中古ロッドを勧める理由とは
前回は中古釣り具購入入門編、中古ルアーについてお話しましたが、今回は中級編「中古ロッド」購入のすすめです。
現在私が購入している中古ロッドは4本です。
いずれも現在の第一線で活躍してくれています。
とはいっても、私の中古ロッドは980円から高くても1296円です。
高級な中古ロッドや中古リールを購入するのは上級編として、今回は「壊れてもあきらめがつく中古釣り具」としてのお話です。
ロッドについては素晴らしい出会いがありました。「トラウトマスター」と「トラウトキング」ですね。このトラウト界の重鎮、「鱒博士」と「鱒王」を1300円程度で手に入れることができたのは奇跡としか言いようがないでしょう。
トラウトやバスフィッシングに大活躍のこのウルトラライトロッドはいつ何時天命を全うしても良いという男気に溢れた使い方が出来るのが最大のメリットです。
もちろん誰かに貸しても良いですし、子供に使わせても怖くはありません。
万が一、誰かに貸して折られてしまったら
「ああ、いいよいいよ。気にするなよ。」
なんて言ってみてください。
折ってしまった人はそのロッドのボディに記載されてあるロッドネームを見て驚愕するでしょう。
「トラウト界の王が殉職してしまったというのにこの人の落ち着きようはなんだ!?この人の心は太平洋よりも広く、バイカル湖よりも深いのか!?計り知れん!計り知れんでぇーーー!」
心を痛めないどころか逆に男を見せることができるなんて、まさに中古万歳ですね。
あとはコルクの汚さに耐えるだけです。
買ったばかりのロッドのきれいなコルクが嫌でわざと汚くする人もいるぐらいですからね。その手間が省けたというだけです。
このロッドにはどんな物語があるのだろう。「数々の歴戦の勇者がヌシと戦い、そしてしとめてきたという・・・。今度は俺がその伝説を現実にするまでだ!」とモチベーションが湧き出てきますね。
時には今までなぜか誰も魚を釣ることができない、ドラクエでいうと「呪いの剣」的なロッドに出会うこともあるでしょう。
そのときだって臆することはありません。ドラクエ同様、寺院で清めてもらえばいいだけです。
呪いが解かれたそのロッドは、高圧鉄塔に囲まれたポンドで掲げれば「ギガデイン」の効果をもたらしてくれるでしょう。周りの魚達が一瞬にしてまる焦げです。
中古ロッドの素晴らしさがわかっていただけたようなので、次回は中古リールの素晴らしさを紹介します。
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