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イカ釣り用の竿はアジ釣り用にも使える!【第五話】モーセK師の爆裂釣行記

20年前の釣りシーンが蘇る!モーセK師の爆裂釣行記
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スルメ、ヤリイカ用の竿というのは130~150号と重いオモリをぶら下げて、深いタナを一日中シャクって誘いやすいように持ちおもりしない(軽い)、そして2m強(2.4m)と意外と短いものなのです。

 

第一話のワラサ用の竿は3mほどもあり非常に扱いづらいのです。

 

ましてや、その長い竿で一日中シャクっていると、必ず翌日は筋肉痛です。

 

 

 

ボクはどちらかといいますと、イカ釣りは好きな方ではないのです。

 

釣りたてのキットキトのイカの食味、それはもう最高です。

 

が、釣り味(魚とのやりとりの面白さ)はズンと重くなるだけで、強烈な引き込みやキュンキュンと抵抗する手ごたえを味わうことができないのです。

 

 

イカフリーク(イカ釣りにハマっている)の人は、「最初の1パイでズンと重くなって、そのあと2ハイ目のズン、3バイ目のズンと乗ってくる感触がたまんなぁ~い」だそうですが、ボクはそんな体験をしたことがありません。

 

イカ専門で釣行したのは過去2度しかありませんが、その2度のイカ釣行ですらイカ専用の竿ではなく、例のワラサ用の竿でした。

 

 

そして今から3年ほど前になりますが、長男とお付き合いしていた彼女が大の魚好きなムスメで、ボクが釣行した日は必ずといっていいほど家に来ていました。

 

今でもそうですが、三浦半島の走水、葉山、柴崎、三崎などへ行った時には、乗った船で釣れても釣れなかった時でも、佐島港に隣接している生簀のある魚屋で活きたイカやタコを買って帰るんです。

 

そしてボクが釣った魚の刺身と、買ってきたイカやタコの刺身を振舞ってあげました。

 

特に新鮮なイカにはぞっこんで、「今度買ったんじゃなくて、釣ったイカ食べさせて」ときたもんだ。

「ヨッシャ!まかせときナッ!」ってことでイカ用の竿を買ったのです。

 

前に書いたとおり、イカ専用の竿は重いオモリに耐え、長さは短い・・・・。

 

これは深場でのアジ釣り(アンドンビシを使ったかかり釣り)にピッタリ流用可能なのです。

 

ビシアジ専用の竿もありますが、この竿でイカ釣りにも使用OKです。

 

 

ここまで書くともうお分かりのことと思いますが、あまりイカ釣りが好きでないボクが、ビシアジ釣りにも丁度いい具合の竿を手に入れたのですから、いまだにイカ用の竿を持ってイカ釣りに行かず、アジ釣りに行っているのです。

 

ちなみに、その彼女は最近(当時)長男と結婚してウチの嫁さんです。

 

第1話から読む

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