前回のあらすじ
魚の姿が見えません。どこに身を隠しているのでしょうか。
「巻き」での釣り。私が一番苦手としている釣りです。
「じゃあどんな釣りが得意なんだ?おまえに得意な釣りなんてあるのか?」なんておっしゃりたい気持ちもわかります。しかしこらえてください。
「釣りを知ってるような感じ」にしておいてください。
私の「巻き」はスプーンなんか使いません。スプーンなんて難しいものを使えるレベルにはないのです。レベル3の戦士が鋼のつるぎを使いこなせるわけはないのです。
しかし前回のFF川越では旨い汁を吸わせてもらった。再現なるか?
FF川越の水車周りを完全攻略!スプーンローテーションが吉と出るか!
「鬼」高級スプーン「イザベラ」を登場させます。
川越の再来ならず!反応はありません。もうちょっと重い謎のスプーンを遠投するも当たりは皆無でした。
「どうすりゃいいんだ…。どうすりゃいいんだよ上田知事!!」
埼玉県全土を司る上田県知事にもすがる思いでルアーを選択します。
「あるじゃないか…『ふわとろ』が!」
クランクのエース「ふわとろ」を出します。「巻きか?デッドスローで食わせる反則的釣りだろ?」なんておっしゃりたい気持ちもわかります。しかしこらえてください。
「引き出しがある風」にさせてください。
するとヒット!初めての当たり!開始1時間、初めての当たりが舞い降りました!
ぐわーっ!バラし!貴重な先制点を逃しました。
しかしヒットがあったことはモチベーションを保つのには助かります。「ひょっとして魚なんていないんじゃないか…」なんて思い始めていましたから。
フライをやっている方は結構釣り上げているのです。しかしルアーをやっている方に当たりはあまり見られていない。どれくらいかというと「FF川越の葬式」くらいの当たりの無さです。
続けてふわとろを投げるとまた小さな当たりが。
ガッチリ合わせることが出来ません。3バイトでキャッチ0。次第にバイトもなくなりました。
「うーん、使うか。いやまだ使わないか。」
セニョールトルネードの話です。
一番釣れる確率が高いのはセニョールトルネードに決まっている。しかしまだ使いたくない。セニョールトルネードを使ったら負けだ。釣り人として、いや、人として負けだ。自分を抑えます。
待てよ?
今使って釣っておいて後で違うルアーを使えば一緒じゃないか?
「とりあえず釣れましたよ。とんだセニョールトルネーダーですよ、ははは…」なんて言っておいて後で自作ルアーで釣ってしまえば面目は保たれるのではないでしょうか。
登場。満を持しての登場です。
「黄色と赤どっちが釣れるの?」
野暮なことを聞かないでください。黄色を使って釣れなければ赤を使う。それだけのことです。
「黄色を使って釣れないから赤を使っても釣れなかった場合は?」
そんな場合などない!!
「セニョール最強説」論者の私はついにセニョールを手にしました。
笑いたければ笑うがいいでしょう。私はとんだセニョールトルネーダーなのですから。
次回、グリーンの逆襲が始まる!!
〈皆様のご投票でもっと上に登りたい!よろしくお願いします!〉
にほんブログ村
コメント