今回は実践編です。
1000円で購入したペン型ロッド&リールで見事トラウトを釣り上げて見せましょう。
ペン型ロッド&リールの性能は?1000円で買える激安タックルを徹底調査!
とは言えこのリール、
投げられません。
ベイト型になっているのでうっかりバス用のベイトみたいなイメージをしていましたが、明らかに落とし込み専用です。
しかもかなりの重さのオモリを付けなければうまく沈んでいかない。このロッドが耐えきれるのでしょうか。
さて、今回はこのペン型ロッド&リールでトラウトを釣りたい。どう使えば良いのか。
すぐに思いついたのが曰く付きのあの戦法。そうです。「置いておく」です。
目いっぱいラインを出しておいて足元にボトム系縦釣りルアーを置いておく。もはやルアーフィッシングではありません。
仕方ない。このペン型ロッドとリールでニジマスを仕留めるにはこれぐらいしか考えられませんね。
ではチャレンジしてみましょう。場所は埼玉県朝霞市の朝霞ガーデンです。
朝霞ガーデンの3時間コースで「釣れなくてもたいして痛くない釣り」に興じましょう。
まずはルアー池。まずはというかここしか考えられませんね。
浅い所で石がある「縦釣りの里」と「モーセの里」。ここぐらいしか釣れる気はしません。
まずはこの戦法でトラウトを狙います。
唯一の強みはライン。なんとアーマードFにフロロリーダーを付けた豪華版。ラインだけは一級品です。
確実にバイトが望めるはずです。水の中に入ってしまえばもはや普通の縦釣りタックルと変わりませんから。
あとは「魚がいる所に落とせるか」と「うまく合わせられるか」。大穴で「折れないか」の懸念さえありますね。
…!!なんと!?
なんとルアー池の強い流れ込み、「わくわくトローリング場」が空いています。願っても無いチャンスです。
これは確実に釣れます。断言できます。
しかもわくわくトローリング場の周りには誰もいません。向こう岸に2人のみ。これなら20cmのニジマスに30分かけてランディングしても誰にも迷惑はかかりませんね。
さて、どうするか。まずはこの流れ込みまでルアーを届かせなければいけません。
しかしこのリールは投げられない。仕方なく一旦ラインを足元まで伸ばしてから手で投げます。「フリッピングのダサい版」ですね。
格好良く言うならばシャア専用ザクの特殊射撃「クラッカー爆弾」です。
よし!水流に乗った!あとは流していくだけです。
ROBの「貝バベル」を使用しています。これならヒラヒラと波に漂ってくれそうですから。
朝霞ガーデンにヤシオマスが再入荷!伝説の魚を求めての貝バベル…
リールを逆巻きして沖へと流していきます。
いきなりヒット!
ガッツリ食いました。朝一のわくわくトローリングはスレ知らずです。
…!し、しまったぁーーーっ!!
リールにラインが絡んでいます。内部にラインが入り何度も巻かれた状態に!逆巻きではダメだったんです!!
…ブチッ!
何たる悲劇!このリールは「沼」!ラインを飲み込み高級な貝バベルまでも失いました。
軽いルアーなのでせめてトラウトの口から外れてくれることを祈りましょう。すまなかった、トラウトよ。こんなリールのせいですまなかった…!
気を取り直してラインを組み直します。今度は失敗しません。
次ぎに付けたルアーはちょっと重さのある「NEOの何か」です。
よく覚えていない。しかしこの形は確実に「NEOの何か」です。「NEOの何か」でしかあり得ません。
流れ込みに乗せたら手で糸を出す。これなら完璧。バックラッシュを直してる風に見せかけて沖へ沖へとルアーを流していきます。
ヒット!さすが「NEOの何か」です!さあ、ロッドの感触を確かめるぞ!
丈夫!だいぶ丈夫です!20cm台のニジマスならビクともしません。
しかしリール!1回の巻き取りが2cmか!?さすが極限まで小さくされたリールです。
高速リーリングでニジマスを寄せます。足元から5mでヒットしたニジマスだから良いものの、沖で釣れていたら手がつりますね。
なんとかランディング!初のペン型釣果です!
竿の強さはなかなかのもの。ミディアムライトぐらいの調子です。60cmのニジマスなら耐えられるかは分かりませんが、40クラスならゆうゆうイケるでしょう。
この釣法はインチキか。インチキでもいい。皆さんにペン型ロッド&リールでもニジマスが釣れることを証明できたのだから。
次回、さらにこのペン型ロッド&リールの性能を調査する!!
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コメント
神奈川かどっかの上州屋で見かけたワカサギ用のめっちゃ小さいスピニングリール付けたいですね…ww
私の持っていた全く使えない落とし込みベイトより小さいですからね。さらにそれよりは使えますよ!
きっと!