子供の金銭感覚。身に付けるのはなかなか難しいものですね。
自分もそうだったのですが、子供は金が無尽蔵に湧き出てくるものだと思っているフシがあります。それも親から。
親になって初めて分かることですが、金についてはかなり近いところに限界はあります。
いっそ破産して現実を知らしめてやりましょうか。
いや、それはできる限り避けたい。まずは子供の金銭感覚を試してみましょう。
うちの嫁が夜PTAの飲み会があるということなので、そんなチャンスを活かし、子供を連れてコンビニへ。
かつて貰ったQUOカードが余っていたので子供2人に1000円分のカードを渡してセブンイレブンで好きな物を買わせてみました。
指令は二つ。
①晩ご飯を必ず含めること。
②1000円を超えないこと。
それ以外は口出ししたいけど口出ししません。ぐっと我慢しました。
さあ、どんな買い物をしたのでしょうか?まずは、10歳の息子から。
2リットルの飲むヨーグルトをあきらめて無難な選択。しかし裏技を使ってきました。
「家にあるパックの赤飯を食べる」と。
やられましたね。これでご飯以外の幅を増やすファインプレーです。
画像には入っていませんが内緒でゴディバのチョコーレートを買っていました。お母さんに内緒でプレゼントするとのこと。まあ私のお金なんですが。
次は5歳の娘です。
・・・・・
限界までお菓子で攻めてきました。
スイートポテトがご飯に入るのかお菓子に入るのかは判断に迷いますがかなりジャンクなセットです。口を挟みたくなりました。
しかし滅多にある機会ではないので我慢しましょう。
しかも2人とも余裕の1000円オーバーを見せたため、レジの後ろで待機していた私は追加料金を支払うためだけにかり出されます。
私の1番の目的である「金銭感覚を養う」といった目論見は子供達にはどこ吹く風。
「普段買えない物を買えたから良かった」という感想のみを残して終了しました。
しかしなかなか面白かったため、皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか?
ところで管釣りって高いですよね。
普通に支払ってはいるけど結構高いというのは知っています。私だって馬鹿な金持ちではありませんから。
馬鹿な貧乏です。
例えば1日券4500円。せめて大物1匹を持ち帰らなければ頭を丸刈りにして懺悔しなくてはならないほどの損害を家庭にもたらすことは分かっています。
それだけじゃない。高速道路料金やガソリン等の費用も加算されますからね。
あまつさえイワナセンターのように追加料金が発生して5000円以上支払わなければならなくなったこともありますからね。
イワナセンターで天国と地獄!厳しい持ち帰り制限に貧乏人は完膚なきまでに叩きつぶされる!
帰り道は地獄。テンションが下がりすぎて自分の器の小ささを再認識します。
「な、なんで持ち帰るなんて言うんだよ!帰りのお土産は無しだからな!」
なんて子供に向かって毒づくのです。もはやミクロ。ミクロハートのアラフォーが登場します。
ここは一つ、管釣りで金銭感覚を養ってみてはいかがでしょうか?
1日券の子供料金が3000円だったとしたら。
元を取れるかどうかを子供に委ねてみるのです。
そうですね、ニジマスは1匹200円としましょうか。もちろんレギュラーサイズですが。
ヤマメとイワナは400円。ブラウンのレギュラーサイズは250円です。
50cmオーバーは2000円としましょう。ヤシオマス等のブランドサーモンならば4000円はつきますね。
これを子供に計算させながら釣りをさせる。(もちろん持ち帰り制限がない釣り場でですが)
最後に元を取れた=漁師。取れなかった=甲斐性なし。と認定してやるのです。
釣りを通して社会の厳しさを教える。教育評論家が聞いたら「釣育」ジャンルを叩き潰されそうですね。
さあ、やってみて損はないぞ!「甲斐性なし」という言葉を覚えられるからな!
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コメント
グリーン様
管釣りは大物一本釣れてギリギリ元が取れる感じですね。
ならやま沼漁場みたいに「ヤシオマス何本でも持って帰って良いぜー、ハッハー!」みたいな所だとかなり儲かりますけどね…。
まあ、元が取れない時の方が多いですが・・・。
子ども連れて行ったら甲斐性無しパターンになること請け合いですな…。
子供価格なら結構いけますよ!まあうちの子はオーバーして家計に大打撃を与えましたがね…
先日の〇〇湖ではリリース専門ポンドだったため何も持ち帰れませんでしたが…
まぁ客にホイホイ元取られてたら釣り場潰れちゃいますからね…
ごく一部の人が勝って、大多数はそれなり そして敗北者とボウズマンがいてこそ成り立ってるのかと
どうせなら勝者になれるよう精進したい所ですね…