釣りガール。
このワードが最近釣り界はもちろん、一般の市民の耳にも届くようになってきました。
しかしこの釣りガールというワード。曖昧に定義されていることも事実です。
例えば「イクメン」。言葉だけで考えれば育児をしている男性なら全てイクメンと言えるはず。そもそも子供を持つ父親なら何かしらの育児には関わっているはずです。
しかし世の風潮が勝手に流れていったのは「育児をするイケメン」。ここが現在誰もが納得する定義の落としどころでしょう。
「釣りガール」。定義は何か。
類似ワード「山ガール」に照らし合わせてみると解答はすぐに出ます。
「蛍光カラーのウェアに身を包んで釣りをする10代~40代までの女性」。1択です。
蛍光カラーでなければ釣りガールではありません。どちらかというと海女に寄ってしまいますから。
山ガールは蛍光カラーのウェアに身を包んでいるからこそ山ガールなのです。誰もが口にしていませんが一般のイメージではそこがキモです。
ではその釣りガール。なぜ流行っているのか。男性の立場から忌憚ない考察をしますので、今から釣りガールになろうとしている方は参考にしてみてください。
まず「カワイイ」。これは当然のことです。しかし釣りガールになろうとしている方、または現在釣りガールとしてもてはやされている方は注意してください。
「ゲレンデ効果」。非日常的なスキー場で結ばれたカップルは日常の世界に戻ると秋風が吹きやすい。バブル時代の常識ですね。美白効果も効いています。
「釣り」という今までは男性がメインの場であったところに女性が参入する。もてはやされ率は一気に上がります。
自分の実力の3割増しは確実だと思っておいた方が良いかもしれません。
元から綺麗な女性は「女神クラス」に。そうでない女性も「そこそこクラス」までランクアップします。
私は高校時代に、「家庭科」を専攻しました。
クラスの男性は全て「情報処理」を専攻。そのため家庭科の授業は私以外全て女生徒。「紅一点」の逆バージョンです。
幸せでした。あらゆる場面で女子からもてはやされ、調理実習ではあまたの女子が作った手料理を回遊しながら食べるだけ。裁縫の時間は針と糸片手にガールズトークです。
しかしその時間以外は私なんて男性としてはクズ。里芋のように扱われていたのでした。
そこは釣りガールになる際には最も注意しなければならない点です。あとは蛍光色を身に付けること。私からの注意点は以上となります。
では釣りガールになるメリットは何でしょう?
私だって釣り界に女性が進出することは喜ばしい限りです。もっと世の女性は釣りをやるべきなのです。
もてはやされるなんてマユツバのメリットなんて放っておいて真のメリットを手にしましょう。
魚が捌ける女性になれる
これは最大のメリットと言えるかもしれません。女子力大幅アップです。
しかし最大のメリットであるにも関わらず、女性はこのメリットに関心がありません。いや、気付いてすらいないのでしょう。
実は世の女性達は、花嫁修業としての「料理」をはき違えているのです。
「花嫁修業やってます🎵得意料理はカレーにビーフストロガノフ。パンもクッキーも焼けるんですよ。」
こんなことを合コンで口走って効果があるのは20代前半までです。
20代後半からはそんなことを口走ること自体危険です。
現実に男性が思っていることはもっとシビアなのです。
「カレーなんて猿でも作れる。ビーフストロガノフは週何出すんだ?パンとかクッキーなんぞ三日で飽きるだろ。」
私ではありません。世の男性の思っていることを代弁しただけです。
実は花嫁修業としての料理は、お洒落な横文字洋食は全く不要。お菓子系女子はポイントダウンなのです。(諸説あります)
一方釣りガールはどうでしょう?
