37.5℃以上の高熱が続いた母。その後熱は上がったり下がったりを繰り返して一週間となりました。
実録!コロナ症状が家族に現れたらどう対応する?【病院に電話すると…】
かかりつけの病院からは「抗がん剤投与の予定日に来てください」とのこと。しかし母は一人では病院に行けません。誰かが車に乗せていかなければならないのです。
そんな症状が出ている人間をタクシーが乗せてくれるはずはありませんからね。コロナ症状を隠してタクシーに乗れば後々トラブルとなるかもしれません。
となると家族が車に乗せて行くのが当然。しかし私は病院と高齢者のいる家庭に訪問する予定が入っていました。
コロナウイルス感染疑いのある人間と車内にいたとなると、社会からは「コロナかもしれない症候群」というレッテルが貼られるのは当然。しかも現在病院は一般の面会謝絶中。その中でコロナかもしれない症候群となった私が立ち入るのは許されないと思います。
困った…。「家族にコロナウイルス症状の者がいる」という状況はかなり困るということを実感しました。
しかもその疑いは一ヶ月は続きますからね。「かもしれない」という非常に不安定な状況が一ヶ月続くと仕事もままならない。外出するのも社会的には咎められることとなるでしょう。
病院としてはそういった状況となることなどを考慮してくれているのか。とりあえずどういった考えで熱があり抗がん剤の投与が難しくても受診させるということとなったのかを聞いてみたく、病院に電話しました。
すると…、
「本人でないとお答えできません。」
まあ…、そうですね。いくらコロナウイルス蔓延の時期とは言っても家族からの質問などにいちいち答えていたらキリがありません。医療崩壊は小さなところから始まるのです。
ということで母本人から問い合わせしてもらうこととしました。
その結果、
「抗がん剤は投与できないが、血液検査やレントゲンなどで肺炎の兆候を見ることができるから」という回答だったとのことです。
なるほど、それなら納得です。しかしそれと同時に母を病院に連れて行かなければならないという使命が確固たるものとなりました。
前回の対策「完全感染リスク対応型送迎」を行ったところで、社会的に認めてくれるわけではありません。「コロナ市民警察」に発見されたら大事です。
そんなことを姉に相談すると、代わりに行ってくれるとのこと。「コロナかもしれない症候群」のレッテルを代わりに貼られてくれると言うのです。
それは申し訳ないが、大変ありがたい。アルカリ電解水を渡し、母の送迎をお願いすることとしました。
そして受診後、姉は病院内には立ち入らなかったため直接聞いたわけではありませんが、母からは「先生からは血液検査とレントゲン検査の結果問題なしと言われた」とのこと。抗がん剤治療者に多く見られる発熱の長期化ではないかと言われたとのことなのです。
安心。とりあえず安心です。
今回の安心は2面に渡ります。一つは当然母に肺炎症状が見られなかったということ。もう一つは病院からのお墨付きをもらえたことで社会的に「コロナかもしれない症候群」とみなされることを回避できたことです。
PCR検査などは行わなかったので、コロナウイルスに感染しているか否かが確定的になったわけではありません。しかし病院のお墨付きをもらったということは社会的なコロナ疑いを回避できたと言えます。
「社会的コロナ疑い」は人間を社会参加不能にさせるという驚異のレッテルです。直接コロナウイルスに感染しなくても多大な影響を受けてしまうというのが恐ろしいですね。
その後は母の熱も下がり、現在は落ち着きを見せています。皆様もご家族やご親族の誰もがコロナウイルスに感染しないようお気を付けください。
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コメント
ありがとうございます!しかしまさか世界の貧困釣り師がそんなにいたとは…。しかも日本が3割を占めていますね。
お母さまの件、勝手ながら心配しておりました。落ち着いたようで何よりです!家族に発熱者がいるとなると、さすがに緊迫感が違いますね。
病院も人や物資や病室が不足していて100%の対応がなかなかできないようですが、患者さんも病院もお互い様の精神で、うまく乗り切れると良いですよね。
気楽に釣りができる日を夢見てなんとか耐えましょう…!
ありがとうございます!むしろ余計なご心配をおかけして申し訳ございませんでした…!とりあえず今は平和です。「わが家にコロナがやってきた!」はかなり壮大なストーリーとなってしまいますから驚異です…!