旧中川「東大島小松川公園」から仙台堀川公園までのハゼ釣りの様子を紹介！
７月。ハゼ釣りの季節がやってまいりました。
ハゼ釣りと言えば江戸川放水路のボート釣りですね。これは爆釣間違い無しの手堅い釣りです。
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しかし少なからずデメリットもあります。
それは、
①お金がかかる
②転覆する
③混む
ということですね。
江戸川放水路のボートを借りる場合は３０００円程度の料金がかかります。さらにボートに乗ればボートから落ちる危険性もある。そしてなにより土日の釣行だと遊船場がかなり混むことが予想されます。
今回はそれらのデメリットを解消する「陸釣り」。気軽にできる陸釣りでハゼ釣りにチャレンジしてみましょう。
旧中川 東大島小松川公園
まずは場所。メッカの江戸川放水路から少し離れた旧中川。ここもハゼ釣りとしては知られたポイントが多くあります。
とある土曜日、東大島駅の真下にある東大島小松川公園という所に来ました。
下町の公園といった雰囲気の良い風景です。後ろを振り返ると両津勘吉が商店街の人達に追われているのが見えました。
エサは「駄菓子セレクション」。下町ハゼは駄菓子に目がないはずですから。
小さく切った駄菓子セレクションをケースに入れて持参しました。
東大島小松川公園駐車場真ん前のポイントはこのような感じ。ポツポツと釣り人がいます。
杭とロープが釣りづらさ満載です。数投で仕掛けが絡まりロストしました。
ここでは釣りにならない。ポイント移動です。
東大島駅を超えて公園の端へ。ここには釣り人の数が多く見られましたがそれほど混雑しているというわけではありません。
直射日光を避けられないというデメリットがありますが釣りやすさは先程のポイントより遥かに良い。ボート部に仕掛けを当てないよう気をつけましょう。
しかし…、釣れない。
同行のしもきん氏は「当たりはかなりある」とのことでしたが、なかなか掛かりません。おそらくハゼのサイズが関係しているのか。
７月上旬でしたので、江戸川放水路のハゼもかなりの小さいサイズです。小さいサイズだとひったくるような当たりはありません。
延べ竿でのウキ釣りの人はポツポツと釣れていますが爆釣感はありませんでした。
仙台堀川公園
ここでポイントを移動。以前実績のあったここから車で１０分ほどの「仙台堀川公園」に移動します。
東大島小松川公園の駐車場は一時間４００円で一日の最大料金は１２００円。私のおすすめポイントでは仙台堀川公園の駐車場はセブンイレブンと近くのコインパーキングの２択となります。
近くのセブンイレブンは「最初の３０分無料、以後３０分毎に２００円、最大１２時間１８００円」、コインパーキングは「３０分１００円、最大１２時間１２００円」でしたので短期ならセブンイレブン、長期ならコインパーキングが得になります。
こちらの入口からすぐのポイントなので楽さは抜群。すでに駐車場をハシゴしたためボート代に匹敵するほどの費用がかかってしまいましたのであとはどれだけ釣れるかです。
私のド定番「千田橋の下」です。ここは夏でも完全日陰という快適度No.1のポイントです。
駄菓子でハゼは釣れないのか
しもきん氏はイソメで爆釣ペース。1cm程度の大きさに切るのが食いの良くなるポイントですね。
一方私の「駄菓子セレクション」は完全に不発。下町のハゼは駄菓子に目が無いという私の仮説は完全に否定されました。
足元はかなり浅くクリアだったのでハゼの様子が良く見えます。ビッグカツやよっちゃんイカはもちろんのこと大本命の貝ヒモや魚肉ソーセージでさえ見向きもされなかったのはショックですね。
一方イソメには鬼のように食いついてくる様子が見られます。やはり生き餌には敵わないのか…。
とここで近くで釣り始めたとたん爆釣していた天才ハゼ釣り少年がアドバイスをくれました。
「茹でホタテの貝柱でも釣れますよ。」とのこと。
天才ハゼ釣り少年から大人４人がホタテの貝柱の切れ端の配給を受けます。涙無しでは見られない大変貧しい光景です。
ホタテの貝柱はイソメほどの集魚力は無かったがとにかく針掛かりが良さそうです。イソメが苦手な人は茹でホタテの貝柱を持参していくと良いかもしれません。
時折こんなミニサイズも釣れるのですが、基本的には10cmクラスしか針にはかかりません。しかし合わせるタイミングがなかなか難しい。
「サイト&ゴー」に賭けろ！
いつしっかり食ったのかが分からない。分からなければ「見る」しかないでしょう。足元でのサイト釣りに絞ります。
小さいハゼの食いつきは完全無視。小さいハゼ達の盛り上がりに気付いて接近してきた10cmハゼに絞ります。
10cmハゼが餌に食い付き引っ張るまでをガン見してから闇雲に合わせる！思い切りが大事です。
フィーーーッシュ！仙台堀川公園に会心の合わせ声が響きます。
やりました。完全に合わせが成功です。
さらに…、
フィーーーッシュ！
先程釣れたままの「腐りかけのイソメ」でも釣れました。やはりハゼは獰猛。イソメの質などお構いなしです。
完全勝利ですね。仙台堀川公園の攻略法を見出しました。他の場所では一切通用しないオンリーワンの技です。
食いが良い場合だとかなり激しい当たりが来るのですが、この時期はスモールハゼゲーム期でしたね。状況に合わせた戦法を取りましょう。
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ガッツリハゼ釣りを楽しみたい方は江戸川放水路のボート釣り、気軽に短時間ハゼ釣りしたい方は河川や堀での陸釣り。状況とスケジュールに合わせて「TPO HAZE」がナウいですね。
さあ、下町のハゼ釣りを十分に堪能した。お次はド本命の江戸川競艇場へGOだ…！
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