(今回は「たてよこななめ」様からの寄稿です)
どうも、5時レンジャーブラックの座を戦々恐々と狙う【たてよこななめ】です。
今回も自慢と真面目と笑いが垣間見えるいやらしい内容です。
『管釣り☆スーパー列伝』【あれっ☆縦釣りの誤解~ネオスタイル講習会に行ってきた~】
そう
部屋とYシャツと私とほぼ同じです。
なんて、『プロレス☆スーパー列伝』の名に恥じない様な、列伝的で少しテクニカルで少し役立つ的な管釣りのお話しにもっていければいいのですが・・・
自信をもって自信なし!!
さてさて
6月に栃木県にある「アルクスポンド宇都宮」に初めて挑戦してきました。
アルクスポンド徹底解説!【場所・料金・ポンド・レギュレーション】
初めての管理釣り場に行くのはいつもワクワクドキドキで前夜は決まって眠れません。
しかし
アルクスポンドと言えばかなりの難易度だとの噂!!
しかも
天下のヴァルケイン様の御膝元!!
そこに
ぬけぬけとバリバリのネオスタイルがうかうかと迷い込む!!
そう
気分は道場破り(列伝風)です。
1日券がなく最長の8時間券を購入。
7:00~15:00(8h)という少し危険な匂いがぷんぷんする時間帯。
水質はかなり濁っており今期クローズ直前が関係しているのか藻がたっぷりボトムに貼り付き、表層にもぷかぷか気持ちよく浮いております。
しかも前日に引き続き気温は6月なのに33℃の真夏日になるとか・・・
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
使徒は襲ってきませんが鱒には襲われたい。
さぁ!!
いま、試合開始のゴングが鳴り響きました!!(列伝風)
朝はポチポチですが釣れる状況で、まずはボウズ回避で一安心♪
釣っててびっくり、魚はサイズが大きめで綺麗な子が多く、こんな状況下でも元気で引きがかなり強い。
確かにテクニカルな難易度のエリアさんで、凄く人気があるのもうなずけます☆☆☆
そして
そこから刻々と足早にそして確実に釣れなくなっていきます。
10時頃には会場全体が完全な沈の黙。
気温もぐんぐん上がって皆の心をへし折ってくれます。
回りを見渡しても縦系も巻き系もフライの方々すらも釣れていません。
アルクスポンド様で本来予定していなかった放流も実施してくれましたが数匹の放流拾いフィーバータイムがちらほら見れた後は活性も大して変わらず引き続き灼熱地獄沈黙シリーズ。
13時頃でしょうか
あれこれ諦めず試行錯誤を汗だくで続け、遂にトラウトの気持ちを偶然にも鷲づかみマス。
☆スーパー列伝ターーーーーーーイム☆(笑)
文字通りの1投1釣が暫く続きます。
ここで一句:
ドラグ音
餃子食べても
鳴り響く
この川柳を5時レンジャーに応募していたら間違いなく予選落ちしてたでしょう。
もちろん自慢ですがずっと一人釣れ続けてるので目立ちます。
ザワザワと明らかに回りがざわつき監視員の如く疑いの目で凝視観察され続けます。
ここでブラックな性格の悪さがでます。
ドヤ顔です。
悪人のようなドヤったヤベー顔をしています。
魔王・・・
宇都宮に魔王が降臨した瞬間です。
そんな状況下で他にバチプロを持った勇者が勇気をだして魔王に声を掛けてきました。
「ルアーは何を使ってますか?」
調子に乗っているので種類、カラー、ウェイト全てをゲヘヘヘと教えます。
そして「隣いいですか?」と左隣に入ります。
しかし同じルアーを付けても勇者はなかなか釣れません。
更にここでブラックな性格の悪さがでます。
超絶ドヤ顔です。
極悪人のようなドヤったヤベー顔をしています。
今度は右隣にいた巻きの勇者が声を掛けてきました。
「すいません、(魚がいるレンジは)ボトムですよね?でもボトムを攻めると藻が凄い絡みつくんですけどどうやって釣っているのですか?」
調子に乗っているので当たり前の事をまるで達人のような口振りでグフフフと吹き込み始めました。
☆真面目?回答編☆
【魔王ということで悪魔でも超個人的見解ですのでご了承下さい】
・まずボトム(底)と言ってもステイ(置いておく)は藻の中に沈むので不可です。
※シルエットの大きい軽量ルアー(エアー等)なら置いておくが可能かもしれませんがサイトが全く出来ないし効率が悪いのでこの釣法は捨てマス。
・藻の上15cm以内の層をとにかくゆっくり巻いて、藻の上ギリギリを極力スローにトレースしてくるイメージ。藻のない手前掛けあがりまで近付いて来たらストーキングしてきた鱒さんがついてきている可能性は高いので着底寸前まで気を抜かず、着底後に少しステイするのも在りです。
※藻の中に潜んでるような出不精の大物の喰い上げも狙えマス。
・藻が付いてくるという事は沈め過ぎてるのでルアーか巻き方やロッド操作を変えてみましょう。
※藻が絡み付いてきた箇所や場所で自分が引いてるレンジの確認ができマス。
・形状にもよりますがフィネス(軽量)の方が当然スローリトリーブしやすいのですが、軽すぎても操作しにくかったり不意な縦方向のアクションをして逃してしまいやすいので程よいバランスを。
※実際に当日一番のルアーは0.5gより1.2gより0.8gが群を抜いて良かったのですが、これは状況によって刻一刻と変化しますし、もちろんタックルの種類や個人の技量でどれがベストかは変わってくるので現場現場で毎回探しマス。
以上です(笑)
こんな感じで初のアルクスポンドの釣果は
・場所移動:無し
・ルアーロスト:無し
・ルアー飲込まれ(リリーサーで外せないフッキング):無し
・総数:94匹
バラしはそこそこ、スレ掛かりは5匹と多かったのでまだまだ数は伸ばせた筈でありますがこの状況下でこの数は満足でした。
こんな生意気で大胆な投稿をしてしまったブラック会社員の運命はいかに!?
こんなん最後まで読んで頂けた貴方に幸がありますよう☆ありがとうございました♪
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コメント
たてよこななめ様
藻が凄い釣り場の攻略法参考にします!
川場キングダムも藻が結構凄くて、どうしたもんか悩んでいた所なので。
でもこの時期に100近い釣果って物凄いですねー。
上手な人は釣れるっていう分かりやすい例ですね。
あ、自分はそんなに数釣ったこと無いです!
ヘタなので・・・
ポテポテ様
コメントありがとうございます。
上手というより色、形状(重さも含む)、ポイントと技術が偶然マッチ出来たというのが正直なところです。ダメな日はびっくりするくらいダメですからね(笑)
あと個人的に目的を「数を釣る」「楽しむ」「練習する」のどれに比重を置くかで釣り方が色々変わると思います。
キングダムは色々な部分ですごく勉強になるエリアさんなので大好きなんですが、今のキングダムはか~なり難しいですね。
すいません。
「数を釣る」のであれば結局、今は何処が釣れてるか聞いてその場所を確保できるかどうかが一番大切になってくるのかなと思います。