毎回大不評の「五時レンジャー男の魚料理シリーズ」。今回は酒に手を伸ばしてみました。
ニジマスのヒレ酒。こんなアグレッシブなメニューを思いついたのはつい最近のこと。
焼き上がったニジマスの尾びれを見て、「こんがりしててうまそうだな」と思ったその刹那…!
(写真はブルックトラウトです)
私は尾びれをハサミで切り取っていたのです。全く記憶にありません。
そんな衝動的な行動をとってしまった私ですが、常日頃思っていることがありました。
私はフグのひれ酒をたまに飲むのですが、アレってなぜ「フグ」のヒレなのでしょうか?
ニジマスでは駄目なんでしょうか?
「フグのヒレ酒とニジマスのヒレ酒はどう違うか!」
(ジーク・レインボー!ジーク・レインボー!)
「あえて言おう!マスであると!」
(ジーク・レインボー!ジーク・レインボー!)
そんなザビ家的な演説をしてしまいましたが、ニジマスで駄目な理由なんて誰にもわかりません。ならば試してみれば良いでしょう。
ワンカップ酒を用意します。普通の日本酒で良いです。安い日本酒にしましょう。安い日本酒を高級日本酒に仕立て上げることが今回の目標ですから。
そこに先ほどのニジマスのヒレを入れる。
そしてレンジで30秒。チンチンに熱くなったニジマスヒレ酒が完成です。
簡単…!圧倒的簡単…!鬼のような簡単レシピでニジマスのヒレ酒の完成です。
そしてエキス…!圧倒的エキス…!ニジマスの圧倒的エキスが容器内を占領します。
味の方は…?
う、うまい!なぜニジマスのヒレ酒は虐げられているのか、否!今まで気付かれなかったのか!
「あえて言おう!マスであると!」
(ジーク・レインボー!ジーク・レインボー!)
こんがり焼けばフグでもニジマスでも大して変わらない。これが今回の検証結果です。
塩焼きのニジマスの尻尾をハサミで切って日本酒に入れてレンジで30秒。誰でも出来る極簡レシピでプチ贅沢気分…!正月的です。
もう1匹の尾びれも入れ、おかわりの様相。さらに酒が色濃くなりダシが効いています。
強いて言えば最後に残る渋み。最後の最後の液体には多少の渋みを感じます。ニジマス特有の渋みなのでしょうか。気にしない人は気にしません。
フグヒレのようにじっくり乾燥させる必要もありません。ただ単に塩焼きのニジマスの尾びれを切って日本酒に入れてレンジで30秒温めた結果、ニジマスヒレの出汁は完全に放出しました。
これはもはやどんな魚でも良いのでは…?
生臭さが出ないようにカリカリに乾燥したものが良いのは言うまでもないでしょう。本来のヒレ酒用のフグのヒレは完全に乾燥させて売られていますからね。
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我々は完璧なヒレ酒を求めているわけではありません。焼き魚を食べた後のささやかな楽しみを求めているだけなのです。フグのヒレ酒「風」で充分です。充分正月的です。
さあ、簡単無料のニジマスのヒレ酒!今後ニジマス釣りの醍醐味の一つとなれるか!?
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コメント
カサゴなんかもひれ酒ありますよねー。
自分は下戸ですが(・_・;
マス類でも、薄っすら脂が浮いたりするんですかねー?
カサゴは浮きましたが…
やはり他の魚でもヒレ酒は出来るんですね!
うっすら脂ですかー。できてたようなできてないような…
グリーン様
手間や時間はかかってしまいますが是非、燻製を作ってみて下さい!
ソミュール液はめんつゆで作ると簡単で味も抜群ですよ。
燻製…憧れますよね。うちは「燻製禁止令」が出ているので燻製は作れないのです…
それどころか庭でのバーベキューも禁止になり、バーベキューセットと炭がただの邪魔な物体に…
イワナの骨酒なるものは聞いたことがありましたが、ニジヒレ酒は発明ですね。
う、うまそうっ!
記事とは関係ありませんが、昨日初めて朝霞ガーデンに行ってまいりました。
運良くわくわくトローリング場が空いていたので、そこに陣を取り6時間・・・・・・。あの魔力から逃れることができませんでした。
釣果もそこそこ、サクラマスも2匹ほど混じっていました!グリーンさんの記事のおかげです!!
わくわくトローリング試してくださいましたか!
わくわくトローリング楽しいですよね!サクラマスが釣れたとは良かったですね!
6時間わくわくトローリングするとは強者ですね…
トラウト界の松方〇樹です!