうな管理釣り場があるんでゲス…。グフフ…。」

 

そんな伊勢佐木町の外れのマニアック風俗を紹介された気分でその話に乗りました。

 

 

この蛇尾川フィッシングパークの全貌は前回の記事で丸裸にされましたね。今回は攻略法も丸裸です。

蛇尾川フィッシングパーク釣り場案内【レギュレーション・料金・場所etc】

 

超クリアポンドで大物が完全目視できる!

まずはポンドの受付小屋側左に陣取ります。

(画像左下のエリア)

 

ポンドを見ると驚きの光景が待ち構えていました。

 

 

 

「ク、クリアだ…!」

 

 

 

クリアもクリア、ドクリアです。ゲームに例えるなら「スーパークリアブラザーズ」、アラレちゃんに例えると「パン・ツー・マル・見え」です。

 

どクリアなポンドは他にも経験しましたが、蛇尾川フィッシングパークのポンドは「超浅」なため、クリア度が際立っています。浅いところは30cm、深いところでも1m弱というところでしょうか。

 

 

何を投げても間違いなく釣れるのは分かっています。しかしここはカラコンです。

 

「ドラゴンボールカラー」。発売して即完売した練マザーの傑作を使います。残り一つの激レア品です。

 

 

 

一投目…、ヒット!

 

 

やはりヒット!分かってはいるもの嬉しさMAX田中です。

 

しかしこれはレギュラーサイズ。

 

 

これは連続爆釣か…!?

 

 

しかし数投しても釣れません。私の思惑は外れました。

 

まあ良いでしょう。なんたってボウズを回避しましたからね。「一投でボウズを回避する男」。「ボウズ海浜幕張駅」の一日駅長に最もふさわしい男です。

 

 

 

私が気になっていたのはこの岩の山

 

池の反対側の中央にそびえる要塞です。

 

 

 

「い、一番乗りじゃあーっ!」

 

 

猿リーマン貧太郎ばりの勢いで岩山をゲットしました。正に猿山の猿。

 

そのため、ここをサル山と命名します。

 

 

このサル山は圧巻。少し高い位置にあるため、ポンドの全貌を見渡せます

 

すると…、

 

 

 

こ、これは…!

 

ポンドの各所に必ず大物が配置されているという「蛇尾川大物食べ歩きマップ」が眼前に広がります。

 

特にビビるのはイトウ。人気洋食屋三代目ばりの黒い影は70cmはあるでしょう。

 

 

 

「まあどうせオレに大物は釣れないからな。」

 

 

適当にカラコンを投げます。

 

 

すると隣のユッケ氏が、

 

 

「えっ?あれ?」

 

 

 

 

「はい?」

 

なぜ私を見て不思議がっているのでしょう。

 

 

 

「食ってませんか…?」

 

 

何をおっしゃるネズミさん。手元に感触はありません。さらにカラコンがどこにあるかも分かりません。足元に巨大魚がいるのは分かります。

 

 

「デカいのが食ってますよ…!」

 

 

な、なにぃ!?食われていたとは!高感度のミニバチでも感触はありませんでした。しかし足元の巨大魚が「食われてる感」を醸し出しています。

 

 

 

フィ、フィーッシュ!

 

 

出ました!「合わせた感」!食ってから5秒は経っていたかと思われますが合わせた感を存分に出すことによって周囲には全くバレていません。

 

 

 

こ、これは大物だ…!

 

当たり前です。完全に魚体が丸見えなのですから。60cmクラスはあるか…!

 

 

私のミニバチは変態外科医「グリーンジャック」によって竿先のオペを受けたばかり。素人修理による竿先はこのビッグワンに耐えることができるのか…!?

