冬のアングラーズヴィレッジでブラックバスは釣れるのか?
冬のブラックバス釣り。とてもシビアなイメージがあります。
トラウトと比較してみると、冬のトラウト池は19××年のモヒカン達が「ヒャッハーッ!」と猛威を奮っている無法地帯。冬のバス池はそのモヒカン達から一粒の籾を守る老人の村です。
どうしても水温が低くなるとトラウトのほうが有利ですよね。しかしバスエリアアングラーの端くれとしてはバス池で爆釣させたいところです。
前回の宮城アングラーズヴィレッジでは半日で40匹。カラコンで爆釣を楽しむことができました。今回は水温の低い中でバスを爆釣させることができるのでしょうか。
「間違ったバス釣り」の魅力とは何か!完全合法でバスを3桁釣る方法は一つ!
まずはトラウト池で「ボウズ逃れ」を目指す!
まずはトラウト池に行きます。なぜかって?
プレッシャーから解放されるためですよ。
私の宮城アングラーズヴィレッジは毎回トラウトボウズとの闘い。前々回はトラウトボウズ、前回は一匹でした。
朝一なら私でも簡単に釣れるはず。まずはボウズを逃れて解放感を味わうのです。
しかし…、なかなか釣れない。なぜみんな釣れるのか。隣のtakion氏はもう五匹くらい釣れています。
ルアーなのか、カラーなのか…、おそらく「信号を守る」とか「食べ物を残さない」などが理由かと思われます。日頃の行いが重要となってくるのでしょう。
本日はたてよこななめ氏がアングリングファンでの取材とのこと。取材が始まる前にコーチングを請います。
(誰にもわからないようにこっそりTwitterを始めています。愛護の心がある方はフォローしてやりましょう。)
カラコンを投げた後の私のラインをたてよこななめ氏が隣でじっくり見ます。
「当たった!」
ラインは動いてないように見えます。
「ほら、またつついた!」
ラインは動いていません。
そして完全にラインが引っ張られた瞬間に合わせる!ヒット!
やりました!早くもトラウトボウズ回避です!
「三回以上小さな当たりがありましたよ。」とたてよこななめ氏。
・・・・・
やめだやめだぁーっ!
私には全くラインが動いているようには見えません。手にも何の感触もありませんでした。全く私にわからないところでトラウトがルアーをつついている。こんな世界で生きていけるわけがありません。裸の王様が市民から指をさされて笑われているのに気付いてないようなものです。
私はステージにそっとマイクを置き、トラウト池を後にしました。
水温の低いバス池にチャレンジ
バス池に来ました。私のメインはバスですから。宮城アングラーズヴィレッジには「バス釣り」と「山ちゃん串」と「めっちゃ冷たい蕎麦」を目的に来ているのですから。トラウトはほんの暇つぶしですよ。
本日の宮城アングラーズヴィレッジはとても寒い。寒波が来ているとのことです。
それでも山の管理釣り場よりかは全然環境は緩い。他の場所では雪が積もっているところもありましたから。
寒いがバスの活性はどうなのか…。本日を占う一投目…!
来ません。
爆釣モードの時はカラコン落とした瞬間フライングゲットが来ましたから。一投目でフライングゲットが来ないというのはかなり不安ですね。
数投するも反応はありません。
場所を変えて投げてみると…、
フライングゲットォォォーっ!!
来ました!フライングゲットです!落とした瞬間にフライングゲットが来る快感。これだから宮城アングラーズヴィレッジのバス釣りはやめられない。
またもヒット!水面よりかなり低いところで食ってきました。
こうなればバス池の鬼の方程式「釣れるところにひたすら投げる」です。
またも水面よりかなり低い位置。水温が影響しているのでしょうか。
5匹くらい釣れたところで勢いが止まります。ポイントを変えましょう。
ポイントを変えると何とか釣れてくれます。しかしそこまでの爆釣モードではありません。
取材御一行が登場!
とここでアングリングファンの取材のため、たてよこななめ氏とアングリングファンの編集長さんと鶴貝さんと山ちゃんが準備をしに来ました。
皆さんにご挨拶をすると、鶴貝さんから「えーっと…、ブログいいですよね。うーん…、書き方がいいですよね。」という「誰も傷つけない感想」をいただきました。
そして4人は雑談をしながら私の釣りを見ています。
・・・・・
…ハ、ハイプレッシャー!!
こんな中で爆釣を見せれば、「お?これがカラコンかー。なかなか釣れるね。君もロブの一員になっちゃいなよ!ユーもアングリングファンの表紙になっちゃいナヨ!」という流れになるのは火を見るよりも明らか。来い…!爆釣の波よ、オレをビッグウェーブに乗せてくれ!!
・・・・・
しぶちん。しもきんならぬ「しぶちん」の座をほしいままにしました。
ここぞという時に釣れてくれない勝負弱さが出てしまいましたね。私のアングリングファン3月号の表紙は無くなりました。
それでもポツポツとは釣れてくれる。4人に「普通のバスルアーで釣れないから変なルアーでセコ釣りしている貧民」という強烈なインパクトを与えてやりましたよ。アングリングバスに「こんなのバス釣りじゃねえ!許せないアングラーのコーナー」が設けられたら初回のゲストは私でしょう。
水温が低い。バスは釣れづらい。トラウトはモヒカンで「ヒャッハー!」。よし、トラウト池で甘い汁を吸おう。
プアー三段論法を導き出した私はまたもトラウト池に返り咲くのでした。
次回、トラウト池での攻略法を編み出したか!?FF川越での経験を活かした新必殺技とは…!
宮城アングラーズヴィレッジ名物「ギンザケ(コーホーサーモン)」を狙え!
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コメント
初コメです。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
仕事中にこっそり見ていますが
毎回笑いを堪えるのに必死です(笑)
次回の更新も楽しみにしてます!
※Twitterフォローさせていただきました!
ヒャッハーっ!!私にとっての最高賛辞「ウケる」をいただきありがとうございます!
この言葉さえいただければまた一ヶ月やっていくことができます…。
アタタタタタタタタタタ ワター!!
お前はもう 釣っている
私は「お前はすでに釣らせられている」が大半のアワセテクですからね。
それでも飲まれない。これはカラコンの軽さからくるものか…!!