高級リール購入決定！淡水なのか？ダイワなのか？管釣り用なのか？

苦節半年。

高級リールを買うことを夢見て中古の54円のリールを使い続ける日々。

幾度のチャンスを家庭の事情で逃し、もう来ることはないと思っていた。

しかし、来たのです！

千載一遇のチャンスが！！

それが「ザ・残業」です。

「残業なんて当たり前だろ、そんなのいつもやってるよ。」と言われる方、お疲れ様です。

私は幸か不幸か残業なんて滅多にやりません。

基本残業がない会社に勤めているので。

しかし逆に残業があったらチャンス。全て着服できます。

なぜなら、「家計を私が管理している」からです。

奥さんに管理を任せているアナタ。思い直した方が良いですよ。

明らかに「着服」されています。着服している私が言うのだから間違いありません。

よく昔から「ヘソクリ」という言葉があるでしょう。

夫婦というものはヘソクリの打ち合い、正にヘソクリ合いが当たり前なのです。

うまくヘソクれる者は勝者となり、ヘソクれない者は敗者となる。そんな厳しい戦いの場なのです。（今から家計を管理したいお父さん、「ネットバンキング作ったからこれからはおれがやるよ、振込も楽だし」と言いましょう。）

私は罪悪感に勝てず、基本ヘソクらないのですが、残業代だけは別です。

「労働者固有のお小遣い」と勝手に決めていますから。

毎月定額の給料を納めれば最低ノルマは達しています。扶養義務違反にはなりません。

なので罪悪感にさいなまれず堂々とゲット出来るのです。

さて、チャンスが訪れたのは１月のことでした。

休日出勤を命じられます。

普通のサラリーマンなら嫌がることでしょう。何の得もないのですから。

しかし私は違います。休日にアルバイトが出来るのです。全て私の金になるのです。

「イエッサー！」

快く承諾しました。

しかしたまたま年に数回しかない休日出勤と残業が複数回重なりました。「朝霞の奇跡」と名付けましょう。

累積残業代はウン万となりました。これは神のおぼし召しでしょう。

「今しかない、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ…、逃げちゃ…ファイヤーーー！！」

ついに高級リール購入を決意しました。

さて、決意したはいいものの、何を買うかは全く決まっていません。

前からレアニウムレアニウムと言っていましたが、今の私にはダイワが必要だということに気付きました。

うちの子が入っている「D.Y.F.C（ダイワヤングフィッシングクラブ）」。未だイベント釣行には行っていませんが、そこに今うちの子固有のリール、シマノの「サハラ」を持っていったらどうでしょう。

ダイワヤングフィッシングクラブのコーチに、「ああ、リールはシマノ派なんだー。ふーん。今日は君はこれ使ってね－。10個500円の徳用スプーン。」

などと言われ、ぞんざいな扱いを受けることは必至です。（あくまでも私の勝手な懸念です）

ここはダイワの主力製品をガツンと持っていってやれば、

「あ、こんにちは－。あれ、ダイワの○○じゃないですか－。いやー、遠くからみても君だけは光って見えたんだよねー。後光ってヤツ？今日はプレッソシリーズ揃えてあるから何でも使ってね。」

と丁寧な扱いを受けられるでしょう。（あくまでも私の憶測です）

やはりダイワです。

しかしフィッシングショーで貰ったダイワのカタログを見ていると、何が何だかわかりません。

「月下美人」というリールの名前に惹かれたぐらいでした。

まずはカテゴリー。

海用の物か、淡水用のものか。

使用頻度の高いのは「淡水用」でしょう。

海釣り公園にも最近はよく行くようになりましたが、簡単なサビキオンリーです。

バスかトラウトか。

どちらにしろ私はほとんど管理釣り場にしか行きませんので、バスかトラウトかというよりは管理釣り場（エリア）用のリールを買えば良いのです。

絞られました。

「イプリミ」か「プレッソ」です。

イプリミはネット価格で15000円くらい、プレッソは33000円くらいでした。

「プレッソ欲しい…が高い…！」

こんな釣り初心者にそんな高級リールが必要でしょうか。54円や108円の中古リールでも十分釣れています。

イプリミだってたいそうな代物です。きっと今までの倍はルアーが飛ぶでしょう。

しかしこんなチャンスは滅多にない。清水寺、いや、朝霞ガーデンのルアー専用池に飛び込む気持ちで…。

・・・・・

「師、師匠！！」

「いってらっしゃい・・・。５ｇのスプーンは全然重くない。重くないから。」

さあ！

イプリミか？

プレッソなのか？

果たしてグリーンが購入したリールとは？乞うご期待！！

何を買ったのかはコチラ！！