中学生時代に牛久沼へは数回釣りに行っていました。
電車での旅ですが、最寄り駅から牛久沼までは徒歩でかなりの道のりです。
ましてや早朝なのであたりは真っ暗。少し怖さも感じてしまいます。
今回はそんな牛久沼での恐怖の体験談です。
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ようやく牛久沼にたどり着いた私グリーン、チャンM、イエロー、マクレガーTの4人ですが、さすがバイタリティあふれるチャンM、すぐにルアーを投げ始めました。
しかも投げているのはバズベイトです。
チャンMを除く3人はバズベイトなんて持っていません。スピナーベイトでさえ釣れたことがないのに、さらにやかましいバズベイトなんて魚が食ってくるわけないと思っていたのです。
そんなバズベイトでいきなりヒット!さすがチャンM、みんなのヒーローです。
いまは海洋学校を出て、船員として世界を股にかけている「反逆のカリスマ」チャンMですが、当時からみんなの予想を覆す勇気ある行動をとってみんなを驚かせていました。
そして今回もその勇気ある行動でみんなを栄光へと導いていくのでした。
その他の3人は釣り開始30分で飽きています。
釣れていないからというよりかは「釣れる気がしないから」です。
チャンMが釣れているのも「どうせチャンMだから釣れるんだ」と諦めモードです。
ところで初めから4人は気付いていましたが、その釣り場には一台の白い軽トラが停まっていました。
荷台には積み荷を覆う黒いカバーがかかっています。
そこで釣りに飽きてしまったイエローは軽トラに近づいていきます。
イエロー「何かあるかな・・・」
マクレガーT「やめろよ・・・」
正義感の強いマクレガーTが制止するも、イエローはカバーの中に手を入れます。
すると、すぐにイエローは無言でこちらに走ってきました。
イエロー「人が乗ってる・・・」
3人「えぇーーっ!」
軽トラの荷台の中に人がいるというのです。
イエロー「寝てるのかな・・・?死んでるんじゃないか?」
グリーン「死んでるわけないだろ。」
おそらく農家のおじいちゃんが仮眠でもとっているのでしょう。
イエロー「だってこれだけやかましく釣りしてるのに起きないわけないだろ?仮眠とるなら運転席か助手席で寝ないか?」
確かに一理あります。
あえて真っ黒いカバーをかぶって寝るというのは何だか不自然です。
3人がどうでもいい推理を始め、どうしようかとあわあわとしているさなか、チャンMが名乗り出ました。
「俺が確かめてくる。」
3人「・・・チャ、チャンMゥ!」
生死不明の人間を発見してしまったカルテット。
事件性が高まる中、名探偵チャンMが独自の推理を展開していく。
そして眠りの小五郎は語る。「計画的殺人事件」の真相を・・・
次回、五時レンジャー貧乏釣り部!「牛久沼で死体を発見!?チャンMの塩対応とは・・・」
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