真鯛を釣ってきた。スーパーマーケットの魚調理サービスにお願いしたりなんかしません。
マイ柳包丁を取り出し、まな板の上で頭をズドンと一撃。半身は刺身、半身は焼きです。頭等のアラだって捨てずにダシを取ります。
こんなことをされたら男性のハートは1発です。ルックスまで5割増しに見えます。
実は周囲の女性を出し抜くには「和食」。しかも魚料理なのです。
長きに渡り結婚生活を続けていくためには健康維持。魚食が作れなくては話にならないのです。当然そこを重視している相手方の両親へのポイントも急上昇です。
良き親となれる
「魚が気持ち悪くて触れない」、「ゴカイやイソメ(ミミズのような生き餌)なんて見るのもイヤ」。こんなことでは良き母親になる道のりは遠いでしょう。
子供は生き物に触れ合うのが大好き。男児ならなおさらです。
なおかつ子供には「生き物に強い=尊敬」の図式が成り立ちます。
目の前でイソメを引きちぎって針に付けてみなさい。子供からは尊敬の眼差しで見られること必至です。
もちろん子供達の尊敬の眼差しに加え、ママ友からも一目置かれます。
ママ友というのは自分と異世界の人間に一目を置きます。
「生の魚を砂浜でむさぼり食うのを見た」。こんな噂だけでもLINEの既読スルーは一切お咎めなしでしょう。(あくまでも個人の見解です)
インスタ映え!
「お洒落なカフェでのひととき」、「誕生日にサプライズしてもらった」。こんな写真をインスタやTwitterに載せても思うようにいいね!がもらえないと思っている女性も多いでしょう。
そうですよね。そんな写真クソつまらないですものね。
一方、魚を釣って画像をアップするだけでいいね!は3ケタも夢ではありません。
釣り好き男性からのみですが。
しかしこれからは友達とのランチを偽装した画像やスノーで加工した画像なんて必要ありません。魚を釣ってアップすれば良いのです。気が楽になりましたね。
近所に釣り堀があれば気軽にインスタ用画像を準備することが出来ます。
その他、釣りガールになるメリットは108個あるのですが今回はこの位にしましょう。十分女子力アップに繋がることが分かりましたよね。
さあ、釣りガールになるメリットが分かったらすぐに蛍光色のウェアを揃えに家を飛び出そう!!車にひかれるなよ!
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コメント
たしかに夕食のおかずを狙いに釣り場に行っております
食べれない魚には興味はありません
しかし40代で、はたしてガールと呼ばれていいのかは定かではありません
何か角の立たない良い呼び名があればいいなぁと思う今日この頃です
さて私は蛍光ジャケットを持っていない…
常に黒!グレー!なんなら迷彩
これでは釣りガールではなく自衛隊ですね
大変反省しました
釣りガールからの貴重なご意見ありがとうございます!
40代は確実に釣りガールです。しかし蛍光色がないと五時レンジャー定義からは外れてしまいます。しかしそもそも五時レンジャー定義に当てはまったところで一円の価値もありませんからその辺は気にしないでください!
(今後の国会の進み具合によって釣りガールが30代までに繰り下がる可能性もあるので注意してください。)
確かに女子はお得かもしれません
以前釣り場で娘とともに釣りしてたら常連と思われるおじ様から何故かナスを沢山もらいました
釣り場でナスを貰えるなんて予想外過ぎましたよ!
女子でなかったらこれはもらえなかったかもしれませんね…
なので40を超えた私が出来ること、女子アピールとして蛍光色デビューを頑張ってみようと思います!
またナスを貰えるかも…
ゴレンジャー愛読者でもあるのでその定義に乗っかりたい気持ちになりました
こちらこそありがとうございます!釣りガールの新しいメリットとして「ナスがもらえる」を追加することができましたから!
蛍光色で釣りガール度大幅アップを目指してください!
家を飛びだすときに蛍光色のウェアを着てれば車にひかれることもないですね!
なるほど!行きは気を付けて帰りは安心して帰る。釣りガールだけでなく釣りボーイにも蛍光色は推奨したいですね!
インスタで「釣りガール」タグのついた投稿における、魚の写真よりも自撮り写真の方が明らかに多い不条理。
釣りブログ界を徘徊していて出会う、「いや絶対中の人おっさんだろ」な釣りガールブロガー。
釣りガール界隈は奥が深いですね!
釣りガールはブランドですね。ご当地釣りガールや釣りガール48がそろそろ台頭してくることでしょう。
「インスタ映えするからトローリングでカジキ」みたいな強者釣りガールにも期待したいところです!