先日埼玉県にある朝霞ガーデンでこんなものが釣れてしまいました。
なんだろう?
写真では見たことがあります。
多分、ブラウントラウトだかブルックトラウトだかでしょう。
釣り上げた時に子供に何の魚かを聞かれましたが
「ブラウントラウトかブルックトラウトなんじゃないかなー?」
とおぼろげにしか答えられませんでした。
「そっかー、でも黒くないからブラウントラウトなんじゃない?」
「そうだね、きっとブラウントラウトだね。」
ブルックの意味も良くわからない手前、子供が真剣にブラックトラウトではないことの推理を働かせていることを尊重してスルーします。
すぐに検索をかけるとやはりブラウントラウトのようです。
※やはりブルックトラウトのようです。(H29.9)
なに!?「ブラウントラウトがトラウトの中で一番おいしいという人も多い」だと!?
そんな記述を発見してしまいました。これは聞き捨てなりません。
トラウト界で一番おいしいということはあの憧れのヤシオマスよりもおいしいということです。
嘘だ!!
そんなことがあってはならない。
それが本当だとしたら、憧れのヤシオマスをいつかは釣りたいと夢見ているモチベーションが一気に下がってしまいます。
これは徹底調査をしなければ・・・!
さっそく持って帰って味の調査をすることにしました。
しかも・・・
誰にも言えないことが・・・
腹を割ってみると出てきたのがこれなんです・・・
隠し子です。
私に内緒でこんなにたくさんの隠し子を身ごもっていたのです。
何故だ!!
なぜ誰にも相談せずにこんなたくさんの隠し子を!
誰が育てるんだ、お前が死んじゃったら遺された子供たちは誰が育てればいいんだよ!
望まれない子などあってはなりません。
仕方ないのでおいしくいただくことにしましょう。
ネットで調べるとトラウトの卵はやはりイクラ系の味がするとのこと。
イクラの醤油漬けの要領で食すこととします。
まずはこんなものを用意しました。
塩水で洗うとのことです。
そして醤油とみりんと酒で数時間つけるとのこと。酒はないので醤油とみりんのみです。
しばらくおいておきましょう。
さて、肝心のたくさんの子供を遺して逝ってしまったブラウントラウト「秀子」。
これもおいしくいただくこととします。
塩を全体及び腹の中にもかけて塩焼きです。
なぜ塩焼きかって?
トラウトが好きな料理名人の方ならすぐにわかりますよね。
「塩焼きが魚本来の旨さを引き出す一番の料理法だから」ではありません。
それしか知らないからです。
こんがり焼きあがりました。見栄えはあまりよくありませんが。
うまい!これはトラウトの中ではかなりうまい部類でしょう。
臭みも全くありません。これがトラウト界一の味と言われる所以なのか。
さっそく自分の中の「おいしいトラウト番付」を変更します。
今までは
横綱「バーベキューの場で食べる炭火で焼いたニジマス」
大関「岩魚」
小結「ニジマス」
だったのが
横綱「バーベキューの場で食べる炭火で焼いたニジマス」
大関「岩魚」
大関「ブラウントラウト」
小結「ニジマス」
へと変わりました。
しかし横綱にはなれませんでした。
やはり「バーベキューの場」といった雰囲気の力を借りている卑怯な横綱にはなかなか勝てないでしょう。
「ピクニックで食べるおにぎり」や
「海で食べるエースコックの大盛りイカ焼きそば」が激ウマなのと同様の原理です。
さて、初挑戦のブラウントラウトの卵はどうでしょうか。
かなりの不安感が伴いますが食べてみます。
他の家族は
「父が食べて大丈夫そうだったら食べる」
といった古来の武家ではありえない試し方を断固固辞しています。
果たしてその味は・・・!?
うん、確かにイクラ系です。
イクラの味気ない版ですね。
小ぶりなのと味付けが素人なのとでイクラよりは格が下がりました。
もっとうまく醤油漬けが出来れば化ける可能性大です。
以上、「ブラウントラウトを食らう!」のコーナーでした。次回の「ヤシオマスを食らう!」のコーナーに期待しましょう。まだ釣れていませんが・・・
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コメント
これブルックですよ・・・
ネットで調べてみましたがどちらがどちらか未だにわかりません…
誰か明確な判別方法を教えてください!