先日、家に帰ると息子が玄関に来て言いました。
「ディズニーランドのチケットもらったよ!」
ディズニーのチケット?どこでもらった?ドン〇ホーテのUFOキャッチャーで取れたのか?
話を聞くと、なんと息子の通っている学習塾の作文コンクールで最優秀賞をとったとか!その賞品なんだそうです。
な、なにぃ!!しかも4・5・6年生総勢100名以上の中での最優秀賞だとか。そんな激戦を勝ち抜くほどの文才がお前にはあったのか!?ありえへん!ありえへん世界や!
今回はその作品を惜しげも無く披露します。
「自慢か?」
当たり前です。
だってこの先二度とあるか分からない息子の一世一代の晴れ舞台。家族だけに収めるなんてもったいないではありませんか。
全世界に我が不肖の息子の最も輝ける刻を発信してしまおうではありませんか!
(以下、原文ママ)
【ぼくの宝物】
「夏休み前に整理したら。」
と母に言われ小さいころに使っていた百台以上のミニカーを目の前にして考えた。
「もう遊ばないけど、どうしよう。」
全く整理が進まない。一台一台手に取って見るほど、思い出がよみがえり手が止まる。
おじさんがお土産にプレゼントしてくれた白バイ。
祖母が習い事のごほうびで買ってくれたキャンピングカーやブルドーザー。
テストや発表会のがんばった賞で父や母がたく山プレゼントしてくれた。
床にほっぺをつけて、ミニカーと同じ高さになって、遊んだし、一台一台、どうやって遊んだかまで思い出す。
「よしきめた。ミニカーの整理もがんばる。」
一台ずつにつまった、宝の記憶は、ぼくが大人になるころには、もっともっと宝物になると思った。
大切にぼくを可愛がってくれた人たちも宝もの。
最後に、父と母は、いつもぼくに言ってくれる。
「ぼくの事が宝物と。」
その言葉をパワーでいつも、ぼくは、がんばれる。
大人になったら、父と母やおせわになった人を宝船にのせてあげられるように、これからも目標を持ち、がんばる。
おわり
どうです?「なんだ、大したことないな。」なんて思った方、
あなたは修羅です。
良いではありませんか。今自分を泥船に乗せている親を「宝船」に乗せてやろうなんて気概のある息子を褒めてやろうではありませんか。
私は息子に言いました。
「すごいなー。うん、これなら釣行記も書けるな。」
修羅は私でした。
読者の方にまで寄稿というお恵みをいただいている上、小4の息子にまで記事を書いてもらおうとしている。そこまで、そこまでやるのか五時レンジャー!
というわけで、今後は息子に釣行記を書かせてみるという新たな試みにもチャレンジしてみたいと思います。小4が釣行記を書くとどうなるのか?お楽しみに!!
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コメント
こういう系はダメです。
通勤電車で普通に泣きました。
こういう子供に育つよう私も子育て頑張りたいと思います笑
息子さんの釣行紀期待してます!!
泣いてくれましたか。貧乏な一家のために!
親としては早く泥船から普通の船に乗せてやりたいですね。どうやって泥船から乗り換えるのかは知りませんが…
素晴らしい息子さんです。文章もさることながら、心が美しい。
ウチの小4女子は「朝起きて、ご飯食べて、寝た」とハ○ヤのCM並みの文章力とやる気の無さ……
中3坊主においては、語るのもお恥ずかしい……
いや、学校で書くのはそのようなものですよ。今回は恐らくディズニーチケットがもらえるということで必死で書いたのでしょう…
釣行記のハードルが上がりましたね!
おはようございます。
素晴らしいですね。朝から気持ちよくなりました。息子さんにブログを奪われてしまうかも知れませんね(笑)。
しかしこのブログの記事は少なくとも1000文字以上。原稿用紙二枚半です。そんな長文小4に書けるわけがありませんね。安泰です。
グリーン様
小4でこれだけの文章構成力…。これはコンクール最優秀賞になりますわ…。
結構文章読んでいないとこういう文章書けないですよね。
さすが、人気ブロガーの息子!と言ったところでしょうか。
ウチの娘もこういう作文書いて欲しいなぁ、4年生ぐらいになったらと想像します。
ま…まだ5歳なので、ちょっと先の話ですが。
5歳ならこのブログを見せないことをオススメします。くだらない文章を書き出したら困りものですからね。
うちの子はさくらももこさんのエッセイをよく読んでましたね。あれはお笑い文章の最高傑作ですからね!
素晴らしいですね。感動しました。
さすが、最優秀賞です。
うちの息子に爪の垢をわけて欲しい位です。
息子さんの、釣行記楽しみです。
ディズニーランドのチケット並みのご褒美が必要ですね…w