250円で修理した竿先で本当に大丈夫か!?【ダイソー接着剤で直した竿で釣ってみた】

 

 

すでに足元5mのエリアにはいます。しかし私は騒がない。

 

なぜなら貧弱な竿先にビビって声が出ないからです。

 

 

しかしここで貧乏四十八手の一つ「気付かれない」を使います。

 

魚に「自分が釣られていることを気付かれないようにする」のです。

 

激しく巻いては駄目。自分が釣られているのに気付いてしまいますからね。ゆっくりとこっちを向くように誘導し、こっちに頭が向いてもがむしゃらに巻かずにそーっとハンドルを回すのです。

 

 

「あれ、オレ釣られてるのか…?いやぁ、まさかそんなはずは無いよな…。」

 

ニジマス顔

 

やりました。完全に気付かれていません。

 

ジャンプは絶対にさせられない。それに耐えうるロッドではありませんから。「ジャンプされたら負け」。どうです?働くよりもハードルの低い闘いでしょう?

 

仕上げです。ゆっくりと誘導してネットに入れます。いや、ユッケ氏に入れてもらいます。

 

 

 

・・・・・

 

 

 

やりました!開始5分で大物ゲット!

 

出会って5秒でバトル、かかって4秒で合体です。ぐうの音も出ないほどの完全勝利!

 

 

 

すると、スタッフさんがポンドに降りてきました。

 

先に説明しておくと、この蛇尾川フィッシングパークはオーナーさん夫婦、いわゆる「王」と「王妃」の他にも 「姫」と「王子」が働いています。そのうちの「姫」のほうがポンドに降りてきたのです。

 

私が「40cm以上は一匹まで良いんですよね。」と確認すると、

 

 

「そうです。でも40cm以上をキープするとそれからは小さい魚もキープ出来なくなるんですよ。アモーレ。」

 

 

 

な、なにぃーっ!

 

なにぃ!

 

蛇尾川オリジナル「大物ドボン方式」です。

 

このルールについての説明を伺うと、「小さい魚のみであれば持ち帰り制限は10匹までなので、小さい魚3匹をキープしている時に大物が釣れたら大物を含めた4匹が持ち帰りOKとなる。しかし、いきなり大物が釣れてそれをキープするとそこで持ち帰り制限(大物一匹のみ)に達することとなる。」ということのようです。

 

すなわち、「大物が釣れた瞬間、エンドロールが流れる」という仕組みなのです。

 

これは駆け引きが必要なルールですね。

 

 

最高の状態は「小さい魚を9匹キープしている時に大物が釣れること」。そうすると「ハッピーエンディング」です。しかし私のようにいきなり大物をキープすると「バッドエンディング」となるわけです。

 

それまでは大物が釣れてもリリースするか、それとも安全策を取ってキープするか、「マルチエンディング方式」を採用している数少ない釣り場ということですね。

 

※令和3年1月現在、大型魚の持ち帰りは有料となりました。

 

 

バッドエンディングでも構わない。私は気付かずに釣られてくれたこの魚を持ち帰りたいのです。

開始10分で竿を置き「即捌き」を見せます。

 

 

どうです?この見事な太りっぷり!

 

腹を開けると巨大な卵が!

 

 

私はあまり卵を持ち帰らないのですが、ここまで立派であれば持ち帰らないわけにはいきません。「管釣り界の博多土産」がそこにはあったのです。

 

さあ、もういらないだろう。あとの私の消極的な攻め、すなわち「修哲の鳥かご」は。大物が掛かってリリースをミスったら終わりだと思いながらのヒヤヒヤフィッシングが開始される…!

大物連発!恐るべき大物密度の蛇尾川フィッシングパークで開催されたプアーカップ!

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コメント

  1. タカ より:

    グリーン様

    めちゃめちゃ筆が冴えてますね~!

    そうとう楽しかったのが文面から伝わります!

    そして、あの大物♂️を掻い潜って大物♀️を釣り上げるのは素晴らしい!

    • グリーン グリーン より:

      蛇尾川の魅力が十分に伝わったでしょうか。
      まだ後2話もありますのでこれで蛇尾川に来る釣り人を100人増やしたいと思います…。
      オープニングは速攻でメスでしたね!

  2. たけのこ より:

    お前はすでに死んでいる、とゆー感じですね、釣りの極みを拝見した心地です!

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