アメリカザリガニを食べるためのポイントとは
前回のあらすじ
田んぼに生息する生き物を片っ端から捕獲したグリーン。アメリカザリガニを食すという新たなチャレンジを試みる!
ホウネンエビを求めて夏の田んぼに出陣!未知の生き物との遭遇…!
アメリカザリガニはどっからどう見ても美味しそうですよね。
あの筋肉。硬い殻。エビとカニのいいとこ取りをしているアメリカザリガニは食通の憧れですね。
それではそのアメリカザリガニを食し、涙する。その過程を赤裸々に公開したいと思います。
アメリカザリガニ料理の材料
まずは材料。アメリカザリガニです。
お近くの水辺で勝手に取ってきちゃってください。
田んぼ系の水辺で取れるものはキレイな個体だと思います。ヘドロではなく良質な泥ですからね。
料理酒に漬け込んで眠らせる
まずはザリガニを料理酒に漬け込みます。
そしてシェイク。酒を体全体に行き渡らせて朦朧とさせます。
しかししぶとい…!10分は経過しただろうにまだまだ千鳥足でタッパー内を闊歩しています。
20分位漬け込んだところで殉職。アメリカザリガニ達は料理される覚悟を決めました。
アメリカザリガニをしっかりと茹でる
お湯を沸騰させ、しっかりと洗ったアメリカザリガニを塩ゆでにします。火を通すとすぐに殻が真っ赤になりますがすぐには上げない。身の中までしっかりと火を通して寄生虫を殺します。
しっかりと茹で上がりました。
真っ赤に茹で上がったアメリカザリガニを見るとすぐにかぶりつきたくなりますが、ここは我慢。
今回は身だけを食べることとしましょう。
アメリカザリガニを食すための一番のポイントは「背わた」を取る!
さすがはアメリカザリガニ。エビの殻を剥くのとは訳が違います。殻が硬いので指を切らないよう注意しましょう。
そして今回一番のポイント、「背わたをしっかり取る」です。これをやっておかないと臭みは完全には取れません。
エビの背わた取りと同様、背中を少し向けば黒い(白い場合もあります)管のようなものが見えますのでそれをしっかり剥がしておきましょう。
これで下ごしらえは完了。後は好きなように調理しましょう。
5匹分のアメリカザリガニでこれだけの身しか取れませんでした。命のありがたさに感謝しましょう。感謝の気持ちが強すぎる方は全身を食べてあげましょう。
かなりビビっていますのでガーリックをふんだんに使います。まずはオリーブオイルでガーリックを炒めることとしましょう。
そしてアメリカザリガニを投入!
すでに下茹でしてあるので焦げ目をつける程度で良いと思います。ビビっているのでオイスターソースを加えました。
完成。
アメリカザリガニのオイスターガーリック炒め、略して「ザリガーリック」です。
アメリカザリガニを実際に食べてみる!
さあ、食べてみましょう。アメリカザリガニの肉とやらを!
し、しまったぁーっ!味が濃すぎる!
ビビって味を濃くし過ぎました。アメリカザリガニはただのエビ。硬めのエビという感じで全く臭みなど感じません。
むしろもっと欲しい…!4人家族なら30匹くらいは欲しいところですね。やはりあの筋肉の食感は最高。北欧で高級食材と呼ばれている所以でしょう。
ザリチリ、ザリフライと何でもござれ。完全に食材として成立するレベルでしょう。背わたさえ取ればある程度の水質のところでは全然食用としてイケるのではないでしょうか。
ザリガニ不審によりあまりにも濃い味付けにしてしまった自分を悔います。塩オンリーでも十分食せるレベルの食材だと思います。
茹でる時点でしっかりと時間を取っておけば、あとは簡単調理が可能。大量に作っておけば「あ、冷凍庫にアメザリあったでしょ?」のライフスタイルの成立です。
さあ、信じるか信じないかはアナタ次第。アメザリ生活でハイソな北欧生活を目指せ!
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コメント
グリーン様
いやはや本当にただのエビですね!
うちの息子にも画像を見せたら『ちょっと食べてみたい』と言い出しましたから。
これはクリアウォーターザリガニポイントを探しておかねばなりませんね。
でも、始めての食材は味付けを濃くしがちですよね(笑)
RGのネタで出そうなあるあるですね。次回は極力味付けを薄くしたいと思います。
しかし少なすぎたので10匹は持ち帰りたいですね。大きいタンクを買う必要があります!
グリーン様
ザリガニ、調理すると物凄い小さいですね・・・。
やっぱりバケツ一杯ぐらい採らないとダメですね。
しかし、うちの近所はザリガニを食材利用出来るほど採れる所が無いです・・・。
ザリガニポイントを開拓しないと!
巨大なザリガニがやっとエビチリのエビになるぐらいでした。中国の4000年の料理が手軽に出来ます。アメリカと中国の軋轢もこのアメリカザリガニ料理が繋いでくれれば良いのですが…。
貧乏釣り部にいつか入部を夢見るおじさんです。こんばんは。
連休最終日に「おくとねフィッシングパーク」行ったら、撃沈したのわ内緒です。
さて久々に見に来たら、ザリガニの記事が!!
怖い事態にならないうちに、進言しておきましょう。
田んぼの水路のザリガニは、注意です。
3年くらい前に郊外の田んぼ水路で獲れたザリガニを、ザメリケーヌソースパスタにして食べました。おそるおそる。
非常に美味しかったのですが、ふた口位食べて、今まで感じたことのない違和感、気持ち悪さ、目眩を感じ、水をたくさん飲んで、胃の中をなるべく出しました。
おそらくは、比較的強い虫等もイチコロの農薬です。
虫も生きていられない農薬濃度の水でも、当たり前の様に繁殖までするアメリカザリガニ。
田んぼの水路に生息するザリガニを食するのは、気をつけてくださいね。
頭、殻までエキスを抽出するアメリケーヌソースなので、死ぬところでした。
尻尾の身だけ食べる分には、大丈夫だとは思いますが(;´∀︎`)・・ァハハハ・・ハハ・・ハ・・
な、なんと!まさか「綺麗な女は美人局」の法則がザリガニ界にもまかり通るとは…!
確かに、異様に綺麗な水は逆に怪しいですよね。まあ私のビビリ、「兎」の才能が身のみを食べるというセーフティーな食法を貫きましたが…!
宮◯庁管轄の某鴨場手前で獲れたザリガニは、ザメリケーヌソースでも全く体調に異変は無かったのを付け加えておきます。馬鹿みたいに獲れますよ。内緒ですけど(笑)
やはり鴨狩りと同時にアメリカザリガニ狩りを楽しまれた由緒ある場所なのでしょう。
しかし国から捕獲されないよう気を付けないといけませんね!