前回のあらすじ
初めての縦釣りで3時間12匹の鮮烈デビューを果たしたモーセK師。しかしグリーンは未だゼロ。その時何が!?
初めての縦釣りで爆釣!ヒットルアーはバベルZの蛍光カラー!?
モーセK師への縦釣り熱血指導の傍ら、私は自作ルアーのテストです。
前回作成した「ヤタガラス」に加え、期待のニューフェイス「トラウトエギ」と「コークスクリュー」。「心の中の釣りメディア」騒然です。
ヤタガラスの反応は良し。トラウトが総出で追ってくる感があります。しかし食いつかない。まあOKラインとしましょう。
強力単体プロペラルアー「ヤタガラス」!3枚のブレードが眠ったトラウトを刺激する!
注目したいのは今回デビューの新作ルアー達。まずは大型プロペラルアー「コークスクリュー」の登場です。
考えられる限界のラインまで巨大化させたプロペラルアー。ヤタガラスと比較しても二回りは大きいです。
プロペラの数も4枚。このプロペラが織りなす波動はトラウト達を震撼させることでしょう。
いざキャスト!ああーーーっ!
制御不能です!あさっての方向にルアーが飛んでいきます。
そして15mという距離と比較して恐ろしいほどの滞空時間!4秒はあったでしょうか。
滞空時はプロペラ部分が平行になり、さながらドローンのように飛んでいきます。朝霞の上空にドローン警報です!
無事着水。リトリーブはどうか。
デカい!デカすぎる引き波!まるでボートです。朝霞の水面にボートの模型が走っているようです!
ガラガラの状況だから良いものの、混んでいる状況で使えば100%出禁のデンジャールアー。見かけによらずヘビーな奴です。
デッドスローでリーリングすることにより何とか引き波を立てずにリトリーブできます。果たしてこのじゃじゃ馬を使いこなせるのでしょうか。
手にはなかなかの感触。10cmクランクを引いている時よりも重いです。
さあ、トラウト達よ!どうだ!どうだこの波動は!!
…寄ってこない!全く追いかけてきません!
20投はしたでしょうか。しかしこのコークスクリューを追いかけてきたトラウトは1匹すら確認できませんでした。
「…ボツ!」
大型プロペラルアー「コークスクリュー」の悲しき一生が終わりました。
気を取り直して次の期待ルアー、「トラウトエギ」です。エギングのエギを管理釣り場用に改造したルアーです。
特筆すべきは「シングルバーブレス化」です。管理釣り場用に仕立て上げたことでレギュレーション内で使えるようにしました。
トラウトが赤身になるにはエビや蟹の成分である「アスタキサンチン」を摂取すること。さかな検定2級の勉強で習いました。
落ちましたが。
ということはトラウトはエビが大好物なはず。爆釣の予感アリアリです。
早速キャスト!1.8号の極小サイズを使いましたが飛距離はかなり出てしまう。セーブして迷惑をかけないようにします。
着水後はフォールさせ煽り、フォールさせ煽りの繰り返しで動かしてみます。
何投かしても反応なし。今度はフォールさせてからのズル引き。
…しかし反応がありません。
「とりあえずどんな動きか見てみよう」。エギを浅めの岩場に置いてみます。
なかなか良いポジションではありませんか。「漂うエビ感」をうまく醸し出してくれています。
そしてそのままトラウトがどう反応するかのチェックです。
しばらく放置しておくとトラウトが近寄ってきました。
旨そうなこと請け合いなはずです。こんなにピンクなエビですから。
そして食いつく!
…横から!
駄目駄目!横からは駄目です!第一その口の大きさでは横からは食えないでしょう。
全く、若いトラウトは「ゆとり」なんだから…。中堅サラリーマンの根拠のない帰結、「これだからゆとりは…」を惜しげもなく出してしまいました。
違う場所に落としてみます。
やはり横からキッス!!
考えても見れば分かります。アクションもせずただ止まっているエギに対して怪しげな物体(フック)の付いている尻尾に食い付くわけがありません。
まずは胴体に食い付く方がどう見たって安全です。トラウトが正論なのです。
ゆとりなのは私のほうでした。
動かしながら食わせる方法はないのか?新たな課題を突き付けられました、エギに。
結局はバベル白での2匹のみで6時間が終了。自分の自作ルアー釣り欲は満たせませんでしたが縦釣り入門者への「釣らせたい欲」は満たすことができました。
コークスクリューは諦めるがトラウトエギはまだ諦められない!今度は違う場所で試してみたいと思います・・・
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コメント
つまり、横にフックをつけるという荒くれ者にしてしまえば良いのでは…ッ?!
サイズが小さければフッキングしそうですねこれは…。
トラエギにはなららいかもしれませんが…
アクションを加えないで置いておくだけだと完全に見切られてますね。情報をいただいた中ではリフト&フォールが良いようですね!めげずに縦釣りタックルで挑戦してみます!
エギングでボトムステイは釣れます。ボトムでユラユラ動いているのが効くみたいですねぇ。バス釣りのほっとけメソッドもそうだし。いっそ針に毛糸でも巻いてフェザーフックなんかどうでしょうか?
フェザーフックだけでも食ってくるけど、エギのシャクリとフォールアクションで遠くの魚にもアピールして、フェザーフックに食わせる。
完璧なストーリーが出来ました(^-^)v
アピールアクションはハイピッチショートジャークなどがあります。ニジマスに効くかどうかは不明ですが..,
な、なんだか難しそうですね!縦釣りメソッドでチャレンジしてみようと思いますが、難しいアクションはできなそうです…
フェザーOKの管理釣り場が秋に再開したらフェザーエギは効果ありそうですね!
とにかくエギでイカ釣ったことすらないもんで…
朝霞ガーデンはフェザー系は禁止みたいですね。(トリプルフック、赤針は良さそうですが)
ならばスローシンキングチューンは如何でしょうか?
昔、エギのオモリを削って、これでもかって言うくらいゆっくり沈むエギにしてアオリイカ爆釣したことあります。
やり方はキャストして着水、表層を数メートルダートをさせる(連続トゥィッチでドッグウォークみたいな動きをさせる)そしてストップし超スローフォール。フリーフォールやカーブフォール、テンションフォール、巻フォールも良いかな。あとはラインを見てるだけ。
縦釣りと似ていますが、エギは飛ぶから数メートルアピール出来ます。
フォールで食わせるなら、後ろの針にも可能性あるかも。
針にスプリットリング2~3増やして自由度を増しても良いかもです。
オモリを削ってスローシンキング!考えてもみなかった発想です!釣れそうですね。
トラウトエギングは研究しがいがありそうです。
色々なパターンを試したいので今後ともご協力お願いします!