先週のあらすじ
今回の「貧乏ロマンを求めて」は貧乏釣りのパイオニアであるグリーン氏の釣りに同行した。グリーン氏が言う朝霞の怪物(40cmのニジマス)とやらを仕留めることが出来るのか…!
グリーン氏がポイントを移動した。一号池からルアー池へ移る。
そしてルアーもチェンジ。良かった。セコ釣りから反則釣りに変わっただけだがぐるぐるXのほうがまだ視聴者が飽きずに見続けられるだろう。
…釣れない。何なのだ、この下手さは。市販のルアーに変えた途端あたりがさっぱり途絶える。そもそもこのルアーのチョイスの根拠は何なのか。
天候は曇り、水温は5℃くらいといったところか。緩やかな南風が吹いている。
「え?このチョイス?この色最近買ったばっかりだから使いたくて。」
根拠は無かった。行き当たりばったりの釣り。それが貧乏釣りなのだ。
またも市販ルアーをチョイス。「ROBのバービー」だ。ブルー系のカラーをチョイスした根拠は何だろう。ダメ元で聞いてみた。
「これしか持ってないからだよ。」
考えてみると貧乏なのだから当たり前である。聞いた私の方が悪かった。
バービーにはバイトが連発!しかし一切乗らない!…なぜだ?さっきから連続でバイトがあるが1回も乗っていないのだ。グリーン氏のルアーを見せて貰うことにした。
…!!フックが折れている!
なぜ気付かないのか。一切確認せずに「空バイト」を続けていたグリーン氏。もはや「釣りごっこ」を楽しんでいたに過ぎない。
やむなくルアーをチェンジする。バベルZだ。そしてポイントも移動。
ここはルアー池の「モーセの里」だ。岩の上にルアーを置いておくだけで釣れるというインチキポイントの一つである。
ヒット!
そしてプライヤーリリース。大した大きさではないが釣り番組なので魚体を確認したいものである。ネットを忘れるというクソ釣り師にオファーした私が馬鹿だったのだ。
「こりゃあ釣れるな…、希志あいのでも。」
そう呟くとグリーン氏は奇妙なルアーを手にした。
希志あいのの顔がデザインされたルアー。裏面は麻美ゆまだという。そんなことはどうでも良いのだが果たして本当にこのインチキ18禁ルアーで釣れるのだろうか。
…ヒット!
難なくプライヤーリリース。プライヤーリリースにも慣れてきたようである。
「こりゃあ釣れるな…、加藤鷹でも。」
そう呟くとグリーン氏はまたも奇妙なルアーを手にした。
加藤鷹の顔がデザインされたルアー。「ゴールドフィンガー2017」だと言う。そんなことはどうでも良いのだが果たしてこのカリスマ18禁ルアーで本当に釣れるのだろうか。
…ヒット!
イ、イワナ…!!
グリーン氏はためらいながらもプライヤーリリースをした。貧乏釣りをモットーとするグリーン氏にはイワナなんて是が非でも持ち帰りたい魚なのではないか。いや、むしろこれを狙っていた怪物ということにしたほうが良いのではないか。陸に上げて欲しかった。
「…きょ、今日はビニール袋を持ってきてないから…」
なんとも痛恨のミスである。ネットはおろかビニール袋も持ってきていないとは。そんな理由で魚の上がった画を撮れないこちらの身にもなっていただきたい。
「こりゃあ釣れるな…、ぐでたまでも。」
…釣れなかった。もう勝手にしていただきたい。
3時間が過ぎ、竿を納めることにしたグリーン氏。いや、3時間券を買っているのだから竿を納めないといけないのだ。お前にもう3時間券を追加購入する資金なんて無いはずなのだから。
「今日は楽しんでもらえたかな。またいつでも同行して構わないよ。」
今回のロケはお蔵入りとなることが確実であったため、社交辞令もそこそこに貧乏ロマンスタッフは朝霞ガーデンを後にした…
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コメント
今回の記事でクランクの前フックは、あまり釣果に影響しない。オシリ1本でOKと言うのが理解出来ました。
確かにほとんどがリアフックにかかってはいますよね。でもあったほうがいいですよ。だって、「ただ浮いている」が使えますからね!
私的に、朝霞でこれだけの釣果をあげるのは簡単ではないと思うのです。。。
やはりアレですね。AVシリーズが朝霞を席巻し始めるのではないでしょうか。次回作は何にしましょう??
ビニール袋さえあれば・・・・・・
イワナ・・・・・っ!!!
まあ私もたまにイワナが釣れる「たまにイワナハンター」になってきましたからね。次回の釣行に期待しましょう!