前回のあらすじ
橋の下を攻める新たな戦法で釣果は０匹。今回の上永野はかなり厳しい。「上永野得意」を謳うグリーンは完全勝利できるのか…！
今回の上永野はかなりの強敵に進化していました。
前回同様スライムだと思っていたらスライムベスだったなんてもんじゃありません。スライムナイトぐらい強くなっていました。
しかしあんな主体がどっちかわからないものに負けるわけにはいかない。今回も完全勝利し、「上永野得意」の称号を掲げ続けるのです。
今まで使った戦法は「足元サイトゼロ合わせ」、「サブポンドの流れ込みに流しておく」、「石橋の下にふわとろを泳がせる」の三種です。その結果二匹。完全なメソッドは確立できていません。
残り一時間で３匹釣らないと完全勝利にはなりません。なぜ３匹釣ったら完全勝利となるのかの根拠はありません。ノリです。
ということで新しい技をお披露目してやりましょう。
朝一番札をゲットした知り合いの方の元に行きます。
激戦の上永野で一番札をゲットし、ファースト流れ込み、いわゆる「真の流れ込み」で爆釣させていました。
「すいません。ここで一匹だけ釣らせてもらってもいいでしょうか…？」
ああーっと！ここでグリーンが秘技「土下座釣り」を出したーっ！
この技は爆釣ポイントを間借りするというシンプルかつ大胆な戦法。「駄目です」と言われたら即終了の危険度MAX田中な荒技です。
「ああ、いいですよ。」
難なく間借り成功！
流れ込みの元にカラコンを投げると…、
即尺姫！
第14代北条家の正室「即尺姫」が真っ先に食いついてきました。
やはり上永野の真の流れ込みは強力。セカンド流れ込みの比ではありません。
しかし「一匹だけ」と言ってしまったため、もう退室しなければなりません。飲み物を「一口ちょうだい」といって大量飲みするような理屈は通用しないのです。
「もう一匹だけいいですか…？」
出たーっ！「延長土下座」！
人の善意につけこむ悪質な技、それが延長土下座です。「一回ヤッたら二回も同じ」という女性側のゆるい心理に乗じて関係を継続させるとうなゲスの極みですね。
またもゲットぉーっ！
さらにゲットぉーっ！
卑しさ全開の土下座釣り。見てください。釣られた魚が「これはワンナイトラブなんてキレイなもんやないでぇ！鬼畜や！鬼畜の所業やぁーーーっ！」という表情をしていますね。
しかし土下座釣りはどの釣り場でも応用が効く強力な技。「子どもを連れて」とか「ジュースを差し入れして」などのアレンジを効かせて自分なりの土下座釣りを開発しましょう。
終了！今回も上永野を重箱の隅をつつくほど攻略しました。
序盤は苦戦しましたがフタを開けてみれば根も葉も無いほどの完全勝利。まだまだ甘い釣り場ですね。
しかし暑さ全開の管理釣り場は釣果的にも体力的にも厳しいもの。「爆釣しつつも涼しい」という天国釣り場を探すことが急務となるでしょう…。
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