前回の「鱒王即位」により、貧乏釣り部の「トラウトキングダム補完計画」の新たなミッションが遂行されました。
名付けて「子供の自由研究の題材は鱒」作戦です。
トラウトをうちの子供に釣らせてとりあえず写真を大量に撮っておき、後付けで自由研究のテーマを決めるというものです。
というわけでうちの子の朝霞ガーデンデビューとなりました。
とりあえずタックルを多めに用意します(4セット)。
なぜなら、小2の子にはルアーフィッシングは難しく、トラブルが多発するからです。
竿先にルアーが絡もうものならすぐさま竿をぶん回し、「とりつくしまのない状態」にするまでは5秒とかかりません。
そしてそれを回復させる時間を待っていては釣りに要せる時間がなくなってしまうのです。
子供になんとか釣らせるためにはトラブルがあったらすぐにタックルチェンジを繰り返し、ファミリー版「手返し良く」釣りをする必要があります。
さあ、早くも開始一分でタックルチェンジです。
どういう理由かはわかりませんがラインが根元のロッドガイドに大量に絡まっています。
見ていなかったのでわかりませんが、恐らく「かまいたち」かなんかでしょう。
子供にリーリング(リールを巻く)のやり方なんか教えても言うとおりにはできません。
「デッドスロー」は「死ぬほど遅く」。「デジ巻き」は「ロボットみたくカクカク」と教えてやると良いでしょう。
どうしても一定のスピードで巻くのが難しいようで、Xスティックがなかなかのスピードで震えながらトラウト群の中を素通りしていきます。
前回作った自作セニョールトルネードの動きは良好です。
訳のわからないカラーリングですが、ワイヤーが丈夫なため形が崩れにくいです。
ただし、螺旋を作る時にはかなり力を入れて巻くことになります。
子供には本家のセニョールトルネードでまずは釣らせてみようと企んだのですが、セニョールトルネードがひらがなの
「す」みたくなっていても平気で投げ続けているのでやめました。
型崩れしにくい自作セニョールトルネードにチェンジせざるを得ません。
結果、親はルアーチェンジとタックルの回復に全力を注ぎ、なんとかセニョールトルネード(本家)で一匹、子供は無残にもボウズとなりました。毎度思いますが子供に釣らせるというのは難しいものですね。
とりあえず自分の釣ったニジマスを朝霞ガーデンの洗い場で捌かせて自由研究の写真をキープしましたが、帰り道に「自由研究は森田さんのお天気観測セットにする」との報告を受けました。
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