前回のあらすじ
ものすごい違和感を感じたレジャーパーク笠間のポンド。しかし謎を完全究明した探偵は攻めの攻略に出る!
レジャーパーク笠間は大物しかいない!?デッドオアアライブの勝負を制することができるのか!
おそらく6人が今までにキャストした回数は150回程度。そして2匹釣れて2匹がロックトラウト。
タカ氏の奥さんはさらに大物を一匹バラしています。
ヒットルアーはハイドラムの合着ピンクとヴィンテージイエローでした。
となると…、
自分には釣れなそう…!!
やりました。自分には釣れないということを完全解明しました。
そうとなったらもうやることは決まっています。
フェザージグの使用確認です。
このレジャーパーク笠間では、フェザージグ禁止との記載がホームページにはありません。しかしネット上にフェザージグの禁止情報があったとのことです。
フェザージグを使わなくても釣れるならその情報を鵜呑みにしたって構いません。しかしフェザージグを使わなければボウズの危険が生じてしまった私は確認に行くしか残された道がないのです。
いざ!受付へ!
受付へ着いた私はスタッフさんに訪ねます。
「あのー、フェザージグって使ってもいいんでしょうか?」
するとスタッフさんは言いました。
「フェザージグってなんですか?」
な、なにぃーっ!!
なんというカウンター!まさかその返しが来るとは思っていなかった。
しかしチャンスとも言えます。スタッフさんがフェザージグを知らないのなら簡単に「ああいいですよ。」と言ってくれるかもしれない。言質を取ったら最後、私の血のフェザー祭が開幕するのです。
「フェザージグは毛のルアーですよ。」
と私が説明すると、スタッフさんは即座に、
「あー、それは駄目ですね。」
・・・!!
完全敗北を喫しました。私の心の中の「フェザージグ若い衆」達は残念そうに太鼓を片付け始めました。
5号池に戻るとまたロックトラウトが登場。今度はタカ氏です。
またもハイドラムのヴィンテージイエロー。やはり「持つ者と持たざるもの」がハッキリと別れましたね。
手がない!ハイドラムの色違いを投げても全く反応がありません。ハイドラムの合着ピンクとヴィンテージイエローが釣れている時にハイドラムナノのミントポタージュとスターバーニングシャッドを投げるなんてイソメが爆釣している時にオキアミをつけるようなものです。
釣れる…!
釣れる…!
釣れるぅーーーっ!!
なんということでしょう。間に近くにあるラーメン屋「あぷりこっと」を挟んでの爆釣です。
釣れていないのは私のみ。しかしユッケ兄から耳寄り情報が…!
「ウッサで釣れましたよ。」
そんなもん持ってねぇーーーっ!!
ロデオクラフトのウッサなんて上級なもの私が持っているはずはありません。あんな動きで釣ろうとするなんて一部のブルジョワジー層しかできません。
私はロックトラウトを釣るのを諦めて3号池に来ました。
もはやロックトラウトなどどうでもいい。「魚」さえ釣れれば良いのです。
もう後半。私の輝かしい「連続魚を釣った記録」が途絶えようとしています。
「ボウズなんて管釣り初心者が食らうもの」なんて思っていた私が、文字通り管釣り初心者の称号を改めて獲得しようとしているのです。
くそぉっ!くそぉーーっ!カカロットぉぉぉーーーっ!
秘技!カラコン流し…!
カラコンを3号池の流れ込みに漂わせます。
全神経を集中。誰もいない3号池でレギュラー鱒を狙う漢の闘いです。
・・・・・
来た!
ヒット!やりました!何とかボウズを逃れたぁーーーっ!
これはどう見てもヒイラギですよね?とりあえず「魚」を釣ることに成功しました。
くうっ!くぅーーーっ!
涙の逆転勝利。見事ヒイラギをゲットしてボウズを免れました。
5号池に戻るとさらにロックトラウトの追加が。
しかし良いのです。みんなはロックトラウトにうつつを抜かしている間に私は漢の勝負に見事勝利してきたのですから。
恐ろしい…。レジャーパーク笠間はロックトラウトオンパレードの釣り場でした。
ただしチャレンジしたい方はハイドラムの合着ピンクとヴィンテージイエローを持参したほうが良いでしょう。
私のようにヒイラギに全てを賭けることになりますからね…。
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