GWも明けた5月の平日、東京都青梅市にある「奥多摩フィッシングセンター」で初の渓流型トラウト管理釣り場チャレンジです。
(↓奥多摩フィッシングセンターの釣り場説明についてはこちら!)
奥多摩フィッシングセンターは関東の穴場的管理釣り場!【ファミリーでも楽しめる渓流型!】
前回の記事で言っていたように、渓流型管理釣り場では「スプーン」、「シンキングミノー」がメインの釣りになるとのこと。
しかし私はシンキングミノーなんて1個しか持っていません。8cmくらいのラパラ(ニジマスカラー)です。
8cmですからね。いつもの管理釣り場で投げていたら、「おい、デカすぎて魚が逃げてくだろ!」と注意される危険性があるくらいの大きさです。
このシンキングラパラは出来れば登場させたくないところ。
では他には何が使えるか。スプーンでしょう。
しかし1g程度の軽いスプーンでは川の流れと音にその存在すらかき消されること請け合いです。重量級スプーンが必要ですね。
重量級とは「3g~」という定義をしましょう。ケンのスプーンしかありません。
紛失した「ぐるぐるX5g」を再購入しようとしたのですが、やはり値が張る。600円以上します。
「絶対爆釣!」的な確信があるなら別なのですが、釣れると思われる根拠が「自分の勘」のみですから手が出ません。私の「勘」は350円がいいところです。
スプーンを補足するためにはやはり自作ルアー。十分な重さを兼ね備えたさなぎさんシリーズの新作「イチゴさん」と「キウィさん」を作りました。「キウイ」ではなく「キウィ」ですからね。「ティッシュ」ではなく「ティシュー」なのと一緒です。
この「イチゴさん」と「キウィさん」は余ったガン玉を小麦粘土に練り込んだという逆転の発想。何の逆かというのは「ガン玉を練りこまない」ということの逆です。
3gはあるでしょう。
さらにさなぎさんの良いところとブレイブハートの良いところを兼ね備えたニューウェーブ、「さなぎさんin the sky」も生み出しました。底ではなく泳がせるタイプのさなぎさんです。重量はあまりありませんが、川の流れにうまく乗ることができれば「波乗りジョニー」に改名します。
三人は早朝の奥多摩フィッシングセンターに降り立ちました。「ガンダム大地に立つ」です。正確に言うと「ジム(グリーン)」、「ゲルググ(ta氏)」、「アッガイ(モーセK師)」が大地に立ちました。
上流は「エサ釣り場」、下流側は「ルアー・フライ釣り場」です。
まずはポイントを定めます。
投げるのはスプーン。やはり3gの「ケン」でしょう。無くなってもいいですから信頼していますから。果たしてケンは流れに打ち勝つことができるか。それでもなるべく流れが弱いところを選びます。
ポイントはこちら。
(朝一の水量)
(観光放水後)
ルアー・フライ釣り場の中ほどにある、川の中央に岩のある場所。この付近が一番魚影が濃いポイントでした。(手前は落ち葉です。魚影ではありません…)
この岩場周辺にうじゃうじゃ魚影が見えます。まずはこちらのポイントからスタートです。
この奥多摩フィッシングセンター、朝は水量があまりありませんでした。のちに「観光放水」なるものがあり、水流が増します(季節による)。H29年は3月20日~観光放水が行われているようです。
ランディングネットやタックルを流される「せめてタックルベリーに流したかった症候群」や、ビクごと逃がしてしまう「うっかリリースオールフォーマットver.」が多数出ることが予想されます。注意しましょう。
9時30分には放流が行われます。
数こそ少ないのですがこの放流は「区画ごと」。放流されたトラウトはその区画で独占できるというわけですね。バケツ1杯ですが…
ケンのスプーンを投げ始めますがなんたって流れがある渓流型管理釣り場。その流れに完全に翻弄されています。
やはり難しい。魚は見えるのですが、そこにうまくルアーを持って行けるかが腕の見せ所。私は見せる腕がありませんからなかなか釣ることができません。
すぐにケンは収納。チェンジした「コンコンキツネ村」は比較的好反応です。
クリアな水面に映えるこの蛍光グリーン。サイトフィッシング状態です。
しかしこのサイトフィッシングは難しい。くわえたところを合わせるのは至難の業です。なかなか合わせられません。
イチゴさんには見向きもせず。
トラウトの群れが集団シカトです。今のご時世ならイジメとみなされるのではないでしょうか。イジメ、駄目!絶対!
開始1時間、全員ゼロ。ここで業を煮やしたta氏が動きました。
①バーティカルプロを装備し、②NST(ルアー)を装着。そして③サングラスを掛けます。
縦釣りの準備の完成です。
①と②だけでは不十分です。③のサングラスを掛けることによって真の縦釣りの準備が完了します。
しかし流れのある中で繊細なアタリを取ることができるのか!?
「や、やめるんだ!この流れの中で縦釣りなんて!やめるんだta氏!やめるんだぁーーーっ!!」
・・・・・
ごまんと釣り上げました。
木々の影から誰かが覗いていました。誰かは確認できませんでした。
縦釣りができない私にはもはや何もできません。アイスを食べることしかできません。受付隣の休憩所に向かいます。
朝11時の時点で受付で唯一売っているカップヌードルを食べます。みんなを裏切って一足お先に「フライングヌードル」です。250円でした。
休憩所からは「誰でも釣れるエサ釣り池」が見えます。
ここではボウズのファミリーのお父さんが責任をとって子供に釣らせるのでしょうね。みそぎです。
あちらが流し場。釣った魚はワタ取りをしてくれるという「オートフォーメーション」方式。ありがたい反面、ウロコや頭も取りたい私は気まずさで一杯です。
「レギュレーションでは「ウァーム」が使用禁止なだけであってワームはOKだろ!」なんて言うのはやめましょう。
こんなことして笑顔でいるポスターなんてあるぐらいですから。「田舎あるある」です。
途方に暮れて釣り場に戻るとta氏から吉報が。
「だれでも簡単に釣れる釣り方を編み出しました。しかし『夏限定』ですが…」
「…な、夏限定!?」
次回はta氏の編み出した夏限定の攻略法の詳細が!!グリーンは釣ることができるのか!?
奥多摩フィッシングセンターを完全攻略!「流しクランク」で爆釣!?
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コメント
何回でも言いますが…
「サングラスは釣り中は常にかけてます!!!!」
あとツッコミ所はガンダム大地にたつなのにガンダムいないことです。
そういえばぐるぐる5g持ってるのに使うの忘れてました…
逆ですね。私が縦釣りをやるときにしかサングラスが見えていないんでしょうね。でもそのキャラクターで定着してきたのでそうしましょう!
対岸で爆釣してた2人がガンダムと百式でしたね。
たしかに偏光グラスかけないと水面の反射でライン見えないんで間違ってはないんですけど…wwww
紫外線から目を守るためにもずっとかけとくべきですwww
対岸夫婦はニュータイプでしたね…いい人でした。