いやー、豪快でしたね。前回のナマズ釣りは。
ナマズ連発、むしろナマズしかいない釣り場となっていました。
前回はアメリカナマズのフライを作りました。しかし川魚の臭みが残り、何だか「鰻風味のナマズ」となってしまいました。
そんな「ナマズ食研究グループ」の私に同グループのタカ氏から新情報が…!
「酒と牛乳のダブル使いで臭みが完全に消えるらしいですぜ…。」
な、なにぃ!何だって!
酒と牛乳の両使いで臭みを消すなんてまさに「富豪臭み消し」。つけ麺界騒然のダブルスープです。
ならばやってみたい。ウナギ味でなくナマズ味の蒲焼きを。ナマズの真の実力を見せてもらいましょう。
ということでやって参りました。「ナマズの棲む川」です。
今回は新たなメンバー「フロワ氏」もナマズハンターの仲間入りです。
まずはタカ氏から「完全に臭みの無いナマズ」をいただきます。
こ、これは…!「ただの白身魚のフライ」…!
ソースを付けずに味わっても川魚の味がしません。これは完全養殖のナマズだとか。
この味が家庭で出せれば日本はナマズの支配下。「CCFバーガー」という店舗が増殖し、「ちょいキャット」なんてお手軽メニューのCMをナマカツ(生瀬勝久)がやっていてもおかしくない社会となります。
やってやりましょう。今回も勝てる気しかしません。
今回は雨でミミズを採取できないことも考え、「ナマズ専用餌」を購入しています。
さらに寄せ餌も準備。ナマズというよりかは、「とりあえず何か寄せたい」という貧乏志向の表れです。
さあ、ぶん投げてやりましょう。一球入魂でポイントにぶち込みます。
天気はまだ回復しません。微妙な霧雨が降り続いています。
フロワ氏の仕掛けは過激。
ボウズ逃れ仕掛けに燻製イカを付けるという大胆不敵な仕掛け「3連スクウィッドボム」により先制を狙います。
うーん、来ない。
ナマズ専用餌マルキューの「キャットフィッシュベイト」のナマズのイラストが癪にさわります。
イラストのナマズのように「WOW!」と言わないばかりか完全スルーしています。
…とここでタカ氏に会心のアタリが!
竿先が震えたのを確認すると竿を手に取り、引き込んだところで完全フッキングを決めました。
なかなかの走りよう。これはどんな魚が飛び出すか…。
ナマズか…!否!ブラックバス!
こ、これは…!
完全に虎柄のブラックバス。スモールマウスバスというやつでしょう。
スモールマウスバスを初めて見ました。こんなにも虎柄なのですね。もし私が初めてスモールマウスバスを発見した人物になったとしたら「虎雄」と名付けるでしょう。
虎雄…!虎雄とのファイトを楽しみたい…!
ナマズを狙いつつもスモールマウスバスが掛かるかもしれないなんてなんてスリリングな釣りでしょう。さすが自然の川釣りです。
するとタカ氏の奥様にもヒット!ガンガン巻いているので大きさはそれほどではないか。
ギギの可能性もあります。ここではギギは「大当たり」。「ヤッターメン」で言えば100円金券相当です。
しかし違った!ヘラブナです。
ヘラブナまで釣れてしまうとは寄せ太郎の効果でしょうか。ヘラ師の好ポイントになりそうです。
さあ、場は暖まってきた。あとは私がアメリカナマズを釣るだけだ…!幻でもなんでもない魚、チャネルキャットフィッシュは現れるのか…!
川のモンスター強襲…!ナマズ狙いの釣り竿に襲いかかるのは何者!
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コメント
グリーン様
CCFに虎雄(笑)
もう想像力とネーミングセンスが凄い(笑)
人生初のスモールマウスバスは感動しました!
完全にスモールでしたね。むしろスモールとタイガーのかけ合わせでした。しかしスモールを狙いに行くとハクレンのカツアゲに合うという厳しい試練が待ち構えてますからね…。
グリーン様
ハクレンかつあげ思い出しちゃった…。
あれは…私の経済に大ダメージを与えましたから。
面白おかしく晒してください!
スモールのほうがラージより美味しいという噂ですよ・・・。
ナマズ釣り、盛り上がってきました。
かば焼きゲットしたいですねー!!!
なんと!しかしナマズを食べられればスモールだろうとラージだろうと何でもいけますね。外来種食べよう委員会の長に任命されるのも時間の問題です…。