夏の管釣り。非常に厳しいレジャーですね。
多くのトラウト管釣り場は閉鎖し、オープンしている管理釣り場では激焼けぷんぷん丸になるほど日が当たります。
釣れてれば多少体を動かすでしょうが釣れなければ一生同じ場所で肘を曲げることしかできないただの木人(デク)です。
しかし中にはあるのです。
関東なのに結構涼しい釣り場が…!!
今回はそんなトラウト管釣り釣り場の一つ、群馬県の「赤久縄」にやってきました。
やってきたのは釣り部の8名。メンバーについてはいつもの通り「活躍した人だけ触れる」です。
赤久縄へ行ける資格があるものは「車に酔わない者」と「車高が低くない者」です。
激細山道を「NIGHT OF FIRE」を聴きながら攻めていきましょう。
到着!涼しい…!都会の蒸し暑さからは全く質の違う気持ち良い夏感です。
8時半から会場となっていますが、8時くらいからすでに券を売ってくれるとかくれないとか。これはただのウワサですがね。
券を購入したら受付から遠く離れた駐車場へ。初めての方は必ずお店の人に聞きましょう。
とここで私から皆さんに夏休みのプレゼントを一つ。
赤久縄の新情報です。
駐車場のトイレがめちゃくちゃキレイになってる…!
なんと管釣り師待望のウォシュレット完備!これで激ネイチャー釣り場の赤久縄を快適に過ごせます。
もう一つプレゼント情報をあげてしまいましょう。この画像左下に注目です。
赤久縄ではハラワタ取りを「腹かき」と呼びます。ということは鱒の腹かきは「ますかき」となります。有料でのハラワタ取りを希望する方は受付で「ますかきお願いします!」と元気に言いましょう。
あとは有益な情報は一切ありません。ここからは釣行記なので軽く読み飛ばしてしまいましょう。
まずは渓流エリアからチャレンジ。
いつものように「魚を数匹見つけた」ことに喜び、撤退します。
実際に釣りを楽しむのは「セミ渓流エリア」からです。
渓流っぽさを楽しみつつ完全な養殖ニジマスを釣るというエセネイチャーアングラーぶりを発揮しましょう。
ヒット!完全な養殖ニジマスをゲットです。この小ささが逆に「ひょっとして天然のヤマメ…?」という期待感を持たせるニクいエリアですね。
「見てください。ようやく天然の鱒に会えました。やっぱり自然の釣りは最高です。管釣りなんてクソです。」なんてセリフが自然と口から出てきてしまいますね。
セミ渓流エリアからダム湖方面に下っていきながら釣っていきます。とここで私が新たな技を開発しました。
これは私が開発した大物専用の技、「気付かれない」のトレーニング版、題して「散歩」です。
大物とファイト時間を短くする大技「気付かれない」ですが、これをすぐに会得するのは困難。私のような歴戦のプアーファイターでなければ容易には発動できません。
蛇尾川フィッシングパークの超クリアポンドで出会って5秒の巨大魚とバトルに!
しかしその大技の練習に最適。鱒が掛かったらその後ラインテンションを微妙に緩めて魚を安心させます。
すなわち魚の定番、「しまった!釣られた!…あれ?針が外れた?あー良かった。」という状況を自ら作り出すのです。
そのためには小型ルアーを使います。大きなプラグでは重さで気付かれてしまいますからね。
見てください。完全に釣られていることに気付いていません。
この状態になると魚は逃げようとせず優雅に泳ぎ続けます。まずはこの状態を30秒間保つことを目標にしましょう。
この「散歩」を極めれば次の段階「気付かれない」を使うことができます。
大物をものの5秒でネットインさせる究極の技「気付かれない」を使えばラインを切られる悔しさが皆無となりますからね。
なぜ「散歩」の練習に最適なのかというと「水がクリアだから」です。
赤久縄中盤の「クリアだけど深いポンド」が練習に最適です。
さあ、早くも秘境赤久縄を完全攻略!次回はダム湖の攻略に向かう…!
新提案!赤久縄ならではの大会「釣るまで登れまテン」で激戦が繰り広げられる!
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