紙袋と電子レンジでできるポップコーン
自宅で作るポップコーン。
子供の時はこれが何とも楽しかった。フライパンのような形をしていて、これを火にかけるとアルミ袋がどんどん膨らんでくるというアレですね。
IHコンロではポップコーンはできない?
しかしうちのコンロはIH。電気コンロです。
IHコンロでできるポップコーンセットが無いんです。これは誠に遺憾。
そんな事情でポップコーン作りがやりたくても出来ず、地団駄を踏んでいる方達がざっと見積もっても全国で6万5000世帯、16万人はいます(貧乏釣り部員五時レンジャー調べ)。
しかし、しかしです。原点に立ち戻りましょう。ポップコーンの種からポップコーンを作れば良いのです。しかも簡単手順で!
家庭のフライパンを使ってもポップコーン作りは出来ます。しかしなかなかの手間、ファミリーの一大行事です。
ちょっとつまみたいと思ったときにすぐポップコーンが食べられる。これがポップコーンファンの幸せの極みです。
しかも既製品でない、自分で作ったポップコーンは「温かい(熱い)」!これが美味しいんですよね。
温かくないポップコーンはもはや無価値。スーパーで88円で売ってます。
ホカホカ激アツのポップコーンをいつでも頬張れるなんてあなたはとんだ果報者です。
そして味が自由に変えられるのも自作ポップコーンの魅力。塩だろうが砂糖だろうがなんでもオシャレにキメれば良いでしょう。
オリジナル「キャラメルマキアートココナッツシュガー味」なんてのも作れますよ。作り方は知りませんが。
紙袋を用意する
そんな自作ポップコーンを超簡単に作ってみましょう。使うのはアレです。
そうです。マックの紙袋です。ドケチ極まりないですね。
ちょっと薄くて不安なこの紙袋。しかし問題ありません。
まずは袋の中にポップコーンの種を入れます。注意点は欲張り過ぎて多く入れないこと。
後述しますが、自作ポップコーンでは「開花することができなかった悲しきチルドレン」が必ず発生します。
そんな悲しきチルドレンをたくさん生み出さないためにも一気に多量に作るのはおすすめできません。
適量を入れたら封をする。といっても袋の口を何回か折りたためば大丈夫です。
電子レンジのワット数と加熱時間は?
そしてぶち込む。電子レンジへ…!
良かったです。アルミホイルのフライパン型ポップコーンキットであれば大爆発。電子レンジだけに逆転の発想ですね。
さあ、ポップコーンを加熱する時間とワット数はどうすれば良いのか。ここが一番重要な点ですね。
ネットなどでよく載っていたのは「600Wで3分半」。しかしこれを鵜呑みにしてはいけません。
レンジから何やら「煙臭さ」が生じています。
やりました。部屋中が火事場の匂いで充満しました。近所に通報されまいと換気扇を「強」でぶん回します。
黒焦げのポップコーンを水に浸して廃棄します。「ネットと『爆釣』のポップは信じてはいけない」。良い教訓となりました。
600W2分40秒で試してみます。かなりビビりましたから。
ポンポンと小気味良い音がします。しかしやり過ぎはいけない。
こ、これはちょうど良いのではないか…?
焦げのないポップコーンが出来ました。
ここに塩をふり、「シャカシャカポテト」の容量で味付けをする。紙袋を使うと味付けも楽ちんなのです。
う、旨し…!ホカホカのポップコーンの出来上がりです。なんて美味いんだ…!フリ○レーに勝った気がしてきました。
その後はカレー粉と塩を入れたカレー味も試しました。味の開発は無限大です。
封筒でもOK
何回も使ったマックの紙袋が殉職したので普通の封筒でも試してみました。
これでも充分良いポップコーンが出来ました。縦置きとか横置きはあまり関係がないですね。
150g入りのポップコーンの種でも相当な量が作れます。コストパフォーマンスが最強ですね。
ポップコーンの種の量と電子レンジのワット数や加熱時間は調節が必要です。2分40秒〜3分の間あたりが良いのではないでしょうか。ご自身の家庭の電子レンジの特性を見極めてください。
開かないポップコーンの種はあきらめる
あと触れておきたいのが「開花することができなかった悲しきチルドレン」について。ポップコーンとなれなかったポップコーンの種については諦めましょう。
「諦めるな…!君だって開花できるんだ…!」と励ましつつ再加熱しましたが一向に開花せず。青春スクールドラマにはありえないような廃棄をカマしてやりましたよ。
毎回一定量の「開花することができなかった悲しきチルドレン」が発生しますがそれについては諦めましょう。他の生徒の妨げになります。
ということで「腐ったミカン」は置いておいて、見事開花したポップコーンを貪り食いましょう。子供達も大喜びです。
ポップコーンの種については普通にスーパーマーケットで売られています。
手間が嫌で無い方はフライパンや鍋での調理もできます。いわゆる「ポップコーンガチ勢」の方はより美味しいポップコーンの作り方を極めてください。
さあ、IHコンロの家庭の自作ポップコーンへの逆襲が始まった!オリジナル味のポップコーンを開発してバザーで披露することもまた一興だ!
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